新型コロナウイルスの影響はとてつもなく、いつがピークで、いつ終息へ向かっていくのか見当もつきませんね。
そんな中、自転車業界もどうあるべきか議論が交わされています。
もちろん外に出ないのがベストなのは確かです。
ずっと家に閉じこもりきりというのも人間の精神衛生に良くないということで、このご時世に対応したサイクリングの形が提唱されています。
それはグループライドを避け、人の多いお店を避け、そしてなによりケガを避けることです。
ウイルスをうつさない・うつされないのはもちろんのこと、ケガをして医療機関を圧迫するのも防ごうというわけですね。
より一層の安全運転が求められる時代だと思います。
ところで以前から気になっているこういった冷感マスクって、こういう時にも少しは役立つのでは?とますます気になっています。
例えば自転車で通勤している人で、人の多いところを通行する際に役立つのでは!?
しかも日焼け防止になりますからね。
私は冬場はネックウォーマーをマスクのようにして使っていますが、夏場はなにもしていません。
いちいち日焼け止めを塗っていますが、これ買ったほうが便利なのか、それとも水を飲むのに面倒で邪魔なのか、気になっています。
はい、いつも通り前置きが長い!
というわけで、山岳菜の花ライドに行ってきました。
菜の花ライド
サイクリングルートを考える
南信州の某所に一面の菜の花畑のある農場があると聞いて、さっそく自転車でのルートを作成してみました。
自転車で観光地へ行く場合、一番重要なのはサイクリングルートです。
いかにクルマの通行が少ないか、を考える必要があります。
今回の目的地の農場もクルマの通りが多い国道からのアクセスは比較的容易らしいのですが、何時間も背後のクルマを気にして走るのは良くない!
たとえ登りが多くてもクルマの通行が少なく交通事故の確率を減らせるルートを策定すべきです!!
べ、別に獲得標高を多めにしたいわけじゃないんだからね!
勘違いしないでよね!!
というのは冗談として。
プロのレーサーも普段から公道でトレーニングしていますが、彼らが交通事故に遭う確率が少ないのはテクニックが優れているからだけではありません。
それは交通事故の確率が少ない道路・交差点を選んで走っているからですね。
サイクリングとは、家に帰るまでがサイクリングです。
そのためにはいかに交通事故の確率を下げるかがとても重要です。
禁煙したことで持ち物からタバコがなくなり、フロントバッグがスッキリしました。
赤いポーチはドールのエム子、ウサギのポーチにはフィッシュアイレンズが入っています。
このフロントバッグについてはコチラからどうぞ~!
菜の花畑
さて、そんなわけでクルマの多い国道を避けて、山の中を延々と走ってたどり着きました!
いやーやっぱ坂は楽しいゼ!
現場は、360度カメラが欲しくなるほどの景色でした。
やっぱ南信州はヤバいなと思いました。
37年間住んでて、今更になって知るところがいっぱいあります!
南信州は山深く、昔ながらの集落のつながりで暮らしている地域がいっぱいあります。
その集落でしか知られていなかった絶景が、平成の大合併などを機に少しずつ観光化され、今になって我々のもとに届いているという現状があるようです。
GoogleMapで手軽に調べられるようになったというのも大きいでしょうね。
帰路、そのGoogleMapに頼る
南信州は全国でも有数のハナモモの産地だそうです。
花桃とはその名の通り花がメインの桃で、桃の実はとても小さく食用に適さない、観賞用の木です。
花桃にもいろいろ種類があり、ピンクや白・赤、さらには白と赤が同じ木に咲く種もあります!!
源平桃という名で、同じ木に白と赤の花が咲く不思議な種です。
どのくらいの割合で白と赤に分かれるかは気候次第らしく、咲いてみないとわからないとのこと。
多くの果樹園や家庭では白・赤・ピンクの3色をキレイに並べて植えているところが多いようですね。
サクラに比べて手入れの難易度が低いらしく、育てやすいのが特徴とのこと。
そのため南信州の一戸建てでは花桃を植えているところがとても多いです!
しかも別に高くないし!!
育てるのが簡単なら、自宅で育ててみたくなるなー。
なにしろ基本的には日当たりがよく風通しが良ければ、水やらなくていいみたいなのでwww
で、なんで急に花桃の話を始めたかというと・・・。
この時、道に迷ったからです☆(ゝω・)vキャピ
主要国道はクルマが多いため、山の中へ戻る別ルートを事前に調べてきました。
曲がる場所はGoogleMapのストビューであらかじめチェックしたりしていたんですが、現地では予想外な交差点が存在し、何度か道を間違えましたw
山奥の道は目印がないのでわかりづらいΣ(゚д゚lll)
地元でも感じられる「旅」感
こんな山岳路を走ってきました。
ひと気のない山道を延々と登り続ける快感は何にも代えがたいものがある気がします。
ここまで登ってきた道が後ろや下に見え、少しずつ視界が開けて遠くの山や下界の集落が見え、そしてすぐそこに迫る頂上。
標高を増すにつれ変化していく景色が、山道のだいご味かな~と最近思います。
それは、ひと気がなければないほど、良い!!
まとめ
今日のライドは84.1km 2,031mUPでした。
距離に対する獲得標高が多めでキツいルートでしたが、ダイナミックな景色のおかげで疲れ方はいつもより少なかった気がします。
ちなみに1回もお店に立ち寄っていません。
だって店はおろか自販機すらないんだもの!!!
いや、まあ人里に下りればさすがに自販機はちょいちょいありますが、店はマジでなかったです。
探せばあったのかもしれませんが、目についた商店は廃業してるしΣ(゚д゚lll)
まあ、長野県のライドではよくあること(*´ω`)
それにしても、いつもより登りが楽しかった!!
これも最近トレーニングで少しパワーを付ける意識をしているのが効果あったんでしょうか。
今までローラー錬の時はLSD(心拍数120前後)強度でタラタラやってオシマイでしたが、最近は最後に追い込む練習をしてます。
そのためか乗り方も明らかに変わってきて、今までよりパワーが出てる・もしくはパワーがより良く伝わっている気がします。
今はレースでのタイムも少しは意識していますが、本来求めているのはどんな山岳路でも楽しめる走破力です。
素晴らしい景色でも、登り切れなければそれを味わうことはできませんからね。
こんな、何気ない田舎道が楽しいんですよね~。
キツい坂でも、ほのぼのした気分にさせてくれます。
ところで、これなんの花なんだろう。