これまで2種類のドールスタンドを自作してきました。
一つはジャンプできるようにフックをつけたもの。
もう一つはオビツのマルチスタンドを三脚に取付できるように改造したもの。
今回は、その2つを複合して作ってみました。
要するに、自作台湾スタンド
やっぱこれが一番良いのかもしれませんねw
使う三脚の種類や、三脚を押さえるウエイトなど工夫をすれば、ドールがもっと前のめりになるようなポーズでも可能です。
それなりに重いものを支えるために作られたこのアームはやはり強度が高いですから、ふにゃふにゃしません。
それでいてある程度自在に曲げられますから、本当によくできてますねえ。
オビツマルチスタンドをしばらく使っていましたが、問題点がありました。
それは関節が弱く角度の保持に問題がある場合があったこと。
まっすぐの棒なので融通がきかない場合があること。
材料
ドールスタンドの元になる材料は上記のとおりです。
また、どっちもクリップのネジがM10 P1.0なのでねじ切タップも必要です。
これを使うためにタップハンドルや、電動ドリルなども必要になってきます。
これを作るためだけにこのタップを買うのはなんだかなあという気もしますが・・・。
まずはメインのアームから
まずはメインのアームを作るために、この記事をご覧ください。
これはその記事内の写真ですが、右のフックのない状態にします。
- どっちもクリップを解体し、アームだけにする
- 1/4-3/8メスメスアダプターにM10 P1.0のネジを切る
- ネジの緩みどめ接着剤を塗布し、アダプターとアームを合体
マジックハンドを接着する
次はこの記事内の接着工程を参考に、オビツマルチスタンドのマジックハンドの部分だけを使います。
このようにマジックハンドの先端部分に、1/4-3/8オスオスアダプターを接着します。
接着剤はこのように、ケーキのクリームをしぼるようなイメージの筒を用意して、マジックハンドの穴に流し込むと良いです。
接着剤を流したところにアダプターを差し込むわけですが、当然接着剤があふれてきます。
あふれた接着剤は消毒用などのアルコールを含ませた綿棒で少しずつ拭うと良いです。
この大量の接着剤はすぐには固まらないので、落ち着いて作業しましょう。
24時間も放置すれば概ね硬化しているはずです。
そうすると、このように完成します!
マジックハンドはメスメスアダプターにねじ込んでいるだけなので、いつでも外したりできます。
例えば今後の改良で、角度を替えたものだとか、別のなにかフックみたいなのに変えることもできるでしょう。
なお、オビツのマジックハンドの先端についている爪は外してしまいました。
あんまり意味ありませんねあれw