グッドモーニング!
このブログを見ている人が今何時なのかさっぱりわかりませんが、とにかく書いている時点ではモーニングなのでグッドモーニングです。
Hi!
God morning guys!
神の朝の挨拶で始まった今日のブログですが、最近自分の中で意識が変わったYouTuberやVTuberの世界についてちょっと書いておきたいと思います。
YouTuberは迷惑行為野郎しかいないと思っていた
なぜ迷惑行為をする輩がいるのか
私が目にする範囲の報道では、一部のYouTuberの迷惑行為が取り上げられることが多く、YouTuberは犯罪者予備軍ばかりなのかという印象がとても強かったです。
食べ物を粗末にするマナーの悪い行為も行われています。
iTmediaの記事にもありますが、彼らが迷惑行為をするのは悪事を働きたいからではなく、悪事を働くことによって目立ち人気を得るためです。
悪事を働かなくても人気を得られるなら良いのですが、そんな人はごくわずかです。
そのためいわゆる底辺YouTuberのごく一部で、迷惑行為をすることによって「炎上商法」を利用し、名前を広めることを期待しているわけです。
全体からすればごく一部だった
よく取り上げられる迷惑野郎に、撮り鉄がいます。
他人の土地に勝手に入り込んだり、線路内に入り込んだり、果ては器物損壊してまで電車などの写真を撮ろうという輩です。
鉄道マニアは全員犯罪者集団なのか?と思いきや、もちろんそんなことはありません。
道路上で暴走行為を繰り返すクルマの運転手がごく一部であるのと同じで、迷惑系YouTuberも、迷惑系撮り鉄も、全体のごく一部でしかないということです。
報道されるためつい悪い方にばかり目が行ってしまいますが、世間をよく見渡せば皆から支持され大人気のYouTuberはたくさんいることに気づきます。
いよいよ「現代ビジネス」が注目しはじめた
1年経たずして1億円近く集めたVTubreも
YouTuberが稼げるというのは以前からも話題になっていましたが、ここ1~2年で爆発的に流行し始めたVTubreについても、いよいよビジネス業界が注目しはじめました。
かくいう私も、VTubreに注目し始めたのは今年の5月くらいからです。
VTubreとはなんなのか
VTubreとは2Dイラスト+自身のアフレコをベースとして、配信者がゲームをプレイしたり、酒を飲みながら雑談をする様式になっていることが多いです。
しかもそれはVTubreがたった一人でゲームをし、雑談をする・・・というか視聴者が打ち込むコメントを見ながら一方的に喋るという状態に近いです。
見えるラジオと言うと、だいぶ近い表現になるでしょうか?
※どうでもいいけど見えるラジオはどうなってしまったのか
収益形態は?
今日のテーマのひとつでもありますが、収益についてです。
彼ら、彼女らは、ただ趣味としてYou Tubeに投稿しているわけではありません。
それを労働の一環としているのです。
You Tubeを見ていると、広告が表示されることがありますよね?
