【レビュー】my new gear...!👉SLIK スライディングアーム2と、ARTCISE カーボン三脚 CS50C

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ジャンボ!(挨拶)

 

2021年の秋は、週末に晴れることも多くてうれしいですね!

ロードバイク、オートバイ、写真撮影といろいろできて嬉しいです。

仕事の疲れを休めるヒマがないのは嬉しい悲鳴ですw

 

南信州でも最低気温が氷点下になる日もときどきあり、午前中の気温は10度以下とかなり寒くなってきました。

しかし路面が凍結しないかぎりはまだまだ走れます!

寒い時期は温かいコーヒーで休憩するのも楽しみの一つです。

 

新機材でドール撮影

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とある公園にて。

紅葉の木の下でなくても、遠景に色づいた木々が写り込む景色が好きです。

芝も夏の青々とした色から、秋の色に変わっています。

 

 

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撮影の様子。

ここ最近になって、ようやくNDフィルターだのストロボだのを活用しています。

今までだったらレフ板だけでいいや~って感じでしたが、少しずつストロボの良さがわかってくるといろいろな撮影方法を試したくなってきますね。

 

今回もND8を付けて、絞って撮影しました。

焦点距離は50mm相当です。

16:9で上下をカットするか悩みました。

16:9だと相対的にドールが大きく見えるのが好きなんですが、今回は路面の手前のボケや空を広めに入れてみようかと思って4:3にしてみました。

 

SLIK スライディングアーム2

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これが欲しかったんだよ!!

 

スライディングアームとは、通常の三脚の雲台のところに付けて、クレーンのアームのようにして使う機材です。

普通に撮影するだけなら普通の三脚でいいんですが、ドール撮影は超ローアングルになることもあり、普通の三脚では対応できない場合があります。

 

多くの場合はミニ三脚と通常三脚を使い分けるのが一般的ですが、私は構図によって三脚を選択するのがあまり得意ではなく・・・w

どっちつかずになってしまって、何度か三脚を付け替えることもしばしばありました。

しかしこのスライディングアームなら地面スレスレから、普通のポジションからすべて対応できます。

 

 

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さらに魚眼レンズでカメラを下に向けると普通は三脚の脚が写り込んでしまいますが、アームで延長すれば写り込まなくなります。

ただしバランスが悪くなるので倒れないように押さえたほうが良い場合もありますが。

 

 

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ここがすごい!

アームの角度を変える部分は歯が噛み合うようになっていて、角度がタレ下がるのを防止しています。

さらにこの付近のパーツは金属でできているため、やや重い代わりに十分な強度を持っています。

安い三脚は肝心な部分がプラスチックで壊れやすいという弱点があります。

 

 

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アームの全長は50cmです。

三脚の種類にもよりますが、三脚に取り付けた状態でそのまま折りたたむことができます。

収納サイズの無駄が減りますね。

もともとはバラバラで持ち運んで、撮影するときに組み立てようと思っていたので、これはラッキーでした。

三脚のサイズによっては折り畳めないので、雲台部分で取り外す必要があります。

 

ARTCISE カーボン三脚 CS50C

センターポールを省いて超軽量&コンパクトに

 

それに組み合わせたのが、先程の写真にも写っているARTCISEのカーボン三脚です。

雲台を外した状態で約46cmで、スライディングアーム2を付けると合計51cmになり、バイク用のバッグにちょうどぴったり収まるサイズなんです!

最近では2万円で軽量なカーボン三脚が手に入るので、本当にお得になりました。

 

この三脚はセンターポールがないのでエレベーター機能がありません。

でもセンターポールとかエレベーターって、よく考えたら最近使ってなかったんですよね。

たま~に使うこともありますが、重心が高くなってフラフラして危ないこともしばしば。

それならいっそセンターポール、いらなくね?

というわけです。

センターポールがなければそのぶんだけ三脚はコンパクトに折り畳めます。

 

 

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この商品紹介からもわかるとおり、直径が小さいのがポイントです。

雲台を除けばなんと1kgを切る軽さもスゴい。

 

買ってよかったポイント

単体で1kgを切るのに、直径26mmのカーボンパイプはかなり硬い!

脚のロックは感触も良く、スライドも非常にスムーズかつガタがありません。

これはスゴい!

格安のカーボン三脚は脚の出し入れでひっかかりがあって使いにくいなんて聞きますが、まったくそんなことはありません。

 

センターポールがないので、脚を最大に開脚するときもサッとできます。

センターポールがある三脚だと、まずセンターポールを抜いてからじゃないと脚を広げられなくて、これも地味にストレスに感じていた部分だったので改善されて良かったです。

 

しかし難点がいくつか

雲台取り付けネジが3/8インチ一択

たいていの雲台は3/8インチ対応だからいいんですが、たまに1/4インチしかない場合もあるので、ここは1/4も選べるようになっていてほしかった。

 

脚の角度調整のロックにバネがない

脚の根本のロックを引っ張って角度調整をするんですが、自分で戻してやらないといけないのがびみょ~~~にやりづらい。

動きはスムーズで引っかかりも重さもなくなかなかちょうど良い感じになっていますが、ここにバネがついてたら最高なのにな~!!!

 

K&F Concept TM2515T1との違い

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つい最近までK&F Conceptの三脚を使っていました。

しかしこの三脚はアームが0度か90度のどちらかしか選べず、さらにスライディングアーム部分が35cmくらいと短いため、かゆいところに手が届きそうで届かない三脚でした。

撮影スタイルによっては価格の割に良い三脚ですが、私にはあともう一歩でした。

 

 

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直径が段違い!

スライディングアームを付けてもなお、ARTCISEのカーボン三脚(左)のほうが小さくまとまっています。

K&F Concept(右)のほうは構造上どうしても空洞が多く収納サイズに無駄があります。