三菱 #デリカミニ をデッドニング施工する

正直、デッドニングがいちばんキツい!

とにかく作業が時間かかるし、力がいるし、めっちゃ疲れる・・・。

が、これをやらないとカーオーディオは始まりません。

 

Audio-technica AT-AQ405

オーディオテクニカのデッドニングキットです。

デリカミニに対しては十分で、余るくらい材料が入っています。

 

デッドニングしてしまうとやり直しがほぼ効かないので注意しましょう。

 

作業時間は5時間くらい見ておいても良いです。

片側のブチル剥がしで1時間、デッドニング施工で1時間、休憩とかも考えるとそのくらいかかりますね~。

スピーカー交換のついでに、というとちょっと厳しいです。

余裕を持ってまる一日かけるつもりが良いでしょう。

 

ブチル剥がし

手がベットベトになるので、写真は撮っていませんw

デッドニングと言えば防水シートを剥がして、ねっちょねちょのブチルを剥がす作業です。

いくらネットで検索しても、決定的な裏技みたいなのはありませんでした。

冷凍殺虫スプレーで凍らすとちょっとだけマシみたいな話も聞きましたが。

 

やはり根気よく、

パーツクリーナーをかけてはプラスチックヘラでそぎ取りを何回も繰り返し、

ある程度そげたらパーツクリーナーをかけては布で拭き取りを何回も繰り返す、

コレですかねえ。

パーツクリーナーをかけるとブチルの表面が溶けるんですが、まったく浸透しないため表面が少しだけ拭き取れます。

またパーツクリーナーをかけると表面が溶けて・・・というのを繰り返してだんだんとブチルを薄くしていく感じでしょうか。

 

このブチル取りでは窓は上まで上げておくと良いです。

 

 

拭き取りはキムタオルを使いました。

大量に使うかと思いきや、5~6枚くらいしか使ってないかもしれません。

 

ほぼ完璧だな!というところで、今度はシリコンオフで仕上げ拭きします。

塗装や接着前はシリコンオフのほうが良いです。

 

アウターパネル施工

説明書に従って、アウターパネルに制振材を貼っていきます。

長い短冊シート4枚と、丸いシート4枚、スピーカー裏の吸音材1枚です。

めちゃくちゃ手が入りにくいところですが、シリコンオフでしっかり脱脂します。

また貼り付けもかなりやりづらく手を切ったりしますね~。

でも付属のヘラでとにかくしっかりゴシゴシ押し付けます。

ここは剥がれてきてしまったらもうどうしようもありませんし、パワーウインドウに詰まったりするかも。

 

 

ところで外した内装を見てたらNISSANの文字がwww

やっぱこのクルマNISSANなんだよなーwww

 

インナーパネル施工

さて、デリカミニのデッドニングはアームレスト部分が最大の難関です。

軽自動車という限られたスペースを広く使うために、アームレストがドアインナーパネルに食い込むような形状になっています。

もちろん防水シートも立体的に凹んでいて、ガラスが当たるギリギリまで奥まっています。

これをデッドニングするなら、凹みを再現しないといけません。

むずかし~~~!

 

とりあえず、ガラスとのクリアランスを確認するために窓を下まで下げて作業します。

 

 

サービスホールの形より数センチ大きく制振シートを切り出します。

そこで、別の紙であらかじめサービスホールをかたどっておき、制振シートの台紙をかたどった紙より1~2センチほど小さめに残します。

こうすると、制振シートがもしガラスに接触してもねちょ~~~ってならなくてすみます。

もちろん施工後もこの台紙はそのまま残しておきます。

あとあと剥がれることは・・・たぶんないでしょう。

きっと。

信じるって大事✨

そして、上を先に貼ってから凹みを作りつつ、だんだんと貼っていきます。

制振シートは多少は伸びますが、あるとこから急に裂けるのでちょっとむずかしいところです。

この穴だけ難しいので、他のサービスホールをふさいで慣れた頃にやると良いでしょう。

まあ、失敗して少し穴が空いても余った制振シートでツギハギにしてふさいで置けば良いのです。

 

 

とりあえず最低限のデカいサービスホールは塞ぎました。

ドアスピーカーの上の極太ハーネスの周りは完全に塞ぐのは難しいですね~。

たぶんちょっと穴が空いてます。

でもまったく塞いでない純正よりは段違いに良いので、気にしないことにします。

 

あ、最初に説明を忘れましたがドアの内張りを装着した状態で、マスキングテープでかこって置くと良いです。

最後に内張りの振動防止スポンジテープを貼るための目安になります。

 

 

助手席側が最低限張り終わった段階で、明らかに大判のシートが1枚余っていたので、その半分を使ってほぼ全面貼りすることができました。

こんだけバッチリ貼れば大丈夫でしょ~~~!

 

ドア周囲のうねうねしたスポンジテープは、端から端まで隙間なく貼っても足ります。

写真ではうっかり数を数え間違えて、足りないと思って中途半端に貼っています。

うねうねスポンジテープはドアの内張りのギリギリ内側に貼って、内張りを戻したときに見えないようにします。

見えるように貼ったほうが効果は100倍くらいありそうですが、内張りからうねうねが見えているのはちょっと汚いかなと思って・・・w

 

初めて自分でデッドニングを終えたあなたはきっとわかったはず。

これ、1万円程度じゃ頼まれたってやりたくねえって・・・🤮

5万くらいならやってもいいかな・・・。