ブーナイト/ブーニートの生態系に迫る
— かんざきひろ (@kanzakihiro) 2022年11月30日
※画像は編集部による予想CGです#ルーナート pic.twitter.com/LAcjxt8hHM
今回はこちらのイラストを元にフィギュアを作ってみたいと思います。
ブタさんのイラストはホロライブ所属のVtuber姫森ルーナさんのイラストレーターを担当された、かんざきひろ先生の描かれたものです。
姫森ルーナさんのファンの姿をイメージして生まれたのが以前製作したルーナイトですが、その派生キャラクターとしてこのブタさんをモチーフにしたブーナイトが生まれました。
どう考えてもこのイラストが立体化されることはありえないので、自分で作ることにしました。
石粉粘土で大まかな形を作る
まずはプラバンの上で石粉粘土をこねて作ってみます。
使用した石粉粘土はこちらです。
以前開封してから数ヶ月たっていたので、かなり固くて柔らかくするのが大変でした。
密封して保存していましたが、霧吹きで水浸しにしたほうがよかったのか、冷蔵庫とかに入れたほうが良かったのか、それとも開封したらもう使えないのか?
いずれにしても今後はもう使えなさそうです。
さきほどの状態だと明らかに小さかったので、さらに粘土を盛り足してみました。
参考にしたのはねんどろいどの大きさです。
それでもまだ小さかったので、アタマを2つに切って5mm延長しました。
身体のほうは足の角度がイラストと違っていたので修正。
アルミ線で腕をイメージしたものを作ってみました。
さらにポリパテを大量に使って形状を整えてみました。
かなりボコボコですが、この時点ではだいたいの形が整っていればOKです。
シャーペンで顔を書いてイメージを固めていきます。
パテで細かく修正
次はエポキシパテを練って腕を作ります。
エポパテは粘土みたいなパテなのでこねこねして形を作りやすいです。
その反面ちょっと硬化後が硬いので削るのが大変です。
首は軸打ちして、これからの作業でズレがないようにします。
さらに、イラストに描かれているヨロイを作ってみました。
ここからは作業性を重視して光硬化パテも併用していきます。
光硬化パテも硬化後がちょっと硬くてもろいので使いにくいんですが、すぐに次の作業に入れるのがいいんですよね。
ポリパテやエポパテは硬化にえらく時間がかかります。
とりあえずサフを吹いてみました。
かなりよくできたと思っていたものの、思っていた以上にボコボコでした。
ここからサフを剥がすレベルで、240番の神ヤスで全体をなめらかにしました。
クッションの製作
ウェーブの0.2mmプラ版でクッションを作ってみます。
このプラ版、あまりにも薄すぎて接着剤を塗ると溶けたり折れたりするんですよね~。
使い方が難しい。
さらにパテを盛ったりして形状をととのえていきます。
かなり完成してきたところで、軸打ちしてアタマと接続できるようにします。
位置をきちんと合わせておかないと、完成後にうまく接着できません。
このクッションもなかなか大変でした。
キャラクターではないので正確な形状じゃなくてもいいんですが、クッションが潰れている様子を出すのが難しかったです。
いよいよ表面処理や、ブタの耳や鼻の造形ができたので塗装に入ります。
耳や鼻はプラ版で作りました。
腕や脚、ヨロイを全部一体にして制作してしまったので、マスキングがちょっとめんどくさいですね。
まあガンプラとかに比べたらぜんぜん大したことないですが。
すっかりエアブラシの塗装にも慣れてきました。
今回は最後につや消しにするつもりですが、スミイレや最後の筆塗りなどを考えるとできるだけツヤありで塗りたいですね。
目はフリーハンドで筆塗り!!
これが難しい・・・。
エナメル塗料なのでエナメル溶剤で拭き取れるらしいですが、完ぺきに拭き取れたことないんですよねー。
なので、はみ出さないように一発です。
完成!
ついに完成!
何を考えてるかわからない、なんとも言えない表情が再現できたかなーとw