ジャンボ!
ここんとこパソコンのパーツについて調べていたので2日ほどブログ更新が止まっていました。
パソコンパーツは複雑なので調べ始めるとキリがないですね~!
Lightroomの現像をしたいんだ俺は
いい加減Windows10にしたい
きっかけはWindows7のサポートが終了してしまった話。
Win10が出たばかりの頃はアプリ(古いおじさんはソフトと言うけど)の対応状況や、新しいUI(ユーザーインターフェース)に懐疑的でした。
しかし会社から支給されているWin10のパソコンを使っているうちに慣れてきて、なかなか便利に仕上がってるぞコレ!と買い換え意欲が高まってきました。
なにしろVistaやらWin8やらひどいのを見てきましたから、慎重になるってもんですよ(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
買い換えの用途はLightroom
パソコンを買い換えるには、まず自分が何をしたいかを把握することが大切です。
かつては3DCGゲームなどもしていましたが、今はほとんどがネットで通販サイトや動画サイトを見たり、Kindleでマンガを読んだりしてるだけで、負荷がかかる作業はLightroomとPhotoshopだけです。
以前の記事で、現在のパソコンのスペックを書きました。
4年前に組んだパソコンで、i5 4590Sとメモリ8GB、GTX1050Tiの組み合わせです。
これでも現像は充分できるんですが、書き出しの際にすこーしだけ時間がかかります。
私の使っているOLYMPUS E-M1が1685万画素しかなく、現像する写真も1回あたり5枚やそこらなので、スマホでツイッターを開こうとしてる間に終わってるレベルです。
別に、スペック的にはすぐに買い換えなくてもいいんですよね。
ただ、Win10に変えるならせっかくなので将来デジイチを買い換えて画素数が上がった時に対応できるように、もっといい性能のパソコンにしたいな、というわけです。
LightroomやPhotoshopに必要なスペック
メモリ
最も優先すべきなのはメモリで、最低で16GB、できれば32GB欲しいところです。
なぜならば現像作業中や写真加工中はメインメモリにひたすら画像の加工データが蓄積されていくため、このメモリが足りなくなるとSSDやHDDに空き容量を求めてデータがさまよい、メチャクチャ遅くなります。
ただ、私のカメラのように1685万画素しかないと8GBでもそれほど問題ないんですけどね。
パソコンケースの構造によってはメモリ組み替えはめちゃくちゃめんどくさいので、最初から多めに盛っておくのが吉。
10年前ならいざ知らず、今時はメモリってけっこう安くなっているので、16GBなら1万円以下で32GBでも1.5万円で買えてしまいます。
CPU
CPUは最低でi5クラスで、できればi7クラスが欲しいところ。
CPUは現像後の書き出しに特に差が出るらしいです。
1685万画素でも、第4世代のi5だと書き出し時にちょっと時間かかる気がします。
とは言えi7にすると値段も一気に上がるため、お財布との相談になります。
CPUはパソコンパーツの中で最も高い部品なので、悩みどころなんですよね。
グラフィックボード
Lightroomは2019年についにGPUに対応するようになったそうです。
とは言ってもごく一部の機能に限った話らしく、超高性能なゲーミングGPUを入れたからと言ってたいした恩恵はないそうです。
4k 60Hz出力ができるGTX1050Tiあたりが最も安価ではないかと思います。
そこそこ年季が入り始めているグラフィックボードですが、未だに人気があり新品で購入できるのもポイントです。
それほどまでによくできていて、人気があると言うことですね。
ちょっと省電力なのも魅力です。
パソコンを買うには選択肢が3つある
BTOパソコンを買う
BTOパソコンとは、ある程度好みのパーツを選んだ上で、インストールなど全部してくれて売ってくれるパソコンです。
家電量販店で売っているもののほとんどはパーツが選べないので、Lightroomをしたいのにメモリが4GBしかなかったり、逆にグラボが超高性能なやつがついていても意味がありません。
BTOパソコンでは、そこらへんをある程度変更して売ってくれるサービスです。
しかし、丸ごと新品な上に組み立てやインストール料金などもコミコミのため、値段が超安いというほどではありません。
しかしその分、専門スタッフが作業しますから安心なのがかなり大きなポイント。
個人でパーツを1つ1つ買っていくと、不具合やトラブルに見舞われることはよくあります。
そんなBTOですが、個人的にはもうひとつこだわりポイントが足りない!と感じることも多かったです。
