3密を避けるために、我々はAmazonの奥地・・・ではなく長野県の山の奥地へと向かった。
前日は雨が降っていたため、翌朝の路面状況がちょっと気になっていました。
未だかなり乾燥している時期ではありますが、路面がビショビショだと嫌なので出発を遅らせて9時スタートとしました。
せっかくの遅いスタートなので、ヘルメットのあご紐を調整しなおしてみたり。
ヘルメットのあご紐の調整って地味にめんどうなんですが、しっくり来る位置にできると気持ちいいですね!
フィッシュアイが面白い!!
最近はスマホにも魚眼レンズが搭載されるケースが増えてきましたね。
最近またひとつ使い方がわかってきました。
例えば、ドールのような小さな被写体と、大きな背景を一緒に写す方法。
本来はそういうときは超望遠レンズの圧縮効果を使って撮る・・・まあ、とにかくそうやって撮るんですよ!
しかしスマホには超望遠レンズなんてありません。
そこで魚眼です。
魚眼には手前のものを大きく写し、奥のものほど小さく写す特性があります。
これを利用して、手前の小さなドールを大きく写し、奥の大きなネコを小さく(画面に収まるように)撮るわけですね!
これを普通のレンズで撮ると、ドールが写ってもネコがはみ出すか、ネコが画面に収まってもドールが小さすぎて豆粒になるかのどちらかです。
魚眼なら、こういうときでも一緒に撮れますね!
魚眼にはそれはそれで弱点も数多くありますが、それはまたいつかw
ロードバイクとドールの日々というくらいですから、ロードバイクとドールが一緒に写った写真のほうがいいですよね!
ブログやツイッターのヘッダ画像って超横長なので、なかなか難しいんですよね。
いい感じに配置しないといけません。
しかも、パソコン、スマホ、アプリによって微妙に表示が違うっていうwww
不通国道256号線に挑む
国道256号線とは
国道256号線とは岐阜県岐阜市から長野県飯田市へ続く国道です。
道中に狭くて通行困難な区間が数多くある道路で、令和になった今も通行困難な区間が残されたままになっています。
しかし道路が狭いだけの酷道(酷な国道)は世の中に数多くあります。
それでもなお国道256号線がヤバいのは、階段国道などメじゃない点線国道という通行不能区間を抱えているからです。
その点線区間は約12kmにもなり、約・・・というのは秋葉街道という古道(事実上の登山道)を国道に指定せざるを得ない道路状況によります。
道路計画が立ち上がった当初は工事をするつもりだったんでしょう。
しかし立ちはだかる伊那山地はあまりに険しく、伊那山地をマトモに超えている峠はそれほど多くありません。
まあ国道256号線がたどり着きたかった先の国道152号線なんかは、100番代の国道のくせして通行不能区間が2箇所もあるという変態ぶりですからね・・・。
あまりに険しく開削できなかったため、しかたなく迂回路として林道を事実上の国道として使用しているという有様です。
大鹿村や遠山郷の周辺は、日本の道路建設すら太刀打ちできない険しさを持った地域なんですねえ。
アプローチ
飯田市街地から、東へ向けて進んでいきます。
ここを超えて行けるなんて夢を見ている人が未だにいるとは思えないが・・・。
今のGoogleMapではすでに点線すら書かれていませんが、かつては点線が書かれていたような気がします。
手持ちのツーリングマップル2007年版には、ちゃんと点線が描かれていましたw
ちょっと調べてみましたが、どうにもよくわからない・・・。
白山社という名前は他の地域にもたくさんあり、どういう由来なのかわかりませんでした。
見てみたい気もしましたが、この看板からさらに何キロもあるみたいなことが書いてあって、やる気が無くなりましたwww
ロードバイクでは入っていけないような路面でしたからねΣ(゚д゚lll)
頂上への道は、途中から落ち葉やコケがけっこう残っていました。
それでもときどき道路清掃がされているようで、落ち葉がまとめてワキに積まれていたりしました。
それでもクリアな路面と言えるほどではなく、勾配がキツいためスリップしたり石やギャップに乗り上げて転倒しないように気を使いました。
路面状況がそれほど良くないのは、行き止まりの道だからです・・・。
行き止まりとわかっていて、特に景色も良いわけでもない終点を目指す観光客はいません。
実際この道路の先を観光化しようという動きもないため、よほどの物好きか、山林整備の人しか通りません。
道路というのは、頻繁に使う人がいなければ荒れていく一方です。
例えば陣馬形山はキャンプ場もあるし、なんなら通り抜けて反対側へ降りることもできますから、道路状況はかなり良いです。
GoogleMapのストリートビューでは、なんと途中で断念していますwww
あと1kmないんだから頑張れwww
Googleのカメラカーはとんでもないところまで走って撮影してますが、ここは断念した模様。
ちなみにこの映像では落ち葉が堆積しすぎてひどいことになっていて、とてもロードバイクで走れる様子ではありません。
しかし今回走ったときはアスファルトがもっと見えていました。
おそらく集落の人が清掃してくれているんだと思います。
ありがたやm(__)m
通行不能区間に到着!
どこかのサイトで見た話では、正面ではなく左のゲートが国道256号線らしいです。
ゲートの付近には「カギは○○まで連絡を」って書いてあったので、カギを借りて入山する感じみたいです。
ちなみに右手前にも別の未舗装の道があって、そっちは特にゲートもなく別ルートで下山できる道みたいです。
マウンテンバイクとかでも走れるのかなあ?
てゆーか、クマが怖い。
新型コロナウイルスの影響など関係なく、普段から誰もいない山なので野生動物の楽園になってそうな気がします。
まあ野生動物の侵入防止柵がところどころにあったので、ある程度は考慮しているんでしょうけどね。
そう言えばこの通行止めの広場には動物のフンなどが見当たらなかったので、案外このあたりは野生動物のテリトリーではないのかも・・・?
目の前のフェンスなどがちゃんと防いでいるのかもしれませんね。
それがいいのか悪いのかはわかりませんが・・・。
こういうところを走るならやっぱ熊よけ鈴とか買ったほうがいいんだろうか!?
STRAVAを眺めていたら、ちゃんと誰かが区間登録していましたwww
平均10%勾配って、バカじゃないの!!
4km以上もあると普通は緩やかな勾配などで薄まって8%とかに落ち着くんですが、平均で10%ってなかなかキレてるなー。
これで国道かよΣ(゚д゚lll)
ちなみに7人が10回挑戦しているようです。
私は6位でした。
まあ、あの路面状態でアタックするならもっとパンクの心配が少ないタイヤのほうがいいでしょう・・・。
路面がヤバすぎて、下りで20km/h以上出せませんからね!
まとめ
今日のライドは82.2km 1,985mUPでした。
いやー面白かった!
距離こそ稼げませんでしたけど、思う存分登れたので楽しかったです。
いわゆる山麓線のようにアップダウンも面白いですが、やっぱ5kmとか10kmとか、ひたすら登り続けるあのカンジ、最高ですね!!
個人的には激坂はあんまり好きじゃないので、延々と5~10%くらいで登り続けられるカンジが好きです。
今日の補給食のひとつに、買い置きのパンを持ってきました。
100円で、約450kCalくらいでカロパがいい!!
めちゃくちゃオススメです。
補給食は買い置きのパンや、シリアルバーなどを用意してきたため、今日もお店には寄ることがありませんでした。
いつもどおり山の中を走ってるのでほとんど店どころか人間がいませんけどね・・・Σ(゚д゚lll)