先日の記事で書きましたが、一緒に走っていた仲間のディレイラーハンガーが折れるという衝撃的なシーンに遭遇したことがきっかけで、チェーンカッター付きの携帯ツールに興味がでてきました。
しかし世の中にはあまりにも多くの携帯ツールがあり、どれを選んでいいかわかりません。
シマノプロ、TPEAK、LZYNE、ノグチなどいろいろ調べました。
そんな中でシマノプロの携帯ツールが一番自分にピッタリだと思ったので買ってみました!!
これでもうチェーン切れも怖くない!
どんと来いチェーン切れ!!
いや、それは困るか。
SHIMANO PRO ミニツール15ファンクション
スペック
重さ:124g(軽い)
六角:2・2.5・3・4・5・6・8mm
プラスドライバー
ヘキサロビューラ(トルクス):T10・T25
チェーンカッター:11速対応
スポークレンチ:3.6・3.75・4.0・4.4mm(4サイズ)
赤字は私が特に注視したポイントです。
ディレイラーハンガーが折れた場合、リアホイールのスポークにリアディレイラーが巻き込まれ、スポークがバキバキに折れます。
たとえチェーンカッターや六角レンチでチェーンやディレイラーを取り除いても、プラプラしたスポークもなんとかしないと動けません。
そこで、多彩なサイズのスポークレンチがきっと役に立つんじゃないかと、期待してます!
また11速対応と書いてないチェーンカッターは、11速の薄いチェーンには使えない場合がありますから注意が必要です。
各部の写真
まず、一番のお目当てのチェーンカッター部分から見ていきます。
チェーンを掴む部分が小さすぎず、なんとか握れるようになっています。
チェーン交換をしたことがある方はわかると思いますが、コネクティングピンを押すときってかなり力がいりますよね。
このツールの大きさだと、ギリギリのサイズだと思います。
これ以上小さいと、そもそも力が入らなくて回せない場合が出てくると思います。
そして、このチェーンカッター部分には重大な秘密が隠されています。
チェーンカッター部分そのものがスポークレンチとバルブコアツールになっています。
十徳ナイフみたいだな( ゚д゚)
というかバルブコアツールは商品説明に書いてなかったんですが、もしや・・・?と思ってハメてみたらピッタリ!
よく考えられてますね~!!!
チューブレスレディやチューブレスのバルブはコアが抜けるようになっていますが、時々ここがゆるんで空気が抜けるんですよね。
なので増し締めするためにホイール付属のバルブコア回しを持ち歩いていたんですが、これで解決!!!
さらにこの部分には栓抜き機能も付いてます。
ていうか携帯ツールって栓抜き機能が多いですが、やはり外国だと重宝するんでしょうね。
日本だとペットボトルばかりですが、外国はそうでもないらしいです。
右の写真の親指の先に、銀色の丸い点がありますよね?
ここが磁石になってます。
なんのための磁石なのかイマイチわかりませんが、なにかの役に立つといいなあ。
通常の六角レンチも、便利なサイズが揃っています。
例えばSTIレバーの距離を調節する2mmボルト。
クリートの強さを調節する2.5mmボルト。
さらにペダルを固定する8mmボルト。
※ペダル交換できるほどのトルクはかけられないと思うので、万が一ゆるんできたときのためと考えるのがいいと思います。
2mmや2.5mmなんて普段はなくてもなんの問題もないですが、スポーツバイクを始めたばかりの友達を助けるのに役立ちます。
私もTPEAKの携帯ツールにこのサイズが入っていましたが、友達のバイクを調整するのにこの小さなサイズが役に立ちました。
まとめ
いい携帯ツールを買うと、持っているだけでなんかニヤニヤしてしまう謎。
不思議ですね・・・。
コレだ!というアイテムに出会うのはなかなか難しいと思います。
個人的にはこのツールが最強だと思っていますが、人によっては要求する項目が違いますから、誰にでも最強ってわけじゃないですからね。
さて、次回はこの携帯ツールを使って実際にチェーン交換をしてみたいと思います!