【#カーモデル 製作レビュー】(2/2) アオシマ 1/24 ニッサン R30 スカイラインターボ グループ5 キャラミ9時間耐久仕様'82

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さて、前回はボディの改造まで終わりました。

ここからはボディの塗装、シャーシの製作、内装の製作などに入っていきます。

 

ボディの塗装

捨てサフとボディの手直し

まずは全体にヤスリがけして面だしします。

さすがに40年前の金型だけあってかなり歪みがあり、パーティングラインの段差もちょっと大きめでした。

手作業ではあまりに時間がかかるため、ペンサンダーに400番の神ヤスを貼り付けてガンガン削っていきます。

電動ツールだと削れすぎてしまう気もしますが、スポンジ状になってる神ヤスのおかげかちょうどいい具合に削れます。

 

 

面出しができたので、全体にサフを入れました。

細かいキズが埋まって、ボディの歪みなどがさらに見えてきます。

 

 

自分で作業したフロントフェンダー先端、リアフェンダー上部のダクト周辺に異常があります。

かなり丁寧にやったつもりでしたが、まだまだボコボコでしたね。

こういうところを中心に直していきます。

 

 

表面処理の手直しが終わったら、透け止めのために裏側をつや消し黒で塗ります。

レーシングカーは隙間から裏側が見えたりすることもあるので、そのためにもつや消し黒で塗っておきたいですね。

このあと外側を塗ると内側にも色が漏れてしまいますが、完成後に気になったらつや消し黒を筆塗りで塗っちゃいます。

 

ピンクサフ

グレーサフの表面を神ヤスの2000番で磨いたら、ピンクサフを吹きます。

赤を塗る場合は、ピンクサフを入れるとムラが少なくなったり発色が良くなるそうです。

下半分は黒で塗るので、上半分だけ塗れていればOKです。

乾燥機で1日硬化させたら、ラプロス6000番(神ヤス4000番相当らしい)で全体を磨きます。

 

ボディーカラー

まずはモンザレッドを全体に塗ります。

 

 

マスキングして、下半分を塗ります。

ボディの段差のところが塗り分けラインなので、マスキングもそう難しくはありません。

ただ、ボディ上側にダクトが多く塗装が回り込むので、内側にもしっかりマスキングします。

ついでに、ドアミラーも黒く塗っておきます。

 

次はデカールを貼りますが、デカールが貼り付きやすいようにクリアーをさらーっと軽く吹いておきます。

すぐにデカールを貼ると塗装の収縮でデカールがひび割れたりするらしいので、乾燥機でまる3日間硬化させます。

 

デカール貼り

デカールをひととおりバラしました。

レーシングカーとしては少なく、小さめのデカール郡ですが、私にとっては初チャレンジ。

うまく貼れるか・・・?

 

 

全部貼ったぞーーー!

 

 

ボディ左側のゼッケンを大きくミスってしまいました。

凸はいいんですが、凹部分が浮いてしまい、マークフィットのスーパーハードでなんとか伸びないかぐにぐにしてたら破れてしまいました。

くそ~~~!

シンプルな色なので、水性ホビーカラーのホワイトでタッチアップしてごまかしました・・・。

ボンネットは思ったよりうまくいきました。

 

ここから、乾燥機を使わず2~3日乾燥させました。

乾燥機で急激に乾燥させると、デカールが割れたり剥がれたりする場合があります。

 

クリアー塗装

クリアーを吹きました!

わずかにホコリを噛みましたが、磨きで取れるかな?と思ったのでそのままにしました。

 

エアブラシは0.07でシンナーはそれほど多くなく、多少ザラつくようにふわ~っと吹いていきました。

薄く少しずつ、10分置きに5回くらい?吹きました。

一気にべったり吹くとデカールや下地の塗装を溶かしてしまうからです。

 

 

次にシンナーをちょい多めにして、エアブラシは0.1で全体がヌルヌルに濡れたようになるよう吹きました。

30分置きに4回くらい。

最後にシンナーを多めにしゃばしゃばにして、トドメ。

今回はデカールとかに気を取られたのもあるのか、ゆず肌が目立つクリアー塗装になってしまいました。

やっぱ難しいですね~。

 

