【レビュー】ZX-25R用 SSK スピードラのドライカーボンメーターカバーを取り付けした!

今日から夏休み!

夏休みなので、自由工作をはじめましたw

涼しい午前中のうちにさくっとバイクをバラバラにして、カーボンパーツを取り付けました。

 

SSK スピードラ メーターカバー

今回購入したのはこちら!

メーターカバーと言いますが、クルマで言うとダッシュボードに相当するでしょうか。

メーターの下の全体を覆うカバーです。

ノーマルだとここが樹脂パーツなので、ちょっと安っぽく見えてしまうんですよね。

ものすごく開発費がかかっているバイクなので、どうしても安っぽく見えるところは出てきてしまうものです。

 

逆に言うと、ユーザーがカスタムしてギンギラギンにして楽しむ余地があるんですけどねw

 

このメーカー、なんとドライカーボンなのに艶ありで、しかもUVカット処理済みなのでそのまま使える!!

一般的にドライカーボンというのは本当に炭素繊維と特殊樹脂むきだしで、表面は穴だらけで艶なしのボソボソしたものです。

これは宇宙船や航空機の内側に使うことを目的に開発されたため、見た目などは考慮されていなかったからです。

しかし近年ではこういったドレスアップのために外装に用いることも多くなってきたため、こういった画期的な手法が開発されたのでしょう。

 

ツヤッツヤでもドライカーボンの軽さと強度は変わっていないのがいいですね!

 

ノーマルとの比較

明らかに違います!

まあギラッギラにツヤッツヤなので、走行中に太陽が反射してまぶしいかもしれませんが・・・w

まあヘルメットにサンバイザーがあるので大丈夫です。

 

ドライカーボンのメリットは、何と言ってもFRPよりも薄く、細かく成形できるところですね。

FRPではここまで細かい造形は難しいものです。

またFRPではどうしても厚くなってしまうので、パーツを交換するとそこだけ厚みが増えて段差ができてしまうこともしばしば。

しかしドライカーボンなら薄く、軽く、硬いのがいいですね。

 

まずバイクを分解・・・

メーターの下のパネルを交換するので、カウルぜーーーんぶバラバラにする必要がありました。

まあすっかり慣れたのでそんなに時間はかかりませんでした。

 

ドライカーボンと言ってもFRPと同じ弱点があり、ネジ穴の位置など誤差が出やすいものです。

ABS樹脂など型に樹脂を流して固めるタイプの製法なら、純正パーツとほぼ同じ寸法になるんですけどね。

ドライカーボンは釜に入れて焼くためなのか、微妙に誤差が出て取り付けができない場合があります。

 

今回もネジ穴の位置が1~2mmズレていたり小さかったりしたので、加工して取り付けました。

これがABS樹脂ならぎゅ~っと引っ張るとなんとか取り付けできたりするんですが、ドライカーボンは硬い!ので融通が効かないのも難点ではあります。

しかも硬いので、削るのもちょっと苦労しますw

 

 

ところで、分解中にグロメットをフレームの中に落としてしまいました。

なんとか覗いて見える場所にいたので、ラジペンで引っ張って取り出せました。

カウルをハメるときに変に押し込んでしまったのが原因のようです。

そこでシリコンスプレーを吹いて、カウルがハマりやすくするようにしてみました。

 

完成!

うおーーーカーボンだ!!

かっけー😆

運転してるとこの視点なので、めちゃくちゃ満足度高いですね。

 

初めてだとここまでバラすのほんっとタイヘンですし、加工が必要だから気軽に大手ショップに取り付け依頼もしづらいパーツで、しかも4万円近くするのでほんと悩みの多いパーツです。

私はバラしは慣れてしまいましたし、通販の期間限定ポイントがたまたまどっさり溜まったのでえいやっ!と買ってしまいました。

こういうバイクパーツはわりと早めに生産終了してしまうので、今のうちに買えてよかったです!