HDDはすでに持っていたりするのにどうしても外せなかったり、グラフィックボードはめちゃくちゃ性能が低いか高すぎるかの2択だったり、イマヒトツかゆいところに手が届かない感じ。
あと、PCケースがろくなのがないのが問題。
20社ほど調べたんですが、個人的に気に入るPCケースがひとつもありませんでした。
ケースの詳細なデータなどもないため、どれくらい増設できるのかがわからないショップもありました。
中古パソコンを買う
中古パソコンというと故障が心配ですが、むしろ中古だからこそ今まで動いていたわけで、逆に安心と言えますw
さすがに5年前のパソコンというとやや心配もありますが、2年落ちくらいなら充分現役バリバリで使えますね。
パソコン専門ショップで取り扱っている中古パソコンが最も安心です。
動作確認もされていて、中古なのに3ヶ月保障がついているケースも少なくありません。
ただしこれからカスタマイズしていくにはとても不利だとわかりました。
というのも、ほとんどの中古パソコンのショップでは使用されているパーツの詳細な型番まで書かれていないからです。
例えばマザーボードに何を使っているかわからなければ、どのパーツを増設できるのかが買ってみないとわからないのです。
256GB SSD搭載!と書いてあっても、それがどんな規格のSSDなのかわかりません。
結局、自作が一番か!?
10年前くらいの自作パソコンというと、なかなかハードルが高かったです。
PC自作系の専門雑誌などを買ってきて、あーでもないこーでもないと試しながらやるしかありませんでした。
それが今ではネット上に情報がいくらでもありますし、パーツの規格もだいぶ淘汰されてきてややこしさが減ってきた感じがします。
マザーボードにどのCPU、メモリが使えるのかなんて、昔は雑誌をなめ回すように見て調べたもんです。
自作の利点は、まだまだ使えるものを再利用できる点も大きいですね。
たとえばパソコンケースって基本的に昔から規格が変わっていないので、わりと何年もずっと同じケースを使うことができます。
もちろん小型ケースに大型マザーボードは入りませんが・・・。
あと今ではめったに使わなくなったDVDドライブなんかも買い換える必要なし。
CPUは古いけど、グラフィックボードだけ1年しか使ってない・・・となればグラフィックボード以外を交換するってこともできますからね。
デメリットとしては自分でどのパーツの組み合わせが適合するのか調べる必要があります。
今では解説ブログなどもたくさんあるので調べればなんとかなるんですが・・・それでもまだまだややこしいのが自作パソコンの世界。
検討中の自作パーツ
Ryzen 7 2700 2万
16GBメモリx2枚 1.3万
M.2 NVMe SSD intel760p 256GB 0.9万
Win10 1.6万
GTX1060 ヒミツ
電源 ヒミツ
ケース 流用
主立ったパーツを解説
CPUのねらい目は第2世代Ryzenだ!
最新CPUはサッパリわからなかった私も、コチラのサイトでだいたいわかりました。
めちゃくちゃわかりやすい~!
i7というのは、intelというメーカーのCPU。
昔から一般的なパソコンに組み込まれてきたintelのCPUに対して、AMD製のCPUは主に自作パソコンユーザーに圧倒的な支持を受けてきました。
一時期は陰りが見えたかに思えたAMDでしたが、Ryzenという新シリーズの登場によってintelが脅かされているのが現状です。
ちなみに私は最初はAMD派で、かつてはK6やAthlon(焼き鳥)などを愛用していました。
2017年発売のi7 8700や
2019年発売のi7 9700Fと比較して、
2018年発売のRyzen 7 2700は性能が同等かそれ以上なのに価格が2/3程度の安さです。
細かい性能の違いや特徴の違いもあるので一概には言えませんが、単純に言えるのはRyzenは安いのに性能がいい、です。
ややビンボー臭い表現ですが、逆に言えばintelは高い値段を取りながら性能が低いということでもあります。
Ryzenは2019年夏に第3世代が登場したばかりですから、先代となってしまった第2世代もまったく古くなく現役バリバリと言っていいでしょう。
AMD CPU Ryzen 7 2700 with Wraith Spire (LED) cooler YD2700BBAFBOX
- 発売日: 2018/04/19
- メディア: Personal Computers
ちなみにLEDで光るそこそこ高性能なCPUクーラーも付属します。
ここもAMD製CPUが自作マニアに支持されるポイントです。
メモリはヒートシンク付きをおごれ!