ここから、乾燥機で3日間以上、そのあと放置して1週間かけて硬化を待ちました。

 

研ぎ出し

研ぎ出し前

研ぎ出し前はこんな状態です。

改めて見ると、いつもよりザラザラな表面です。

 

ラプロス4000

ラプロス4000(2000番相当)でデカールの段差を消しました。

かなりビビりながら削っていくと、なんとか段差を消すことができました。

見た目にはわかりづらいですが、それなりにクリアーを厚く吹けていたようです。

 

ラプロス6000

ラプロス6000(4000番相当)で、ちょっとツヤが出てきました。

しかしラプロス4000のキズが消しきれていません。

冷静に考えると、ラプロス4000でデカールの段差を消したあと、改めてクリアーを一吹きしたほうがよかったかもしれません。

そうすればキズも埋まってなめらかなクリアー塗装面ができて、より美しく研ぎ出しができたと思います。

 

ラプロス8000

ラプロス8000(6000番相当)でツヤは出ましたが、やはり下の番手のキズが消しきれていません。

研ぎ出しは難しいですね~。

毎回、勉強です。

 

タミヤコンパウンド細目

タミヤコンパウンドの細目を使ってよりなめらかにしました。

カメラで撮るとキズは残っていますが、肉眼ならまだそれほど気にならないと思ったので諦めました😅

 

ハセガワ セラミックコンパウンド

ハセガワのセラミックコンパウンドで磨き上げました。

ボンネットに反射するLEDライトや、ルーフの映り込みなど美しくなりました。

レーシングカーということもあって、本当に磨きが難しかったですね。

ダクトの奥などはどうしても磨ききれないところもありました。

 

 

シャーシ周りの製作

シャーシ

シャーシは内装と一体になっています。

普通のプラモデルだとシャーシがあって、内装のバスタブが別になっていることが多いですね。

内装はつやあり黒のあとシルバーで塗って、見えにくくなる外側はつやけし黒で塗りました。

実際の車両はフロント周りも全部シルバーのパイプフレームですが、完全にディテールが再現されてないので、ボディの隙間からヘタに内側のスカスカ感が見えるよりつや消し黒で目立たないようにしたほうがいいかなと思いました。

 

ホイール

ホイールはメッキ処理されたリムと、ディスクカバーの2ピース構成になっています。

特にリアホイールは、実車でも空力を意識したのかホイールカバーとなっています。

つやあり黒→ゴールド→クリアーのあと、メッシュの内側に水性ホビーカラーのつやけし黒を筆塗りしました。

面相筆を使えばそれほど大きくはみ出さずに塗れますが、どうしてもはみ出してしまうところはマジックリンを薄くつけた綿棒で撫でるとキレイに拭き取れます。

 

 

ホイールのリムと合体しました。

接着はセメダインの模型用ハイグレードで、塗装を溶かしませんし、透明の接着剤なのでそれほどはみ出しを気にせず塗れるのがいいですね。

リムに穴を開けて、1mmのアルミ線を挿してエアバルブっぽくしてみました。

 

リアウイング

リアウイングの翼端板は付属のエッチングパーツを使用します。

ピンもなにもなくまったいらなところに貼り付けるので、位置決めが難しすぎる・・・。

瞬間接着剤だとパリッと剥がれてしまうかもと思い、セメダインの模型用ハイグレードを使用。

まっすぐくっつけるのも難しいですねえ。

 

ラジエーターとか小物を塗ったり

サイドラジエーターに付属のエッチングパーツを貼り付け、このあと半ツヤ黒で塗りました。

ドアミラーにはハセガワのミラーシートを貼り付け。

 

内装

ダッシュボードの加工

ダッシュボードの穴のモールドをくり抜いて、実際に穴を開けます。

説明書では黒く塗るよう指示されていますが、実車と同様に穴を開けたほうがカッコよさそうです。

 

ロールケージに棒を追加

ロールケージに横棒を追加しました。

これは実車にあるかどうかというより、シートベルトを固定するための横棒を追加したかったからです。

実車だとシートベルトはリアの隔壁に突き刺さっていたのかも?