すべての動画がそうではありませんが、あれは配信者が収益を得るための広告である場合も多いです。
配信者は視聴者登録や動画の再生数が増えることによって広告が再生される回数も増えて、You Tube側も広告収入が増えます。
その対価として配信者に広告料が支払われるというわけです。
また、近年では「投げ銭」「スーパーチャット」というシステムが登場しています。
広告表示に関する収入はある意味堅実ですが、登録者数や再生数に応じるだけなので、爆発的に稼ぐことは出来ません。
しかし投げ銭システムでは、動画視聴中に視聴者が200円とか1万円とかを支払うことができる仕組みです。
この配信者を応援したい!という直接的な行動ができるため、熱狂的なファンにとってはありがたいシステムというわけです。
ただしYou Tubeというシステム上で行っているため、その3割(と言われている)はYou Tube側に収められます。
組織化が進んできた
YouTuberもVTubreも稼げる仕組みだということがわかると、いよいよ会社が立ち上げられ本格的に経済活動として動き出します。
数年前までは個人でさまざまな機材を揃えて、少しずつ地道な活動でファンを集めて、そしてようやく有名になって収益を得られるという、長い道のりでした。
今はYou TubeやVTubreを雇う会社が誕生し、オーディションなどを経て採用し、組織に所属した配信者が増えてきました。
先程の記事に登場した「世界一のVTubre」も、その一人です。
個人で最初から活動するのと違って、ある程度の基盤がある組織に所属すれば、スタート地点で大きなメリットが得られます。
デビュー時に会社側からのアピールや、簡単な環境づくりや、基本的な作業のススメ方など多くのサポートを得られるわけです。
ただし組織に所属している以上、広告収入や投げ銭収入の一部は会社側に収めることとなり、手元に残るのは一部というデメリットもあります。
VTubreが爆発的にヒットしたワケ
それはコロナ禍が大きな影響を与えたと私は思っています。
2020年4月あたりから外出自粛が始まり、世界の人々は外に出られなくなりました。
そうするとできることと言えば、インターネットだけです。
しかしアニメやドラマなどを延々と見続けることを苦行だと感じる人もいるでしょう。
一方通行のコンテンツだからです。
しかしYouTuberやVTubreは生配信において、コメントを打つとそれに返答してくれます。
ただ一方的に視聴しているのではなく、それに参加しているというのが大きな特徴です。
さらに「投げ銭」を付けてコメントすれば、より直接コメントに返答してくれる可能性も高まります。
これまでテレビの向こう側を一方的に眺めるだけしかできなかったアイドルに対して、直接ではないにしろ会話に近いことができるVTubreたちは、より身近なアイドルとして存在しています。
新型コロナウイルスは世界に多大なる不幸を振りまきましたが、不幸ばかりでなかったというのが実に興味深いです。
例えば観光地ではかなり苦しい現状ですが、地域密着型のスーパーやホームセンターは売上が伸びたと言われています。
新しい労働のカタチ
会社員になるだけが稼ぐ手段ではない時代
まとめに入ります!
今日の本題にようやく到達しました😏
高度経済成長の時代に日本に根づいたのは、会社に所属して一生を終えるというシステムでした。
会社員になれないやつ、会社員として長続きしないやつは社会不適合者だと決めつけられ、それによってドロップアウトしてしまった人が引きこもりになるという側面も昨今では注目されています。
個人としての特徴をかなり小さくし、会社によって生かされる生活はとても楽で、言われたことをやっていれば生きていけるシステムです。
ある程度日本が豊かになってくると、少しずつ注目され始めたのが個人の資質と、それを収益に変えるという労働の仕方です。
たとえば脱サラして小さなレストランや喫茶店を始める人が出てきました。
会社員で居続けることが全てではない!ということに人々が気づき始めたのです。
会社員と違ってすべての責任を自分で負う必要があるため、大きなリスクも伴います。
しかし自分に適正があれば、それすらも乗り越えて成功できるかもしれません。
自分の「好きなこと」を収入にできる時代
かつては、好きなことをして生きていける、そんなのは理想論だと言われていました。
いま周りを見渡してみると、YouTuberだけで生きている人がいます。
これはどうしたことでしょう?
会社員になるだけが生きていける秘訣ではなかったのか・・・?
そうではない、ということを証明する人々が登場したのです!!
