ライドオン!!
先日、ショップのグループライドをしていた際の出来事。
坂を登っているときに後ろの人のバイクからギャリッ!ガギギッ!!とハデな音が・・・( ゚д゚)
慌てて戻ってみるとディレイラーハンガーがブチ折れていて、外れたリアディレイラーがリアホイールに巻き込まれスポークがバキバキに(´;ω;`)
本人や他の人は携帯工具を持っておらず、私が持っていた携帯工具を使ってもらってひとまずリアディレイラーやプーリーなどを分解。
しかし絡みついてだらーんとなったチェーンがどうにもならない!
そう。
誰もチェーンカッターを持っていなかったのです・・・。
チェーンカッターさえ持っていれば、絡みついたチェーンを外して自転車を押すことくらいはできたはずです。
折れたスポークもニップル回しで除去できればホイールもとりあえずは回ります。
が、工具がないためできない!!
最終的には当人はその場で待機し、ショップの店長がクルマで回収することになりました。
もし!
適切な携帯工具があればもう少しマシな状況になったのではないでしょうか?
もし!
私が適切な工具を持っていれば、あの人は一人で待ちぼうけすることもなかったのでは!?
というわけで、チェーンカッターを持ち歩く必要性を感じ始めたのでした。
私の携帯工具
TOPEAK Mini 9
超コンパクトな携帯工具です。
最低限の小ささでありながら、各レンチのリーチも十分あり使いやすい工具です。
小さいのにわりと握りやすく、これを普段遣いの工具にしてもいいかな?とさえ思えてしまいます。
六角は2、2.5、3、4、5、6、8mmが入っていて、特に2mmと2.5mmは意外に重要なサイズですが両方とも入っているツールはそれほど多くありません。
重さは92g。
必要にして十分なこの工具ですが、チェーンカッターがないとなると考え直す必要が出てくるかもしれません。
価格は1,865円とそれほど高くないのも魅力。
チェーンカッター付き携帯工具
プロ(PRO) ミニツール15ファンクション ブラック
六角は2・2.5・3・4・5・6・8mmが付属し、プラスドライバーやペダルレンチも付属するようです。
ペダル&スポークレンチ3.6・3.75・4.0・4.4mmも付属。
プラスドライバーは実は重要で、バイクそのものにはなくても後付のアクセサリーにプラスネジがあったりするからです。
反射板とか、完成車付属のバーエンドキャップなどですね。
重さは124g。
ちなみにこの「重さ」はどのメーカーのものもばらつきがあるようで、実際に測ってみるともっと軽かったというケースが多いようです。
LEZYNE(レザイン) マルチツール SVシリーズ
む、ちょっと高い!
というか、SHIMANOやTOPEAKが性能や精度のわりに安すぎるんですね。
六角は2,3,4,5,6,8mmとなっていて、2.5mmが付属しません。
2.5mmって、確かクリートの固定力調整だったような?
重さは101gと、高いだけあって軽い!
チェーンカッターまで付くと普通は重くなりがちですが、軽いですね。
TOPEAK(トピーク) ヘキサス X
170gと他のに比べて重いんですが・・・なかなかいいかも!?
六角は2、2.5、3、4(x2)、5、6、8mm。
14G、15Gのニップルレンチやタイヤレバー、さらに「チェーンフック」が付属します。
携帯工具にニップルレンチやチェーンフックがキレイに収納されちゃうのって、なんかいいじゃないですか!!
タイヤレバーは、まあチューブレス運用の私にとってはいらないんですけど。
まあ、別にこういうチェーンフックなりただの針金なりタイラップとかを別に持っていればいいんですけどね(;´∀`)
TOPEAK(トピーク) スーパー チェーン ツール
ん?そもそも今の携帯工具にチェーンツールだけ追加すれば良いのでは??
重さは65g。
まあニップル回しとかは付いていませんが、今のホイール買ったときにSHIMANOのニップル回しが付いてきてるので、それを一緒に袋に入れておけば良いだけだし。
工具がバラバラになってしまいますがね。
topeak(トピーク) ニンジャ C
アイエエエ!?
重さは77g。
しかしそんなことよりもこれがスゴいのは、バーエンドキャップに挿しておけること。
TOPEAKのNinjaシリーズはシートポストの中に隠せる携帯ポンプだったり、とにかく隠すことに必死なユニークアイテムのシリーズです。
しかもどこかのサイトで見たレビューでは、コネクティングピンもセットしておけるとか。
めちゃくちゃ便利そう!!
ただ、私は右側のバーエンドキャップにヘッドライトをつけているので、片側のチェーンカッターだけなら収納できます。
従来の工具はそのままに、片側のキャップだけこいつに付け替えておくのもアリですね~!!
なにやらカタカタ音がするのが気になるというレビューもあるので、チャタリング対策は必要そうですね。
ノグチ(NOGUCHI) ミニチェーンカッター
決定版か!!?
重さは80g。
さらに4、5、6mmの六角とプラスドライバーが付属。
手持ちの携帯工具に追加するなら、このチェーンカッターの六角レンチを抜けば50gと軽くなる!
残念ながらチェーンフックは付いていませんが、それはそれで別途持てばなんとかなるでしょう。
手持ちの携帯工具+ミニチェーンカッター。
ミニチェーンカッターのみ。
この2つの選択肢が得られるのはなかなか良いですねえ。
まとめ
Topeak - How to fix a broken chain
TOPEAKによるチェーン切り&チェーンつなぎの動画。
めちゃくちゃわかりやすい!!
なんか、これならサクッとできそう。
実は自宅の緊急の修理が発生してしまって、10マソほど飛んでしまうことになったので、ますます金欠マン(;´Д`)
まいったぜ!
なので欲しいんですけど、ちょっと悩んでしまいます。
とはいえチェーンってのはいきなり切れるものですから、切れてから買っても意味ないですよね!
高額商品というわけでもないので、やっぱ買おうかなあ・・・?
チェーンを切ったあとは正常な部分同士でつなぎ直さないといけないわけですが、そのためにはこのようなチェーンピン(コネクティングピン)が必要になってきます。
これも一緒に持ち歩く必要がありますね。
さらにミッシングリンクも持っていれば役立つかも。
コネクティングピンもミッシングリンクも、10速や11速などで違うので購入時はよく確認が必要です。
サクッと調べてさーっと記事にしようと思っていたんですが、思いのほかのめり込んでしまいました( ゚д゚)
携帯工具はいろいろアリすぎて悩みます。
今持っているTOPEAKのMini 9を買うときもめちゃくちゃ悩みましたからねー。
さらにチェーンカッターともなると、様々な選択肢があってますます悩みます。
個人的にはTOPEAKのNinja Cか、ノグチのミニチェーンカッターが良さそうかな~と思っています。
私のANCHOR RL6も買ってからもうじき2年が経とうとしていて、実走では4,000km、ローラーでもざっくり5,000km相当は使っています。
チェーン清掃のときに様子を見ると少しずつ伸びてきているのを実感するので、ぼちぼち替え時だと思います。
せっかくなので新品のチェーンとチェーンカッターを買って、練習も兼ねて自分でやってみるのもいいかもしれません!!
【追記】
その後、SHIMANO ミニツール15ファンクションを購入!!