SHIMANO WH-RS700-C30にIRC FORMULA PRO TUBELESS LIGHTを組むにはやっぱエアコンプレッサーいるわよ

IRC FORMULA PRO TUBELESS LIGHTの700x25を組んだのが2019年6月で、1年と3ヶ月が経過しました。

距離はだいたい3,000kmくらいですが、前後ローテーションをせずに使い続けたため、リアだけ台形にすり減ってしまいましたw

ビードがやたら上がりづらいとか、シーラントを入れているとか、そういうこともあって前後ローテをせずに使い続けてしまいました。

気軽にローテできないのはチューブレスの大きなデメリットのひとつですね。

 

すでに最新型、第5世代のチューブレスレディ S-Lightを注文しているところですが、メーカーの在庫切れでいつ入手できるかわからない状況になってしまいました。

う~ん、今すぐ走れなくなるわけじゃないけど、あんまり時間がかかると困るなあ!

新しいタイヤはしばらく待つしかありません。

 

その代わり、チューブレスタイヤ装着の練習も兼ねて、改めて今のタイヤを前後ローテしてみることにしました。

 

ホイールと、タイヤ

ホイールはSHIMANO WH-RS700-C30

お値段以上の走行性能を持ったホイールです。

ホイール全体の重量は特筆するほどじゃないと思いますが、とにかくハブの回転が軽いらしいです。

他のホイールを使ったことがないので、他人の受け売りですがw

べらぼーな値段じゃないのにもかかわらず、最低グレードの鉄下駄と比較すると天と地ほどの差がありますね。

 

タイヤはIRC FORMULA PRO TUBELESS LIGHT

初めてのチューブレスでしたが、最高としか言いようがない走行感です。

しかもシーラントを入れていれば、パンク知らず。

一度だけ僅かなパンクをしたらしく、帰宅後にフレームに付着したシーラントを見てパンクしたことに気づきました。

パンクしても気づかずそのまま走れてしまうって、凄いw

 

  • 乗り心地が良い
  • なのに転がり抵抗が小さく感じる

本当に、乗ってみないとわからないです。

シーラントのめんどくささがあるにもかかわらず、多くの人が一度チューブレスにしてからやめられなくなるというのも頷けます。

かくいう私も、組付けに関して散々な目にあっていながらも、今後も使い続けようと思っています。

 

ちなみにホイールとの相性がかなりバラつくようで、ハマるホイールには本当にカンタンにハマるらしいです。

相性が良いホイールだと、ただの空気入れであっさりビードが上がるとか。

新品時に自分で組もうとしましたが、どうやってもビードが上がりませんでした。

原因がタイヤなのかホイールなのかは不明です。

しかし今回は一度組んだタイヤなのでもしかしたら自分でも組めるかもしれないと思い、再びチャレンジしてみました。

 

前後ローテの前に掃除するわよ

タイヤを外す

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百均のブルーシートと、新聞紙を敷いてみました。

私は新聞を読みませんが、親父が読むので新聞はひたすら余っていきます。

こういう時、新聞があってよかったなと思いますね。

 

IRCのチューブレスタイヤはちゃんと手だけで入るのが凄いです。

ただし、外す時は苦労したのでいよいよタイヤレバーに頼りました。

チューブレスは専用のタイヤレバーの使用が推奨されています。

 

 

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シーラントを入れて使っている人には常識だと思いますが、空気を抜く時はバルブ側を上にして抜いたほうが良いですよね。

バルブ側を下にして空気を抜くと、下に溜まったシーラントがブシャーと吹き出します。

めったに抜くことのないバルブコアとご対面する機会なので、掃除したりします。

 

シーラントをなんとかするぞ

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溜まったシーラントは、百均のペーパータオルで吸い取ります。

 

 

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1年と3ヶ月ほったらかしにしたシーラント

ゴムみたいになってます。

ペーパータオルでゴシゴシ取ります。

工具とかを使うとビードを傷つけてしまうので、根気が必要ですw

それでも、まあゴシゴシしてたらだいたい取れました。

 

 

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ホイール側は思ったほど付着してませんでした。

ビードがかかる側面部分は、割り箸でシャカシャカしてみました。

割り箸ならやわらかいので、傷つける心配がありません。

 

トピーク チュビブースターXの出番じゃ!

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IRCによればただのフロアポンプだけでビードがあがるのが自慢らしいですが、私は初めて組んだときにまったく上がらなかったので、今回ブースターを買ってみました。

これでイケるはず!

 

・・・🤯

🤔

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GIANTのSLR1か。

いいなあ。

手で持っただけで死ぬほど軽いとわかる!!!

レビューもかなり良いらしいですね。

ただ、カーボンのリムブレーキって効かないことで有名で、長い下り坂でブレーキをかけたままだと変形してしまいます。

普段遣いとしては、けっこう気を使いますよね~。

 

え?

チュビブースターXはどうだったかって?

 

今回もビード上がらなかったよ🤮

 

使い古したチューブレスはビードが上がりやすいとか、ブースターがあれば行けるとか、そういうのはただの妄想でした。

上がらないもんは上がらないんです🥺

 

たぶん、ホイールのほうが悪いです。

第4世代のIRCのロード用チューブレスはバラつきがあるという噂もありますが、それでもハマる場合は本当にスッとハマると言われています。

カンパニョーロあたりだと相性がいいんでしょうかねえ。

もしくは、Shimanoでもデュラエースとかは良くて、RS700だけが悪いのか?

どうも、バルブ周りの形状がいまいちって気がするんですよね。

 

🤮

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というわけで、お店に泣きつきました。

店長によれば、石鹸水はかなりヌルヌルの濃い目が良いとのことです。

濃いめのヌルヌル石鹸水を使って、エアコンプレッサーを使って、さあ入れてみましたら・・・やっぱダメ😆

エアコンプレッサーでもダメならどうやって組むんだよwww

1年前に同じように泣きついて組んでもらったときも、店長は苦労してなんとかしてビードを上げたと言ってました。

今回より詳しく聞いてみたら、別室のより強力なコンプレッサーを使ったとか??

 

ビードが上がってしまえば、本当にバッチリなんですよ。

エアを完全に抜いたとしても、そうカンタンにはビードは外れません。

ただただ、最初のビード上げだけが問題です。

 

もうこのホイールでは2度と自分でビード上げしねえぞ!😂