写真がないので、ここらへんは想像ですw

 

ルームミラー

ルームミラーは塗るのがめんどくさかったので成型色の黒のまま。

鏡面にハセガワのミラーシートを貼り付けました。

 

内装、完成

なんやかんやで、内装完成!

普通のクルマと違って、内装の色の塗り分けが非常に多く大変でした・・・。

ここにディテールアップパーツのリード線でメーター裏の配線とかを再現したらカッコいいのかもしれませんが・・・。

組み立てるのにせいいっぱいで諦めましたw

 

 

シートベルトは付属のエッチングパーツを使用せず、フィニッシャーズのシートベルトセットを購入しました。

やっぱレーシングカーのシートベルトがリアルだといいですよね。

 

内装とシャーシ、全体

ホイールまで付くとカッコいいな~~~!

記事ではすでに研ぎ出しも終わっていますが、実際にはボディの塗装の乾燥待ちの間にこのような作業をしていたので、この状態でしばらく待つことになりました😅

早くボディと組み合わせたい!と思いながら塗装の硬化を待っていました。

 

完成!

組み立て前に窓枠などの塗装

窓枠やドアノブ、リアウイングの付け根などをマスキングしました。

つやあり黒を塗ったあと、窓枠はガイアノーツのプレミアムミラークローム、ウイングのステーなどはクレオスのシルバーを塗装。

エアブラシを0.3Mpaで細吹きすればこのくらいのマスキングでなんとかなります。

 

ボディにパーツを取り付け

事前に準備しておいたパーツを少しずつ取り付けていきます。

 

 

レーシングカーは細かい外装パーツが多くて大変!

 

 

パーツの取り付けにはさまざまな接着剤を使い分けます。

 

完成写真!

箱絵をバックに

 

 

このプラモデルを購入したときは、まさかここまで改修して製作するとは思ってもいませんでした。

説明書なりに組み立てることはできますが、ついつい調べこんでしまったのでどうせなら本物を再現しよう!と思ってしまいました。

そのおかげでこだわりの仕上がりになって大満足です。

 

 

フロントフェンダーやボンネットの改修もうまくいきました。

ボンネットダクトはアルミ板をそのままつかったことで、本物の写真に近づけることができました。

 

 

リアフェンダー周りは今回特に難しかったところです。

別パーツ化できなかったため、塗装も磨きも非常に大変でした。

窓も三角窓や導風板?などを再現できました。

 

 

サーキットでの表示灯もプラ棒でそれっぽく再現できました。

残っている写真が荒いので具体的にどんなカタチなのかわからなかったので、想像で・・・。

ホイールは、0.9mmのアルミ線でエアバルブを再現してみました。

 

 

プラモデルは一般的に上から見ることも多いので、ダクトを開口したのは正解でした。

非常に難しく、慎重に作業しなければなりませんでした。

またNASAダクトの開口もかなり狭く難しかったです。

 

動画

動画も撮りました!

 

あとがき

今までレーシングカーを作ったことがなかったので、いつか作ってみたいと思い練習台のつもりでこのキットを購入しました。

しかし前回の記事でも書いた通り、40年前の金型であったり、それに起因する実車との違いなどが気になってきて、ついにあちこち改修することになってしまいました。

あくまでも練習なので説明書通りに作るという選択もありました。

しかしどうせ作るならしっかり作ってみよう!ということであちこち作り込みました。

 

カーモデルはまだ10台も作っていませんが、何台作ってもまったく同じ方法ではなく、毎回ちょっとずつ手法を変えています

製作するたびにあちこち失敗して、そこからまた次回への課題を見つけます。

まだまだ勉強になるところが多いですね。

 

制作期間は約1ヶ月でした。

10日間の正月休みをほぼまるまる、朝から晩まで作業しつづけたこともあり、長期休みのない平時なら2ヶ月くらいかかっていたかもしれません。