【レビュー】マキタの充電式空気入れ MP180DZ を買ったらコスパ最高すぎたけど、新型のMP181DZも気になる……。

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ついに充電式の空気入れを買っちゃった!

めっっっっちゃくちゃ便利!!

ただ、新型も気になる……。

 

マキタ MP180DZ

 

MP180DZはマキタの18Vバッテリーを使うタイプの、充電式空気入れです。

 

私はこれまでシガーソケットタイプの空気入れを持っていましたが、いちいちクルマのエンジンをかけてシガーソケットに挿さないといけないし、コードがわずらわしくていつしか使うのをやめてしまいました。

ほんっとうにめんどくさいんですよアレ!

気軽にササッと空気圧を調整できない。

 

しかもバイクには基本的にシガーソケットがありません!

昔はクルマを横に移動して……とかやってましたが、いつしかめんどうになって使わなく(以下略

 

しかし充電式空気入れなら話は違います。

バッテリーを装着すれば、いつでもどこでも空気圧の調整ができる!

 

 

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私は互換品バッテリーを使っています。

バッテリー残量のインジケーターランプ付きが便利です。

 

使い方

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挿して、入れる!

 

本体の左側にある電源スイッチを入れる。

上面の液晶画面を見て、目的の空気圧にセットする。

止まるまでトリガーを引く。

 

セットした空気圧になると自動的に止まるのがスゴすぎるんですよ!

 

昔ながらの空気入れだと、多少多めに入れておいてエアゲージで計りながら空気を抜いていく、という調整方法が一般的でした。

なにしろスイッチを入れるとひたすら空気を入れ続けるので。

 

このマキタのやつは、自動で止まってくれます。

スゴい。

 

 

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これが設定画面です。

上のボタンで単位を切り替えますが、記憶してくれているので最初にセットすればあとはOKです。

下のボタンで目標の空気圧を設定します。

設定さえしたら、あとは自動で止まるまでトリガーを握るだけです。

あまりにも簡単すぎる……😳

 

 

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さまざまなバルブに適合するように、アタッチメントが付属します。

クルマの場合はなにも付けずに使います。

ただその場合、先端にぶらさがってるクリップのやつが邪魔なんですよね。

これなんとかならなかったのかなーと。

私は取り外してしまいました。

 

精度

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別途、エアゲージで測定しました。

 

何回かやってみたところMP180DZは実際の空気圧より0.5BARほど高めに入る感じでした。

今後使用していくうちに変わるかもしれませんが、大きな誤差はないことがわかりました。

このくらいの誤差はほとんど関係ないうえに、低いよりは高いほうがマシですからね。

 

海外製の充電式空気入れにはさらに安いものもありますが、長持ちするかわからない、バッテリーが交換できない、誤差が不安、など問題も多くあります。

 

マキタのMP180DZはすでに旧モデルですが、信頼性が十分なのに値段が高くないのが嬉しいですね。

それもこれも新商品が発売されたおかげかもしれません。

 

新型のMP181DZとの比較

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左:MP180DZ 右:MP181DZ

新型のMP181DZは性能が約2倍近くなっています。

これはすごい!

クルマのタイヤくらい大きいと、かなり空気が抜けている場合は充填するのに時間がかかってしまいます。

ランクルのように大きなタイヤのクルマなら、ますます時間がかかるでしょう。

 

しかし価格も2倍ちかくします。

 

性能も価格も2倍というのは、ちょっと考えてしまいますね。

例えば空気圧の調整というのは、少し減った空気を足すだけです。

一般的なユーザーで、しぼむくらい空気の少ないタイヤをふくらませる機会はそうないでしょうし、1度に3台も4台も空気圧調整することもそうそうないでしょう。

となると、新型のMP181DZの性能にはそれほど大きなメリットがない可能性もあります。

 

実際私は旧型のMP180DZを使ってみましたが、空気を足すだけなのでほとんどすぐに終わりました。

ついでなのでクルマにもやってみましたが、やはりすぐ終わってしまいました。

となると、安い旧型で十分では?と思ってしまいますね。

 

用途に合わせて選びたいところですね。