3年ぶりのスマホ買い替えに興奮しているくま★です。
新しいガジェットはたまらねえぜ!
最新のデジタル機器ってのはいいですね~!
性能もさることながら、ガラリと変わった使い勝手を使いこなすために四苦八苦するのも楽しいですw
また熟成されつつスマートフォンという機種において、今や余分な機能も盛りだくさんです。
かつては全ての機能を使いこなせてこそ・・・!という時代もありましたが、今となっては使いたい機能だけを使えば充分という時代に変わりつつあるような気がします。
というわけで、今度はカメラでいくつか撮ってみたのでレビューしたいと思います!
ただしいずれリリース予定の「Photography Pro」(以下プロカメラアプリ)の実装前ということはご了承ください。
プロカメラアプリの有無でかなり評価は変わってきます。
Xperia 1 IIのカメラを試した
改めて各カメラについて
- 超広角の16mmは1/2.6型で1200万画素
- 広角の24mmは1/1.7型で1200万画素
- 望遠の70mmは1/3.4型で1200万画素
旧モデルとなるXperia 1 (以下Mark1)は16mm、26mm、52mmだったのに対し、
新モデルのXperia 1 II(以下Mark2)は16mm、24mm、70mmの焦点距離に変更されています。
先代とほとんど変わっていないように見える本体は、イメージセンサーやレンズなど大幅な変更が加えられています。
正にMark2に相応しいスペックと言えますね。
しかし、上記のスペックから見えてくる不安な点も・・・?
まずは作例をガンガン行きましょう!
個人的な感想はその後でイキたいと思います。
クルマ
16mmの超広角による迫力のある写真は面白いですね!
魚眼のように周囲の歪みがないため、迫力を出すには撮り方に工夫がいりそうですけど。
70mmという焦点距離はクルマに向いています。
カタログに掲載されているようなシャンとした佇まいで撮るなら70mmですね。
ドール
ここで撮影しているドールは、身長45cm前後です。
機材はレフ板を使用しています。
片手にレフ板、片手にスマホという手持ち撮影だったので、構図が微妙なのはお察しくださいw
被写体が写っている大きさは変わらないのに、背景の取り込み方がまったく違うのがおわかりでしょうか!
こういった画角の違いを楽しめるのが3眼スマホの大きな利点です!!
超広角で人物撮影するときの注意点として、今回のようにあまり大きく撮影しないこと、ですね。
もしくは、人物の顔はできる限り中心に持ってくること!
超広角というのは歪みをなくすために歪ませている?というちょっと妙なレンズですから、作例の写真では帽子が縦に引き伸ばされてしまっているのがわかるでしょうか?
中心付近は歪みにくいので、できるだけ顔が中心に来るように撮影したほうが良いでしょう。
最短撮影距離
最短撮影距離では、どのレンズで撮っても缶ビールが同じくらいの大きさで撮れることがわかりました。
ただしピントがあってなくてもフォーカス枠が緑色になることがあるみたいなので、近距離で撮影したあとはピントをよく確認したほうが良いです。
このあたり、後日リリースのPhotography Proアプリでどうなるか気になります。
24mmの3倍ズームと、70mmの違い
メインである24mmは3倍までデジタルズームできます。
24x3=72mmですから、70mmとほぼ同じ焦点距離というわけです。
その違いをよーく見てみると、24mmを3倍まで引き伸ばすデジタルズームでは、やはりノイズが目立ちます。
暗い室内で3倍ものデジタルズームをしてこの低ノイズというのはかなりスゴいんですけどね(;´∀`)
一方、70mmのほうはデジタルズームしていませんから、ノイズ感はありません。
全体的にディテールが甘いような気がしますが、センサーサイズが小さいせいかもしれません。
このあたりは画像処理エンジンでもう少し良くなりそうな予感はあります。
専用カメラアプリが登場すると、変わるかもしれませんね。
個人的に感じたこと
