桜の季節がやってきましたね!
昨年まではそれほど熱心に桜の撮影をしてきませんでしたが、ドールを外に連れ出してからこの時期を楽しみにしていました。
新型コロナウイルスの影響もありますから不特定多数の人が集まる場所を避け、山奥の桜を楽しんできました('ω')
桜
桜とドール
週末はJNR-TAMAさんとにっしーさんと、3人で撮影をしてきました!
3人で、と言っても撮影場所が同じというだけで各々が思うままに撮るスタイル。
それぞれにイメージする写真があって、それぞれが目的に向かって取り組んでいました。
これがいい刺激になって、一人だったらサクッと1・2枚撮影して終わらせていたようなところも、新しいアイデアがひらめいたりしましたね(*'▽')
熱心に打ち込んでいる人の姿は、それだけで刺激になります。
人間の脳は、同じ食事でも一人でするのと数人で仲良くするのとでは、感じる味が違うそうです。
なんとなくですけど、他の人と撮影していると脳が活性化して、いつもなら思いつかないようなイメージもひらめいたりするのかもしれません。
ドール用ミラーレス一眼カメラ
写真を撮るさつきを撮る。
カメラ女子にはピッタリですね!
手に持っているカメラの背面液晶は、フォトショで合成しましたw
さつきが持っているのはこの「ミニチュアコレクション」シリーズのオリンパスのやつです。
このシリーズはデキが良くていいですね!
小さいのにレンズ交換までできますwww
欲しい(;^ω^)
クライムオン!
堤防沿いに植えられた桜があって、その堤防ののり面?が石組みになっていたのでひらめきました。
最初はロッククライミングなんてイメージはなかったんですが、現場で機材の準備をしているうちにクライミングさせたら面白そうかなーと思いつきました(*´ω`)
普段はこんなイメージは絶対わかないんですが、これも他の人にいい刺激をいただいたおかげですねっ!
何かをするときは「目的」を忘れないこと
ロードバイクでも撮影でもそうですが、何かをするときは目的が大事だと思っています。
「なんとなくいい写真を撮りたい」「なにかいい感じに撮りたい」という漠然としたイメージで臨んだ時は、たいていボツ写真になってしまいます。
週末撮影した中でも、そうしたぼんやりした状態で撮った写真はイマイチでした。
私はパソコンとスマホの壁紙にすることを常にイメージして撮影しています。
その初心を忘れなかった時は、たいてい思った通りに撮れますね!
例えば↑の写真は、4:3でも16:9でもスマホの画面でも、ドールの顔が切れないように撮っています。
別で縦撮りすることもありますし、1枚の写真から3種類の用途に使えるように撮ることもあります。
ドール撮影小ネタ
三脚は三脚にあらず
1/3サイズという人間より小さなドールを撮る場合は、多くの場合がローアングルになります。
カメラを地面すれすれにしてようやく、人間を撮るときと同じ目線になることが多いですね。
そのためミニ三脚なども持っているんですが、それでも低さが足りないこともしばしば。
そんな時は、カメラを地面に直接置いて、レンズの下に三脚を入れて角度を付けるというやりかたをしますw
アルカスイス互換の自由雲台付きのミニ三脚。
軽いので手持ち撮影したくなっても、三脚を付けたまま撮影に移行できます。
それに対してマンフロットのミニ三脚は地べたレベルの超ローアングルで、脚の角度で微調整が効くのがスゴイ!
ただ、ほかの三脚に付けたくなったらこのミニ三脚を外さないといけないのが難点です。
しかも電池交換とかするときも外さないといけません。
どれも、一長一短ですねえ。
ストロボはペットボトルポーチがピッタリ
私が使っている中華製の激安ストロボですが、付属ポーチがペラペラです。
そんな時に100均でペットボトルポーチを買ってみたら、ピッタリ!
ほどよいクッション性で他の機材を傷つける心配がありません。
高級ストロボだとかなりしっかりしたポーチが付属しますが、あれはあれでベルクロやファスナーの開閉が面倒です。
ペットボトルポーチなら、すぽっと差し込むだけでフィットして、まったく落ちません。
私が使っているストロボがこれです。
必要にして十分な機能で、3千円未満でストロボデビューできるのはお得すぎる!
上手く使えないから使うのやーめた、ってなっても惜しくない金額ですw
少女のポージングのコツは間接にアリ!
仁王像のポーズと、ポーズをそのままに女らしさを出してみました。
右手と左手の位置関係は同じでも、間接の動きを意識するだけで男らしさ、女らしさが変わってきます。
基本中の基本は間接は内向きというところにあります。
特にヒジはできるだけ胴体にくっつけるか寄せる。
もちろんガニ股は絶対にダメ!
つま先は内向きに!
ただ、これが撮影中はなかなか気づきにくいものなんですけどね(;^ω^)
ポージングに悩んであれこれイジっていると、なーんか妙な感覚になることがあります。
それは間接が外向きになってしまうからです。
気を付けないと天地魔闘の構えになってしまうので要注意です。
ドレスを着た美少女が、真・大魔王バーンへと生まれ変わってしまいます。
可動モニターはもう時代遅れ!?アングルファインダーを使いこなせ!
にっしーさんが妙なモノを使っているのに気づきました。
それはアングルファインダー。
ファインダーに取り付けて、上下左右に動かしていろんな方向からファインダーをのぞけるアイテムです。
これはスゴイ!
どんなにローアングルでも、上からファインダーが覗ければ精密に写真が撮れる!!
私のOLYMPUS E-M1はチルトモニターで、その前のE-620やE-5はバリアングルモニターでした。
非常に便利ですが、日中はまぶしくてモニターが見づらいこともしばしばありました。
液晶モニターは周りの環境に大きく左右されてしまうんですね。
さすがNeewer、各社対応アダプター付きのアングルファインダーがなんと4千円未満。
こりゃいいぞ!買おう!
と、思ったらあくまでも一眼レフ用であって、ミラーレスカメラはダメ?みたいです。
オリンパスも、かつての一眼レフにしか対応していないと表記されています。
うーん、無念。
まとめ
というわけで、久しぶりに充実した撮影をしてきました!
写真撮影は自転車のレースと違って、勝ち負けがないどころか基準などなにひとつない世界です。
そんな中で自分が思ったように、自分が望むような写真が撮れた時はとても嬉しいですね。
今まで、プロの写真を見ているととんでもない高等テクニックを使っているんだろうなあ!と思うばかりでした。
しかし実際にやっている人の話を聞いたり見せてもらったりすると、実はとても原始的なことを一工夫しているだけだったりすることも多いです。
もちろんそれを上手く活かすちょっとしたコツがプロなんでしょうけど、そのまねごとみたいなレベルであればわりと誰でもできることだったりするのが、写真の世界の面白いところです。