納車されたその日にバラしてカーナビつけちゃいました!
ドラレコとETC車載器も合わせて、2時間くらいで取り付けできました。
最近のクルマは、最初からテレビアンテナ、GPSアンテナ、車外カメラなどが装着されていて、変換ハーネスをつなぐだけで良いので本当に簡単ですね。
KENWOOD MDV-M910HDL
KENWOODのカーナビはもう20年愛用していて、クルマを乗り換えても必ずKENWOODを選んできました。
KENWOODはハイエンドモデルでも10万円台で購入できるため、ディーラー装着のナビよりとても安く、しかも高性能なのが嬉しいですね。
しかも音質にかなりこだわりがあり、設定項目が非常に多く、外部アンプを取り付けた時のために内蔵アンプをオフにできるのもスゴイ。
他社がまだHDDで検索に何分もかかっていたのに、KENWOODはいち早くSSDを採用して瞬時にルート検索できるようになっていました。
2023年モデルは2023年6月末に発売され、デリカミニの納車にギリギリ間に合ってくれて助かりました。
注文したときは納期未定なんて言われてちょっと焦りましたが、なんとか間に合ってよかったですw
2023年モデルのM910HDLからは音声操作ができるようになりました。
意外に便利!
ただ、AIと違って柔軟な言葉を認識してくれずあらかじめ決まった単語でないと反応しなかったりします。
オーディオの歌をご認識して「なにかご用ですか?」と聞いてくるのが非常にうざったいwww
たまに便利なときもあるのですが、あまりにご認識が多いので音声操作機能をOFFにしました・・・。
いつの年式からかわかりませんが、起動画面を自分で用意した画像が使えるようになりました!
さっそくデリカミニの写真などを使って、起動画面を自作しました😊
デリカミニへの取り付けに必要なもの
9インチナビ取り付けキット TBX-N002
社外品の9インチナビを取り付けるための配線キットです。
カーナビの周囲の化粧パネルもセットで付属しています。
三菱純正 9型ナビ用センターフード MZ609798
手で持っているワクの、奥に写っているのがセンターフードです。
オーディオレス車には7インチナビ用センターフードが装着されているため、9インチナビ用のセンターフードをディーラーにて購入する必要があります。
ディーラーで普通に単品で購入できます。
テレビアンテナ変換ケーブル GT13→VR1 4本
デリカミニは最初からテレビアンテナが配線されているため、変換ケーブルを買うだけで取り付けできます。
カーナビ付属のテレビアンテナは使用しません。
アラウンドビューモニター変換キット RCA101N
デリカミニはアラウンドビューモニターのカメラも最初から装着されていて、デジタルルームミラーに表示される映像を、カーナビにも表示してくれるキットです。
映像はKENWOODが販売している専用マルチカメラに比べるとかなり画質が落ちます。
しかしわざわざ配線することもなく、上方向からのマルチアラウンドビューも見られるため、このキットがベストな選択でしょう。
カメラケーブル変換アダプター CA-C100
先程のデータシステムのキットと、カーナビの間に接続する変換ケーブルです。
データシステムのキットは黄色いRCA端子から出力されるので、この変換ケーブルを使ってKENWOODナビの専用コネクタに変換します。
GPSアンテナ変換ケーブル GT5→GT21
デリカミニはGPSアンテナも最初から装着されているので、この変換ケーブルでカーナビに接続します。
KENWOOD AVプリアウト拡張ケーブル KNA-17AV(必須ではない)
[rakuten:eitec-shop:10000066:detail]
AVプリアウト拡張ケーブルは、後部座席用モニターやパワードサブウーファーなどを追加する場合に必要です。
逆に、カーナビだけ取り付けてドアスピーカーだけを交換する場合などは必要ありません。
私は外部アンプを取り付けるため購入しました。
KENWOOD USB接続ケーブル(1m) KNA-22USB (USBを使用する場合)
[rakuten:autowing:10048561:detail]
USBメモリを使用したり、ナビからUSB電源をとってスマートフォンを充電したりしたい場合に必要です。
ナビには2本挿せるようになっているので、必要に応じて買い足します。
カーナビの裏側に差し込むのですが、ケーブル固定用金具はKENWOODの専用ケーブルに合うように設計されているため、一般的に売っているUSBケーブルでは固定できなくなります。
それほど高額でもないので、無難にKNA-22USBを購入するのが良いと思います。
また、HDMIでスマートフォンなどを接続したい人は同じくKENWOODの専用HDMIケーブルを購入しましょう。
圧着工具やワイヤストリッパ
[rakuten:iwiss:10000026:detail]
[rakuten:whatnot:10006622:detail]