5年くらい前からヒートシンク付きのメモリが流行りだした気がします。
今ではAmazonで激安で買えるようになりましたね。
もちろんもっと激安のヒートシンクなしのメモリでも普通に動きますが、ヒートシンク付きなら熱で動作が遅くなることを防ぎやすいと言われています。
すべての電子部品は作動すると熱が発生しますから、アルミ板で熱を逃がすわけですね。
ちなみに今のPCのメモリがDDR3 PC3-12800なのに対し、現在主流なのがDDR4 PC4-21300なんですから、動作速度そのものも倍近くなってるって計算でいいんでしょうか!?
第3世代Ryzenは3200Mhzで作動するらしいですが、動作速度よりもメモリ容量のほうが大事だと思います。
16GBx2枚組で12,999円。
8GBx2枚組で6,500円。
3000万画素のデジイチなら迷わず32GBにしたいところですが、現状1685万画素しかない私のデジイチなら16GBでも充分な気がしますw
悩ましいです。
SSDはこれからの時代はM.2 NVMe規格か!?
SSDが当たり前になってからすでに何年も経ちましたが、現在ではまたカタチが変わっています。
従来は小型HDDのようなケースに入ったSSDをSATAケーブルでマザーボードにつないでいました。
しかし現在登場しているM.2規格では、基盤そのままのカタチをしたSSDをマザーボードに直接差し込む方式が出てきています。
これはノートパソコンの超小型化のために登場したものらしいのですが、基盤に直接挿すため速度がめちゃくちゃ速くできるというメリットがあるものです。
しかしM.2のSSDにも大きく分けてSATA規格の6Gbpsと、NVMe規格の40Gbpsの2種類があります。
そしてNVMe規格は数字からしてケタ違いに爆速なわけですが、その反面熱に弱いという特徴もあるそうです。
メインメモリにヒートシンクがあるという話をしましたが、こちらも同じく電子部品である以上、爆速で動作させれば高熱が発生します。
もちろん現代のパソコン部品は高熱が発生すると強制終了したり、速度を遅くして部品を保護してくれるようになっていますが、それでは爆速の規格の意味がありませんよね。
そこで、M.2 SSD用に後付けのヒートシンクなども発売されています。
小型PCケースに収めることなども想定してM.2 SSDにヒートシンクは付いていないのが一般的なため、後付けするのが基本です。
ただし、マザーボードに最初からM.2 SSD用のヒートシンクが装着されているものもあります。
256GBモデルで9,180円。
512GBモデルで14,680円。
SSDの容量は非常に悩みどころですが、私の用途では256GBで足りると思っています。
現在Win7をインストールしているのが120GBのSSDですが、まだ20GBほど余裕があるからです。
それはSSDには一般的なアプリのみで、ゲームをインストールしたり写真や動画を保存するのは別のHDDにしているからです。
もちろんSSDにゲームをインストールする人は、ゲームの立ち上がりや動作も爆速になるので512GBや1TBも充分魅力的です。
ゲーマーこそM.2 NVMeという時代だと思いますね。
LightroomにNVMeまで必要かどうかは微妙ですが、せっかく桁違いの速度なので導入してみたくなりますね!
まとめ
えー、長くなりすぎたのでここらへんでまとめちゃいます!
だいたい決めたぞ!と思ってブログを書き始めたのに、書いているうちに「やっぱり16GBか?32GBか?」「256GBか?512GBあったほうが余裕あるかな?」とか迷いが出てきてしまいましたw
毎週パソコンをバラしてるような変態クラスになると、両方買って両方試すという荒技も世の中にはあるんですがwww
選択肢が山ほどあるだけに、とても悩みますね。
ちなみに今回はPCケースを流用することにしました。
内部に吸音シートなどが貼られていて密閉度が高いけど通気が上手く工夫されているmicro-ATXマザーボード用ケースです。
ほどよい大きさで、全体にシンプルで気に入っています。
最近流行りの透明なサイドパネルじゃないので、LEDファンとかにこだわる必要がないのも安上がりにできていいですねwww
LEDファンとかって、年数が経つと点灯しなくなったりして、また全部配線バラして付け直しになるので最悪なんですよねー(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
さて、だいたい買うものは決まってきましたが、あとはいつ買うか・・・。
↓後日