※改めて先に断っておきますが、まだPhotography Proというプロカメラアプリがリリースされる前の段階で、Xperia 1 IIのカメラが本領発揮する前ということをご承知おきください。
では、以下雑感を。
70mm、16mm、24mmの順に、センサーサイズの大きさの順番通り画質が良くなっているのがわかります。
ディテールやノイズ感ももちろん、色味も微妙に違いますね。
まあ屋外撮影ということでライティングが完全に同じではないというのもありますが、それを差し引いても広角の24mmの画質の良さがわかりました。
その反面、70mmの画質が悪く感じてしまうというギャップが残念です。
個人的には、大三元レンズを再現したと言うなら3つのレンズで全て素子を統一するのも一つの手だったのでは、とも思いました。
24mmがかなりいい素子なだけに、70mmの画質が悪いような錯覚をしてしまいます。
また大三元といってもズームすれば単純計算で実質的に600万画素300万画素となっていってしまいます。
大三元ズームレンズというより、純粋に3本の単焦点レンズという捉え方が合っているかもしれません。
3眼であり大三元レンズを再現したということですが、24mm単焦点として使うのがベストな画質を得られるのは間違いありません。
しかし、そう考えると3眼としての意義は・・・?と思ってしまうのも事実です。
前述しましたが、画質の差はあれど3種類の画角の違いを楽しめる三眼カメラという大きな魅力があるのは間違いありません。
またあくまでも個人的希望ですが、16mmは魚眼にしてほしかったですね。
まあ超広角のほうが一般的に使いやすいのかもしれませんが。
アーティスティックなところを目指したカメラなら、魚眼にしても良かった気はします。
ただカメラマンと言ってもアート系や職業系など様々なので、同じ16mmでも魚眼と超広角の好みは大幅に分かれるところでしょう。
Torqueシリーズは魚眼で貫いているので、アクティブシーンでダイナミックでインパクトある写真を撮れるのはとても優れているポイントだと思います。
G03まではメインカメラが残念すぎで、G04になってどこまで良くなったのかは定かではありませんが。
さらにムリを承知で個人的な希望を言えば、24mmよりも50mmで良いセンサーを付けてほしかった。
16mm魚眼、50mm標準、100mm望遠といったラインナップなら個人的には最高!
ただ、こんな変な焦点距離って一般の人にはまったく使い勝手が悪いですからね。
不可能でしょうw
もしかして・・・
Kenko スマートフォン用交換レンズ REALPRO CLIP LENS フィッシュアイ 180 クリップ式 180°魚眼レンズ KRP-180fy
- 発売日: 2016/02/12
- メディア: エレクトロニクス
単眼レンズスマホにこういうパーツを使うのがベストという選択肢もありうるのか・・・?
これなら素子は同じでレンズ違いで撮影ができ、まるでレンズ交換式カメラのようです。
Kenkoという大手カメラパーツメーカーという信頼性もありますね。
とは言えセンサーとすり合わせた専用設計ではありませんから、そうカンタンにはいかないんでしょう・・・。
これでカンタンにうまくいくなら、メーカーも3眼だの4眼だのは発売しないはずです。
まとめ
いずれにしても、後日リリースされるというPhotography Proというプロカメラアプリを使ってみないことには真価を問うことはできません。
カメラそのものの評価としては、カメラに搭載されるソフトウェアの画像処理も重要だからです。
果たしていつ頃リリースになるのかわかりませんが、RAWでの記録も対応予定ということですから、とても楽しみですね!
同じ場所で、ミラーレス一眼の魚眼で撮ってみました。
OLYMPUS E-M1 + 七工匠 7.5mm F2.8 Fisheye2
まあ画質とかピントとかいろいろアレですけど、等身大のアイドルと一緒に愛車を撮影できる日が来るとは思ってもいなかった・・・。
しかも横で撮れるのな。
こんなに嬉しいことはない・・・😭
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.