圧着工具とワイヤーストリッパーも買っておくと良いです。
と言ってもカーナビ取り付けに限っては、1回か2回しか圧着作業はありませんけどね。
IWISSの圧着工具はギボシ端子の芯線と被覆を同時にカシメられる便利なツールです。
カシメる部分は特に研磨とかしてないみたいで鋳物そのままみたいに見えますが、まあ安いのでこういうものでしょう。
ギボシ端子を圧着する場合、端子の被覆の圧着部分をちょっと広げてやったり、芯線が細ければ2~3回折り曲げたり、被覆が細い場合は芯線用の部分で圧着しなおしたり、まあ一工夫が必要です。
これはギボシ端子というものの特性って気もするのでしょうがないです。
ワイヤーストリッパーのほうはベッセルという業務用でも使われる有名メーカーで、切れ味はばつぐんです。
それがたった1000円台で購入できるのだからお得ですね。
パネルの取り外し
まずナビのワクを手前に引っ張って外します。
それからその後ろのセンターフードを上に引っ張って外します。
これだけで分解おわりですwww
なお、気になる人はセンターフードの周りに養生テープを一周貼っておくと良いでしょう。
運が悪いとセンターフードを外した勢いでガッと傷をつけるかもしれません。
次はカーナビのステーを外します。
なんとステーすら最初からクルマに装着されています。
すごすぎる。
ネジ4本で止まっていますが、ネジを落とすとダッシュボードの奥の方へ転がっていってしまいますので、慎重にネジを取りましょう。
取り付け
カーナビを車体に取り付ける際には、周辺に養生テープを巻いたり、エアコン吹き出し口のあたりに厚手のタオルを敷いておくとよいです。
カーナビを手前に置いて裏側の配線をあれこれ接続していくので、金具であちこち傷つけてしまうからです。
私はうっかりタオルを敷くのを忘れていたので、ちょっぴり傷をつけてしまいましたw
ほとんど見えない場所なので助かりました😅
説明書にも書いてありますが、カーナビを接続する前にバッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。
カーナビの配線と、カナックの取付キットと、データシステムの配線キットとを合体させます。
パズルのようで、ここが一番こんがらがる・・・。
説明書のとおりに繋げば良いだけですが、ちょっとややこしい。
データシステムの配線キットのACCは、カーナビの配線とカナックの取付キットのACCにエレクトロタップかギボシ端子で割り込ませます。
エレクトロタップは断線やショートの危険もあるのであまり推奨されていませんが、説明書にはエレクトロタップで繋げと書いてありますw
使わない配線にはビニールテープを巻いて絶縁しておくと安心です。
またカメラケーブルの黄色いRCA端子はビニールテープを巻いておくと抜けにくいです。
サイドブレーキへつなぐ線はクワガタ端子を圧着して、カーナビ裏のアース線接続ネジにつなぎます。
説明書と違う配線ですが、なぜかこうする人がほとんどです。
なんでだろうなあ(すっとぼけ
左の写真は車両側GPSと、ナビ側のGPS。
ここにGPS変換ケーブルでつなぎます。
右の写真はメーターパネルを外した状態の写真ですが、その奥にGPSアンテナが設置されています。
これは参考のために撮影しただけなので、カーナビ取り付けではメーターパネルを外す必要はありません。
USBケーブル接続と、ケーブル抜け防止金具の様子です。
ほとんどの配線はカチッとロックされて抜けにくいようになっていますが、USBケーブルは家庭用の規格のため抜け防止がありません。
そのためカーナビ付属の抜け防止金具で抑えるようになっています。
専用USBケーブル以外だとこの金具がうまくハマりません。
隣にはHDMIケーブルの差込口もあります。
AV拡張プリアウトケーブルと、外部アンプへつながるRCAケーブルの接続の様子です。
こちらもビニールテープで巻いて抜けないようにしました。
RCAも家庭用ビデオデッキのために開発された端子なので、抜け防止がありません。
振動や取り付け作業中にうっかり抜けないようにしておくと安心です。
カーナビを奥に押し込む前に、バッテリー端子を繋いでクルマの電源をONにして動作確認をします。
モニターが動く場合があるので注意しましょう。
よほどのことがないかぎり、ショートしてぶっ壊れることはありません。
そういうふうに配線キットが作ってありますからね。
まあ、私はつなぐところを間違えて起動しませんでしたがwww
落ち着いて説明書を読み直し、ACCの線を「この線は使用しません」と書いてあるところに挿していたため、起動しませんでしたw
最後に、裏側の配線を挟み込まないように上手に下側とか奥にやさしく押し込みながら、カーナビを入れていきます。
ネジ穴に合わないようであれば配線を挟み込んでいる可能性がたかいので、優しい力でネジ穴が合うようになるまで裏側の配線を整理しましょう。
配線を挟み込むと、車両火災の危険があります。
無理してぎゅ~~~っと押し込んでネジをしめるのはヤバいです。