新型コロナウイルスの関係のためか、自転車ショップでは全国的にスポーツ自転車が売れているとか。
これを機にスポーツ自転車の良さが広まるといいですね~!
ロードバイクなどのスポーツ自転車は何万円もする高額商品ですが、乗らないとその良さがわからないという難しい乗り物です。
ドロップハンドルという見た目だけが注目されがちですが、本当の良さは精密な部品が集合することで生まれるとてもスムーズに走れる走行性能にあります。
ただひと漕ぎしただけでわかるとまで言われます。
ママチャリもそれはそれで面白いものですが、低コストや耐久性を重視するため、軽快感やスムーズさはかなり損なわれてしまっています。
踏んでも踏んでも、かなりの力が逃げていってしまうんですね。
しかしコストが高く耐久性を少し犠牲にしたスポーツ自転車は、踏めば応えるそのレスポンスがとても楽しい!
ほんの僅かな操作が瞬時に反映される、自分と自転車の一体感!!
ま、そんなわけで周りでもスポーツ自転車を始めるひとが増えてきているので、せっかくなので必要な用品をまとめてみました~!!
最低限、必要なもの
ヘルメット
スポーツ自転車に乗るならまずはヘルメットからですね!
ヘルメット・サングラス・グローブは安全装備の3種の神器と言っても過言ではありません。
日本メーカーのOGK KABUTOの中で最も安いのがRECT。
もともとカラーリングはたいしたものはなかったはずなんですが、いつのまにかなんかカッコよくなってるΣ(゚д゚lll)
ちなみにヘルメット選びは、最初はお店でチェックできればベストです。
ヘルメットがゆるかったりキツかったりすると、走っている最中に集中できなくて安全性に関わるからです・・・。
ただオートバイ用ヘルメットと違って、被ったあとに調節バンドで締め上げる構造になっているので、そこまでシビアじゃない気がします。
OGK KABUTO(オージーケーカブト) ヘルメット VITT (ヴィット) カラー:マットパールホワイト サイズ:S/M 頭囲:(55-58cm)
- 発売日: 2019/12/20
- メディア: スポーツ用品
メガネユーザーの間で気になっている人も多い、バイザー付きヘルメット。
普段のメガネのまま使えるのが利点で、風が目に入りにくいのもポイントが高いとか。
難点は、汗を拭くためにメガネを外すにはまずバイザーを外さないといけないトコロw
まあ自転車乗ってる最中にメガネ外すことはないので、あんまり関係ないですけどね。
サングラス
長時間にわたって紫外線を受けると、目に良くないと言われています。
日本人は外国人より紫外線に強いらしいですが、それでも守るにこしたことはないですね。
裸眼では硬い虫やクルマの跳ね石が目に飛び込んでくるかもしれませんし。
暗い感じがヤダ!って人には、紫外線は避けるけどクリアなサングラスもあるみたいですよ。
私は、明るさに合わせて濃度が変化する調光レンズを使っています。
レビューはコチラから!
グローブ
グローブは、万が一の際に手を保護するために必要です。
転んだときなどは地面に手を付きますからね。
また手のひらのクッションが大事で、長時間の乗車で手のしびれを軽減してくれます。
グローブ選びでは、手のひらのクッションに注目すると良いでしょう。
個人的超オススメはフルフィンガーグローブ!
この商品は私が使っているやつと同じです。
夏でも日焼け対策のためにフルフィンガーがオススメです。
フルフィンガーですが、手の甲はかなり薄手の生地になっていますから通気性はバツグンです。
さらに、手首のところにマジックテープがないのがイイ!
伸縮性がある生地なので、着脱の際にビリビリやる必要がなく、シュッと付け外しができます。
販売されているグローブのほとんどは手首のところがマジックテープなので、やりづらいんですよね~!!
中華製アイテムは販売終了になるのも速いから、いまのうちに予備を買い足しておいたほうがいいか、ちと迷います・・・。
仏式バルブ用の空気入れ
ロードバイクにしてもクロスバイクにしても、スポーツバイクの空気入れは普通と違います。
まあそのへんは自転車ショップの人から説明があるはずですけどね(;´∀`)
上記のブリヂストンの空気入れは、メーターが上の方に付いているのが良いとレビューで書いてあったのが気になりました。
私が使っているのは米式→仏式の変換アダプターを使わないといけないタイプのフロアポンプで、ヒジョーにめんどうです(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
よくわからずに買ってしまったので、失敗したー!
使えないわけじゃないので、そのまま使ってますけどw
ライト類
夜間走行は頼りないものの、日中のトンネルや暗がりでは必要十分な性能です。
点灯モードの切り替えがかなりやりやすく、
消灯からワンクリックで点灯してクリックごとに暗くなり、
消灯からツークリックで点滅になりクリックごとに点滅が変化し、
点灯/点滅した状態でクリックするといきなり消灯します。
これが非常に便利で、ワンクリックだけで消灯できるのが非常に素晴らしい!
