一連の流れはこのあたりの記事に書きましたが・・・。
要するにカーボンサドルは滑るんですよ!
尻が滑る
規定トルクで締めても滑る
(╯°□°)╯︵ ┻━┻
ナメてんのか!
おまけにギシギシうるさいしとてもこんなサドル使ってられん!
というわけで決勝用として部屋の隅に投げてたんですが、今回秘密兵器を導入しました。
5月15日・17日と2日間、合計117.05km 1,879mUPを走ってテストしてきました。
滑り止めと、カーボン専用グリス
カーボンサドルの滑り止め
以前のブログで書いた滑り止めです。
ようやく実走しました!
バッチリ、滑らない!
かといってガッチリすぎないので、微妙な座り位置の調整が可能。
これは程よいわ~!
感覚的にはほんとフツーのサドルと同じくらい滑りません。
これでヒルクライム区間をそこそこガチで踏んでみましたが、いつも使っている完成車のサドルと同じ感覚で座っていることができました。
カーボングリッパーペースト
※2020/8現在、TF2グリスが品切れ中?今後はこっちを買ってみようかしら🤔
カーボンパーツの接合部の滑り止めで、カーボンパーツを組むときの必須グリスです。
グリスそのものはザラザラしている感じで、クランプなどを締め付けると摩擦力が増してパーツ同士がズレにくくなるようです。
カーボンは光沢のあるものはつるつる、光沢のないものはサラサラしすぎていて、シートポストのクランプやステムのボルトをいくら締めても滑ります!
しかしこういったカーボン用の摩擦力がアップするグリスを塗布すると、軽く締めただけできちんと止まります。
私は最初テキトーなグリスを塗布してボルトを締めたら、シートポストがぬるぬる下がってしまって困りました。
アルミシートポストではこんなことなかったのに!?
仕方なくキツめにしめてみたら今度はギシギシと異音が頻繁に聞こえます。
カーボングリッパーペーストをカーボンサドルのレール、カーボンシートポストに塗布して組んでみるとあら不思議、ギシギシ音がかなり少なくなりました。
以前はギシギシ音がしすぎて頼りなく決勝でしか使えないな・・・と諦めていたのが、グリスを塗布して締めたら頼りがいがUPしました!
完成車の頑丈なスチールレールやアルミポストに比べれば華奢なのは確かなので、段差などでは多少気を使いますけどね。
まとめ
100km以下のライドでならガンガンいけるな!!
尻はぜんぜん痛くないです。
むしろサドルの軽さのおかげでバイクをガンガン振れるのが楽しいですね。
2日間フロントバッグを外して走ったんですが・・・あまりの軽さに楽しくなっちゃいました。
今までずっとフロントバッグを使ってたので気づかなかったんですが、ものすごい空気抵抗があって、ものすごいハンドリングが悪くなるんですね(´;ω;`)
外して走り出したら、いつもよりガンガンスピードが乗るし、加速は速いし、ダンシングは軽いし、正直ここまで違うとは思ってもみませんでした。
悟空が道着を脱いだときみたいな感じ
さらにハンドルから手を離してもバイクがピタリと安定している!
いままで手放しができないのは下手くそなのかとずっと悩んでましたが、原因の大半はフロントバッグだったとは(´・ω・`)
ここまで影響が大きいとなると、今後フロントバッグを付けて走行するの、けっこう悩みます・・・orz