皆さんはロードバイク用のタイヤは、何を使っていますか?
私は、先代となる第4世代IRC フォーミュラプロ LIGHTを1年以上使っていました。
ロングライドにおいて走行性能はクリンチャーとは比べ物にならず、本当に満足していました。
リム打ちパンクの心配はなく、シーラントを入れておけばパンク知らず、乗り心地が良く、なのに走行抵抗は別次元。
しかし私の使っているホイールとの相性が最悪で、ショップですらビード上げに苦労するレベルでした。
2020年に発売されたばかりの、新型タイヤがようやくお店に入荷したので、組んでもらいました!!
最初は自分で組み込みをトライするつもりでしたが、最初はお店にちゃんと組んでもらおうということにしました😅
IRC FormulaPro TLR S-LIGHT
概要
私が組んだのは25Cです。
これといった理由はなく、完成車が25Cだったし、とりあえず一般的(だと思う)だからです。
5,404km(ローラーは含まず)にて装着しました。
新型の「IRC FormulaPro TLR S-LIGHT」はIRCタイヤのロードバイク用チューブレスタイヤとしては、第5世代ということになります。
私は、その先代となる第4世代のチューブレスLIGHTを使っていました。
新型はチューブレスレディとなり、シーラントの注入が前提となりました。
シーラント使用を前提とすることでタイヤそのものを軽量化できるというメリットがあります。
私は先代のチューブレスにもシーラントを入れて使っていたので、単純に軽量化になりました。
外観
新型は赤いですね。
第4世代は水色って感じだったので目立たず良い感じでした。
私はあんまりハデなタイヤは好きではないので、ちょっと残念です。
走っていると、フロントタイヤの赤がチラチラ気になりました🤔
ま、ささいなことですが・・・。
150km走ってみて気づいたこと
- 剛性が高くなった
- グリップが上がった
このメリットはロードバイク歴2年の私でも気づきました。
それほど違う!
このメリットは、下りのコーナーで特に良く実感しました。
今までより明らかに安定性が上がっています。
- 軽さは・・・よくわからず
第4世代の25Cが265gで、第5世代が220gだそうです。
私は第4世代にもシーラントを30ml入れていましたから、単純計算で45gの軽量化になりました。
ただ、私のような素人にはハッキリわかりませんでした。
150km走った当日はちょっと脚の調子が悪く、しっかり踏めなかったのも影響しているとは思いますが。
- 空気圧は、とりあえずスタート時に7.2barで
25Cの指定空気圧は、6~8となっています。
チューブレスはメーカーによってはもっと低い空気圧を指定する場合もあるようですが、IRCの25Cは6~8という指定です。
バイクが装備全部込みで10kgくらい、人間が57kgくらいということで、とりあえず7.2barにしてみました。
0.2は・・・心の贅肉!?w
実際に150km走ってみると、まあこのくらいでいいのかな?と思いました。
乗り心地とタイヤのしっかり感のバランスがいいんではないかな~と。
- 耐摩耗性・ヒビ割れに期待したい
IRCのチューブレスはヒビが出やすいと店長は言っています。
ただヒビが出ても致命的なレベルでないので、そのまま走れるとのこと。
実際、第4世代では2本のうち1本はサイドウォールのあたりに全周にわたってヒビが入っていましたが、特に空気が減りやすいということもなく、これまで走り続けてきました。
第5世代では耐摩耗性とひび割れが改善されたという公式発表ですから、どのくらい改善されたか気になります。
組みやすさ
組み合わせるホイールはSHIMANOのRS700
組んだホイールは、SHIMANO WH-RS700 C30です。
アルテグラクラスとされ、アルミホイールとしてはわりと軽く、何よりハブがスゴイ!
・・・らしいですw
他のホイールを使ったことがないのでわかりませんが、ショップの店長はハブのスムーズさが良いと言っていました。
チューブレスタイヤとの組み合わせは、冒頭のリンク先の通りIRC第4世代との組み合わせは最悪でした。
ショップでもビード上げに苦労するレベルで、エアコンプレッサーを使ってもなかなかビードが上がらないというのはひどいw
しかし今回の第5世代とのマッチングはかなり良かったと言っていました。
ビード上げはエアコンプレッサーでしたが、あっさりポンポンとビードが上がったのには驚いたとか。
そこまでビードが上がりやすければ、フロアポンプでもビードが上がるかもな!?
店長が「う~ん、ここまで良くなってるなら、欲しくなってきたなあ・・・」と言っていたのが印象的ですw
ビード上げの手順
先に書いておきますが、シーラントはビード上げをしたあとでやると言っていました。
- ホイールにタイヤをハメる(レバー不要の組みやすさ!)
- 石鹸水(かなりヌルヌルの濃いやつ)を塗る
- タイヤを中央の溝に完全に落とす
- 空気を入れて、パンパン!とビードが上がるのを確認する
- バルブコアを抜いてシーラントを入れる
と、言う感じだそうです。
タイヤをハメる時は、先にバルブの反対側から初めて、最後にバルブ周辺を入れていきます。
基本的にレバーは不要だそうです。
まあ、私はお守りとしてチューブレス専用レバーは持っていますが。
石鹸水は台所用洗剤などを水で薄めるんですが、かなり濃い目で良いそうです。
濃い石鹸水が空気の漏れ止めみたいな役割を果たして、ビードを上げる手助けになるんだとか。
シーラントは、ビードが上がってからが良いそうです。
動画とかだと先にシーラントを入れてからビードを上げている人もいるようですが、店長は汚くなるからヤダ、とw
石鹸水だけでビードをパンパン!と上がってしまえば、あとはバルブコアを抜いてもビードは落ちないからです。
逆に言えば、バルブコアを抜いたくらいでビードが落ちてしまうようでは、ビードが上がったとは言えない状態ということです。
というわけで、店長も驚きのビードの上がりやすさ!
今度こそ、自分でもビード上げができるかもしれない!!
次にローテーションをする機会が楽しみです。
まとめ
今度こそ、いろんな人にオススメできるかもしれない!!
もう、ビードが上がらなくてキレ散らかさなくてもよくなるかもしれないwww
もっともっと走り込んで、その良さを体感していきたいですね!!
今回走った内容についてはこちらをご覧ください!