【レビュー】オルトリーブ アルティメイト6Sプラス 自転車用フロントバッグ

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自転車に乗ったらメンテ!

はいどーもー!バーチャルネットおじさん、くまです。
土曜日に乗ったので、今日はメンテです。
キャリパーブレーキ周辺もある程度砂を落として注油しておきました。
チェーンのプレートがちょびっと錆びていたのが悲しみ(´・ω・`)
あと買い置きしてあったはずのコーティング剤がどこか紛失してしまい、今日はコーティングなしになってしまいました。
しょうがないから注文しときます・・・。

さて、今日はここ最近使っているフロントバッグ「オルトリーブ アルティメイト6Sプラス」についてレビューしたいと思います。
高価なものなので買う前にネットであれこれ調べたんですが、どうにも詳しい内部寸法などがよくわからなかったため、できるだけ詳しく書いてみたいと思います。
もしご質問などあれば遠慮なくコメントしていただければ、可能な限り回答させていただきます。

 

フロントバッグ

レーシーなロードバイクにフロントバッグはダサイ!という意見はよく聞きます。
しかし、自転車でミラーレス一眼を持ち運ぶには最適です。
なにしろ自転車を止めて、跨ったままでカメラを取り出してサッと写真が撮れます。
リュックなどに入れてしまうと、いちいちリュック降ろすのめんどうだし・・・とシャッターチャンスを逃すことは多いです。
大きめのサドルバッグにミラーレス一眼を入れるとか別の手段も考えたりしましたが、フロントバッグの便利さに慣れてしまうともう他の手段はとれませんね!

 

最初に使っていたフロントバッグ

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中華製フロントバッグ

中華製のフロントバッグで、なかなか使い勝手は良かったです。
なにしろ安くて軽く、間口がでかく「向こう向き」に開くのでバイクに跨ったままモノを取り出すのがスゲーやりやすいんですよね。
縫製も意外としっかりしてて、激しく走っても固定ベルクロなどが千切れたりすることはありませんでした。
難点はベルクロで巻き付ける方式なのでハンドルのフラットを持ちにくいとか、ワイヤーに押しつけられてワイヤー被覆がだんだん削れてくるっていうところでした。
モンベルやR250と違ってベルクロなのでサッと付け外しできるのはいいんですけどね。
デジタル一眼のように重いものを入れるとかしいできてキャリパーブレーキに当たらないか不安になってしまいました。
ワイヤーの取り回し、ハンドルの高さ、バイクの形状によって、この手のバッグが使えるか使えないかが変わってくると思います。

 

オルトリーブ アルティメイト6Sプラス

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オルトリーブ アルティメイト6Sプラス

そこでいよいよ、高価だけど評判の良いオルトリーブのフロントバッグを導入することにしました。
公式サイトはコチラ。
このバッグの大きな特徴はまず防水であり、フタが向こう向きに開き、そしてなんといってもアタッチメントにより簡単に着脱ができるという点にあります。
とにかくひたすら使いやすいんですが、ベルクロで巻き付けるだけのバッグと違ってアタッチメント込みでちょっと重いのが難点です。
ショルダーベルトも付属しているので、お店に入る時などは肩掛けできます。

 

各部寸法

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アルティメイト6Sプラス 外寸

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アルティメイト6Sプラス 内寸

6Sプラスは一番小さいタイプですが、ミラーレス一眼が余裕で入ります
さらにわりと大型のスマホであるau TorqueG03が内ポケットにすっぽり入ります。
フタの部分はマップケースになっていますが、太陽の角度によっては反射して眩しいケースも・・・。
ここは布張りにして欲しかったなあ。

 

取り付け
RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) マルチクリッププラス KF813

RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) マルチクリッププラス KF813

  • 発売日: 2011/06/20
  • メディア: スポーツ用品
 

オルトリーブ純正のアタッチメントも付属しますが、私はリクセン&カウルのアタッチメントを購入しました。
リクセンは追加でサイコンマウントが装着できるのが魅力です。
なおこのフロントバッグはハンドルバーにしっかり取り付けるため、カーボンのステムやハンドルは取り付け不可となっています。
おそらく、おじぎ防止用のワイヤーがカーボンを削っていってしまうためだと思われます。

 

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取り付けはポン付けとはいかなかった・・・!
アタッチメントを付けたい場所がワイヤーの通り道になっていて、キワまでバーテープが巻いてあるのでどうにも避けられませんでした。
しかたないのでアタッチメントを削って内側にワイヤーを通し・・・たら今度はサイコンマウントが入らなくなった!
サイコンマウントも削って、なんとか収めました。
しかし、こんなことする前にバーテープ剥がしてワイヤーの取り回しを変えてから、アタッチメントを組んだほうがいいような気がします。
私はワイヤーはおろかバーテープすら自分で変えたことがないので、アタッチメントを削るほうを選びました。
ちなみに日本語の説明書が入っているのでわかりやすいですよ。

 

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このサイコンマウントは上に飛び出すため、バイクをひっくり返すと地面に当たってしまいます。
しかしアタッチメントを上方に捻り、おじぎ止めワイヤーをたるませると簡単にマウントを外すことができます。
非常によく考えられていますね!
通販サイトのレビューではガタガタするというのがありますが、なにか取り付けがおかしい可能性があります。
手で動かせば「ガタ」はありますが、説明書通りに取り付ければ走っていてガタつきが気になるようなことはありませんでした。

 

※ちなみに、今はサイコンを取り付ける「マルチクリッププラス」を外して、ステムの上にサイコンを付けています。

 

ライトを付ける場所を考えないといけない

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点滅LEDならこの位置でも問題ないけど・・・

この手のフロントバッグではどうしても避けられない問題です。
フロントバッグがヘッドライトの光をさえぎってしまい、路面を照らしてくれません。
クマの点滅LEDがようやく見えるくらいです。
ベルクロで巻き付けるバッグなら少したるませておけば、ハンドルにライトを付けても路面を照らしてくれる場合もあります。

 

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MINOURA(ミノウラ) バーエンド装着型ライトホルダー LMA-H

私はミノウラの「バーエンド装着型ライトホルダー LMA-H」を使用することで解決しました。
これはこれで、ハンドルバーの上がすっきりして気に入りましたね!
慣れないうちはたまーに膝蹴りをしてしまうのが難点。

 

ものすごいモノが入るため、入れすぎに注意!

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ついつい入れすぎてしまう

念のために持っていったけど結局使わない物も・・・。
長野県で山の中に走りに行くと飲み水の確保すらできない場所もあるので、慎重になってしまうというのもあるんですが。
しかしおじぎ防止ワイヤーのおかげで、荷物満載でどんなに走ってもおじぎすることはありません。
フタは片手で開け閉めができるわりに、走っていて勝手に開いてしまうこともない!
ちなみにミラーレス一眼は向きだしで入れたくないので、銀マットを切って簡易ケースとして使ってます。
オートバイに乗っていたときも、タンクバッグに銀マットで仕切りを作ってミラーレス一眼を入れて走っていたくらいなので、ぜんぜんヨユーですよ。
まあ・・・数十万円するαとかだとさすがにやめといたほうがいいかもしれませんがw

 

まとめ

少々重い、という点以外は大満足のフロントバッグです。
フタががばっと開くので中身が見やすく取り出しやすいのも魅力ですね。
サイクリングがますます楽しくなりました(^∇^)