👆以前カーボンシートを貼ってみたんですが・・・
暖かい季節になってきてむに~~~と浮いてきてしまいましたわ~~~!
ど畜生が許せませんわ~~~!
やっぱシボ加工されたABS樹脂にカーボンシートを貼るのは無理がありますかねー。
完全に平らか、ゆるーい凸部しかない形状のものしか無理だとわかりました。
じゃ、カーボン買っちゃうか☆(ゝω・)vキャピ
ヤフオクで出品されていた、カーボンサイドカバーとカーボンサイドパネルです。
ZX-25Rは早くもドライカーボンのドレスアップパーツがどんどん出ていますが、この部分のパネルはまだ発売されていません。
じゃあこのパネルはなんなのかというと、インドネシアの職人が純正パネルの上にウェットカーボンを貼ったモノを、個人輸入した人がヤフオクに出品していたものです。
ドライカーボンとウェットカーボンの詳しい違いについてはここで解説しませんが、純正パネルの上に重ね貼りしているのでフィッティングが良かったり悪かったりしますねw
ネジ穴は純正と同じ位置なので安心ですが、貼り付けたカーボンで厚みが増したぶんだけ他のパーツと干渉して組めないことが予想されます。
また予想通り、細かいとこはテキトーです(というか、製法上の問題で精密な部分は再現できない)
それでも現状ではノーマルよりはマシ、ドライカーボン製の製品が発売されていない、と考えるとこれしかないかなーと思って購入してみました。
初心者がウレタンクリア塗装!
まずは足付け
ツヤッツヤのカーボン製品ですが、クリア塗装しないと半年から一年ほどで真っ黄色になってひび割れてバキバキになります。
で、クリア塗装するにはクリア塗料がしっかり密着するように、ヤスリでキズをつける必要があり、それを足付けというわけです。
ただクリア塗装ってすげーーー苦手で、今までちゃんと塗れた試しがありませんw
今回はクルマのボンネットやバンパーなど大きな部品でもないし、そんなにデキのよくない製品なので少しくらいミスってもいいや、と思ってチャレンジしてみることにしました。
さて、こういう複雑な形状は、スポンジヤスリを使います。
番手は800~1000くらいでいいんじゃないでしょうか。
シリコンオフで脱脂
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脱脂もめちゃくちゃ大事ですね!
パーツクリーナーは絶対にダメです。
パーツクリーナーでもプラスチック対応と書いてあるものもありますが、塗装前はやっぱシリコンオフなんですね。
同じように油分を取り除けそうなものですが、匂いが違うんでなんか効果がぜんぜん違うんでしょう🤔
ウチは田舎なので勝手口の裏に吊るして塗装することにしました。
めちゃくちゃ臭いのと、クリアの粒子が飛散するので、周囲には十分注意しましょう。
ウレタンクリアを塗るぞ!
クリア塗料というと一番安いのはラッカークリアですが、あれは塗膜が薄くて剥がれやすいので、クルマやバイクの外装には不向きです。
ウレタンクリアは非常に厚みがあってしかも硬いので、外装に最適です。
ちなみに塗装する日は湿度の低い日を選びましょう!
塗装のプロでも湿度の高い雨の日にクリア塗装をすると、空気中の水分を吸って白く曇ってしまうそうです。
2液を混合して使う仕組みで、取り扱いは普通の缶スプレーとは違います。
缶の底にあるピンを差し込んで、逆さまにして10分ほど放置、と書いてあります。
このピンを押すのは部屋の中でやっても問題ないです。
また混合してしまうと、最長でも12時間以内に使用しないと缶の中で塗料が固まってしまいます。
完成・・・!?
しっかり厚みがあってつやっつやに仕上がった部分もあれば、ビビって薄くなってしまってぼそぼそになってしまった部分があったり😂
いやー難しいな!
これがもっと大きな面積のアッパーカウルとかだったら、悲惨だなー。
今回みたいに小物パーツだからクリアのムラがあっても気づきにくいですがw
やっぱり思っていた以上に垂れるつもりで厚塗りしたほうが良いんじゃないかと。
いっそタレたほうがいいまである。
●2~3回は薄塗りでもいいからじっくり重ねていく
●4回目くらいになったら、思っている以上にゆっくり手を動かして塗る
●ただしスプレーとパーツの距離は20~30cmくらい離して近づけすぎない
みたいな?
まー缶スプレーだし、こんなもんかなとw
組み立て
各種パネルの取り外し
各パネルの取り外しについてはこのへんから~。
最近のバイクは複雑にパネルが組み合わさっているので、外すのがちょっと面倒ですね。
慣れればサクサクですけどね!
並べてみた。
上が自分で一部分だけカーボン貼ったもので、下が今回買ったものです。
純正パネルにカーボン繊維を貼って透明樹脂で固めたものなので、細かいデザインが潰れていたり、エッジがぬる~っと丸まっています。
組め・・・ない!
今回買った「カーボンサイドパネル」と「カーボンサイドカバー」どっちがどっちか忘れましたが、まったく噛み合わなくてネジが締められませんw
なぜかというと、純正パネルの上に樹脂を重ねて厚みが増しているからですねw
どっちかが純正パネルだとしても、ここは削らないと組めないだろうなー。
こういうところも海外の手作業ならではですねw
電動ドリルとリューターでサクサク削ろう
削る相手はそこそこ硬いFRPの樹脂ですから、ヤスリでちまちまやってもらちがあきません。
こういうときは電動工具でガンガン行きましょう。
が、ふつーはクリア塗装の前にやることですw
かなり削り込んで、取り付けできるようにしました!
加工すればポン付けって、ワケ!
完成!
いやーたまらん。
買ってよかった・・・。
もちろん細かく見ると微妙な部分もあるしクリア塗装も完璧じゃないですが、ほとんどわかりません。
今までずっと安っぽい無塗装のABS樹脂だったので、それに比べればぜんぜんいいです。
最初からひび割れしていたり、製造方法の問題でどうしても無理な細かい部分とか、微妙な部分はあります。
削り込まないと組み付けられなかったり、クリア塗装しなければならないとか。
でもまあ、買って良かったー!!!
リアシートの下のカバーは、SPEEDRAのドライカーボンを買ってしまいましたw
こちらはUVカット処理してあるとのことなので、そのまま組みました。
純正の樹脂パネルよりはやや厚みがあって少し歪みもありますが、なんとかそのまま取り付けられました。
UVカット処理っていっても、ぱっと見た感じだとUVカット樹脂を上から塗ったみたいに見えるんですよねー。
なので本当はクリア塗装したほうが良いのかもしれませんが、まあコーティングとかで保護すればいいでしょう!
少なくとも、ドライカーボンをこういった魅せる用途で使用できるようになって、しかも低価格になったわけですから、時代の進歩というのを感じます。
そして次は一番目につくメーターまわりをごっそりカーボンにしたい・・・。
たった3万で買えるんですよねえ。
あとリアインナーフェンダーも欲しい・・・。
ぐぬぬ・・・。