以前紹介したのがコチラ。
空中にジャンプさせることもできるように作りましたが、ドリルを使ったりしてけっこうたいへんでした。
ドリルを使ったりするのは大変なので、なんとかならないかなと考えていました。
今日は、接着剤だけで作れるドールスタンドを紹介したいと思います😆
【追記】
その後、最初に作ったドールスタンドと、今回のドールスタンドの良いところを合体させたドールスタンドを製作してみました!
用意するもの
オビツ マルチスタンド
自作ドールスタンド界隈で大人気の、オビツ マルチスタンドですw
変換ネジ
三脚側が1/4インチか3/8インチなので、こちらも必要です。
接着剤
接着剤はエポキシ樹脂系接着剤であることが必須です。
よくわからない場合は、上記の接着剤を買うと間違いありません。
2本のチューブを混ぜるだけで固まります。
30分後に固まり始めるので、接着剤を混ぜ合わせたり部品の位置合わせなど、慌てることなくゆっくりできます。
15gセットひとつで問題なく、使う量は5g未満ですから充分に余裕があります。
ドールスタンド製作
全体図
右は、オビツマルチスタンドのアーム部分です。
ベース板は当然使いません。
接着について
マルチスタンドの根本に、3/8インチ→1/4インチ変換ネジを接着します。
行程はとても簡単です。
- 接着剤を混ぜる
- スタンドの関節の穴に流し込む
- 変換ネジを差し込む
- 待つ
まずエポキシ系接着剤を混ぜ合わせます。
2本のチューブからできるだけ同じ量を、いらない紙とかの上で混ぜ合わせます。
混ぜ合わせが雑だと固まらない場合があるので、しっかり練り合わせましょう!
練り合わせたら、紙を円錐状に丸めたものに入れると注入しやすいです。
※ケーキの生クリームを絞るみたいな感じ
マルチスタンドの根本の関節の空洞に、接着剤を流し込みます。
あとから変換ネジを差し込むので、少し余裕を残して流し込みましょう。
気泡が混ざりますが、問題ないです。
流し込んだところに、変換ネジの3/8インチ側を差し込みます。
接着剤が溢れるので、軽く拭き取りながら。
いきなり固まるわけじゃないので、溢れた接着剤を拭ったり、位置を合わせる時間は充分にあります。
キッチンペーパーにアルコールを含ませて拭き取ると、まあまあキレイになります。
あまりゴシゴシするとぐちゃぐちゃになるかもしれないので、ほどほどに😅
関節を強化
パイプとパイプのハメ合う部分は、アロンアルファを垂らして強化します。
※写真の白くガサガサになってるところ
これはやってもやらなくてもOKです。
オビツのマルチスタンドはわりとギスいので、何もしなくてもそこそこ関節の強度があります😅
ハメ合う関節のパイプにアロンアルファを垂らし、ティッシュでゴシゴシ拭き取ります。
少し乾かしたらパイプを差し込んで、グリグリします。
以上です。
垂らしたアロンアルファがうす~い膜になり、関節が少し強くなります。
実用例
なんだか間抜けな格好だな😅
写真のようなミニ三脚だと写真に映り込みにくい反面、やや不安定です。
関節の角度によっても安定感は大きく変わるので、使うのはすこし慣れが必要です。
もちろんパイプを1段減らして使うこともできるでしょう!
パイプが減れば短くなって、安定感がアップしそうです。
オビツのマルチスタンドのマジックハンド?は腰を掴むので意外としっかりしてますが、写真に思いっきり映り込みやすいという難点もあります。
マジックハンドが写真に写り込まないように、腕の角度とか小物で隠してしまうのもひとつの手ですね!
あとからいちいち写真で修正するのはめんどうです。
先程の状態を後ろから撮ると、こうなります。
脚の間にスタンドを配置して、なおかつたまたま草の影になったので、修正はゼロでした。
ラッキー!
アスファルトやコンクリだと、丸見えになってしまいますね😅
また、後日別の場所でも使ってみました。
万能とはいきませんが、使えるシチュエーションはそこそこありそうです。
常に三脚バッグに入れておこうかな😏
ちなみに私は普段からこちらのMSD用ドールスタンドを使用しています。
底がアクリル板なので写真に写りにくく、地面が平らなら本当に重宝します。
棒が細いので脚に隠せたり、写り込んでも修正が容易です。
注文の際に三脚に取り付けられる穴を開けてくれるので、ますます便利!
底がアクリル板のため、地面に少しでも小石が転がっているとすぐガタガタして倒れてしまうのが難点です。