最長30時間点滅の、USB充電式です。
ちと値段が高いですが、コレを買っておけば間違いないですね。
天下のキャットアイですし。
ちなみに私は日中でもテールライトは常に点滅させています。
何があるかわかりませんからね。
また、暗がりだとか住宅が多い場所ではヘッドライトを点滅させています。
ライト類のレビューについてはコチラ
できればあったほうが良いシリーズ
携帯工具
チェーン切りまで付いていて便利です。
え?チェーン切りなんて使い方がわからないって?
いえいえ違うんです、これは持っている人が使うとは限りません。
運が良ければ通りかかった人や一緒に走っている人に助けてもらえます!
ついでにコネクティングピンも携帯しておくと、切ったチェーンをつなぐのに使えます。
11速や10速などによって違うので要注意。
携帯用ポンプ
例のポンプ
と言っておけば通じてしまうくらい名の知れた携帯ポンプです。
ロードバイクに乗り始めると誰もが悩み、何本も買ってしまう携帯ポンプ。
極稀にパンクしたときぐらいしか使わないくせに、何本も買ってあーでもないこーでもないと悩んでしまいますw
挙句の果てにはポンプを投げ捨ててCO2ボンベにすがりつくも、替えチューブをはさみこんだままボンベを開放して爆発させてしまい、再び携帯ポンプに戻ってくるという、なかなかの沼です。
しかし、例のポンプさえ買っておけばすべては万事解決すると言っても過言ではありません。
例のポンプについてはコチラ↓
パンク修理の関係
パッチはいろいろありますが、個人的にはこのパークツールのスーパーパッチが良かったですね。
シールみたいになっていて、糊を塗る必要がないので楽でした。
応急処置なのか?と思いきや、その後しばらくそのままですがなんら問題ないです。
修理するためにタイヤを外す、タイヤレバーもあったほうが良いです。
他には交換用のチューブが必要ですね。
サイクリング中にパンクしたからと言って、その場で穴を塞ぐのは時間がかかります。
しかし交換用のチューブを持っていれば、チューブだけサクッと交換して走り出せます。
チューブはタイヤサイズによって違いますし、ホイールの仕様によってバルブの長さが異なります。
自転車を買ったばかりなら、交換用チューブに限ってはまず自転車屋で買うのがオススメです。
それらを入れる、ツールケース
こちらもなかなかの沼。
あーでもないこーでもないと、いろいろ試すハメに・・・。
私は今は、SHIMANOのプラスチックのツールボトルを使っています。
コチラで比較記事を書いています!
その他
ウェア類
ロードバイク用のウェアと言えばサイクルジャージ。
ピチッとしたジャージにピチッとしたレーパンというのが一般的な認識だと思います。
最初はものすごく抵抗がありますが、身体が鍛えられてきて、見た目も慣れてくるとむしろピチッとしていたほうがカッコいい!って思うようになります。
が、最初はやっぱ抵抗ありますよねw
私は、日焼け防止のために長袖ジャージとロングタイツを愛用しています。
実はサイクルジャージにもルーズフィットみたいなものがあって、ややゆるめに着る設計のものも多く発売されています。
パンツはピチッとしていないと意味ないですが、その上から薄い生地で伸縮性のあるサイクリング用ハーフパンツも世の中にはあります。
とは言え最初からサイクルジャージだのなんだの揃えていたらキリがないので、まずはお尻が痛くならないようにレーパンだけ買って、その上から速乾性のシャツやハーフパンツを着用するのがいいんじゃないかなと思います。
ビンディングシューズ
弱虫ペダルでは2倍の力でペダリングできる、なんて書かれているビンディングペダル。
個人的には、ペダルから足を踏み外さない安全装置だと思ってます。
高速でペダルを回したり、ダンシングとシッティングをこまめに切り替えたり、段差で衝撃を受けたりした時に、足を踏み外して転倒する危険があるからです。
ビンディングを導入しようか悩むなら、早いうちにSPD-SLペダルにしちゃっても良いんじゃないか、と思いますね!
ビンディングシューズは歩きにくいとか問題はありますが、慣れれば別に問題ないです。
走り始めたばかりのころは、立ちごけには特に注意が必要ですが(;´∀`)
まとめ
まずは安全な装備を、そして次に快適なアイテムを、というところですね!
ウェア類も、ジャージなどは1万5千円くらいからかなり良いモノになってきます。
着心地が段違いなんですよ!
一度良いウェアを着てしまうと、もう元には戻れません。
特にパンツ。
安いパンツは本当に微妙で、パッドがゴワゴワしたり、いちいちズリ下がってチンポジを何度も修正しなければならなかったりΣ(゚д゚lll)
ただし、安くて着づらいウェアでも走れないことはありません。
それに最初から高級なものを買っても、しばらく使ってみたら自分の趣味に合わなかったり、サイズ選びが微妙だったりすることもあります。
レースフィット(ぴっちり系)かルーズフィット(カジュアル系)かも、しばらく着てみないとわかりませんからね。
いきなり完璧にしよう!というのはなかなか難しいものです(;´∀`)