今や、小学生のなりたい職業ランキングで上位に上がるYouTuber。
もちろんYouTuberだけで生きていける人はごくわずかです。
しかしそういう可能性があるのは確かで、それを見逃してまで会社員になるだけが正義だというのも間違いではないでしょうか。
趣味を収益化するということ
私もブログを収益化しています
ご存知の方もいるかもしれませんが、私もこのブログを収益化しています。
この記事の時点で、約1年が経過しました。
収益額については明記しませんが、とてもじゃないけど会社をやめることはできないレベルにとどまっています・・・。
ほぼ毎日に近くブログを更新していても、ブログだけで生きていくのはとても遠いことだと思ってしまいますね。
それでもブログを書くのが趣味みたいなもので、ついでに収益化できるという考えなら、これはお得かな~と思っています。
ブログだけで生きていくことはできませんが、ブログを書くという趣味が収益につながったのです。
YouTuberやVTubreも、ああやっておしゃべりしたりすることが趣味で、それが収益につながるということはとても良いことですね。
この収益形態の面白いところは、見る人にはほとんどデメリットがないというところです。
特にGoogleやAmazon、楽天などの広告は見る人の検索履歴などをもとに広告を表示しますから、悪質な広告は表示されにくいです。
一部のサイトでは悪質な広告も見受けられますが・・・。
収益化して見えてきたモノ
収益化することによって見えてきたものがあります。
それは迷惑行為野郎になる理由がわかったことです。
日々アクセス数や収益額を見ていると、増減があります。
最初は少しずつ伸びていきますが、だんだん伸び悩みの時期が出てきます。
まあ、私が今その状態なんですが・・・。
コロナ禍が落ち着きだすとみんな働いたり遊びに行くので、ネットを見る時間も減ったのかアクセス数も少し下がったようです。
となると、どうやって目立つかを考えてしまうんですね。
その結果が、迷惑行為をして目立つ行為をしようということになってしまうんです。
ブログでは、ウソギリギリのところを記事にしたり、他のサイトに書いてあったことをほとんどそのまま写して記事にしているパクリサイトも多く見かけます。
収益を得られればなんでも良いという境地に達してしまうと、最終的には迷惑行為野郎へとたどり着いてしまうということです。
私はできる限り、そういったことがないようにしていきたいと考えています🤔
趣味を収益に変えるのは、死ぬほど大変だ!
YouTuberは楽して稼いでいると思っている人、いませんか?
私も昔はそう思っていました。
しかし一時期、自分で動画編集とかしたことがあったんですよね。
そしたら死ぬほど大変なことがわかり、それからYouTuberを見る目が少し変わりましたw
人は、自分でやったことがないことを簡単だと思いこむんですよね。
個人的には、YouTuberより会社員のほうが楽だと思います。
YouTuberは、どうやったら収益が上がるか、どうやったら視聴者数が増えるか、基本的に自分で考えて実行しなければなりません。
組織に所属するVTubreも、ほとんどは自分で判断して行動しています。
会社員は、会社に行って言うことを聞いていれば、お金をもらえますから。
まとめ
生きることはもっと多様だ
これまでの日本は、良い学校に行って、良い会社に入ることがすべて正しいとされてきました。
逆に言うと、身体的特徴や精神的特徴などによって、そのレールから外れた人は人間として扱われないのが日本でした。
しかし海外で発生したYou TubeやTwitterなどのシステムは、それから開放してくれつつあります。
なぜならば、アバターを通したりボイスチェンジャーを使えば、現実の外観や性別にとらわれることなく、ほんとうの意味で差別や区別から解き放たれるからだと、私は思っています。
実は、女の子の外観をしたVTubreのなかには、おっさんもけっこう混じっていますw
もちろんたいていの場合は「中身はおっさんですよ」と公言して、むしろそれをネタにして自分自身が面白がってやっているようですが😅
ちなみに先程リンクを貼ったYou Tubeの動画は、ホロライブというグループの活動をしているメンバーのため、性別は女性です。
とにかくホロライブはいいぞ!
まあ、それがいいたかっただけなんですがw
冒頭でも述べた通り、最初は怪訝な目で見ていました🤮
どーせ迷惑行為な連中ばかりだろう?
がちゃがちゃ騒いでゲームやってるだけじゃん?
とかね。
ただ、試しに上記のような切り抜きを見たりしていたら、なーんかハマってきてしまいました🙄
よーく見ているとですね、やっぱ苦労しているのがわかるんですよ。
先程も書きましたが、収益を上げるのは非常に大変です。
そのためには、辛いことも我慢して、愚痴を言わず、明るく楽しく振る舞い続けるメンタル力も必要とされます。
どんなに可愛いYouTuberやVTubreでも、毎回グチを言っているだけの配信を誰が見るでしょうか?
そういうことも考えながらやっているんだな、というのがたまに垣間見えると、とても親近感が湧いてきますね。
生い立ちが地獄すぎる。
よく笑って喋れるわ!
しかもはるか昔の出来事じゃなくて、数年前とかの話ですからね。
こうやって、みんなに笑顔になってもらうために楽しく喋りつづけられる力も、アイドルには大事なんですねえ😭😭😭