130㎞も走れるe-bikeが13万円!?BRIDGESTONEのTB1eが通勤通学もポタリングもこなせる理由

e-bike!

電動アシスト自転車

 

ツール・ド・美ヶ原2019では大雨のため私は沿道で写真を撮っていましたが、そこで初めてe-bikeのスゴさを目の当たりにしました!

ツール・ド・美ヶ原ではe-bikeの良さを知ってもらうために、e-bike部門が設けられていました。

モーターの性能によって変わってしまうため順位付けは行われませんでしたが、20パーセントを超える激坂を笑顔でスイスイ登っていってしまう性能に驚かされました!

大雨のため短縮されたコースとは言え、チャンピオンクラスより速かった!

 

最近どんどん新型車が登場していますよね。

今では100㎞を超えるアシスト距離は当たり前の世界になってきています。

しかしスポーツ風となるととたんに30万円を超え、安いモデルはママチャリ的なデザインが多くなってしまいます。

 

 今日はBRIDGESTONEのTB1eという電動クロスバイクが発売されたのを知り、なかなか良さそうだったので調べてみました!

 

e-bike

電動アシスト自転車は負けなのか?

以前まで、電動アシスト自転車に対して私が持っていたイメージは「負け」でした。

自分の力で進んでこそ自転車だろ!

なんて。

でも最近、考え方が変わってきたんですね。

そのきっかけがツール・ド・美ヶ原でした。

激坂をすいすいと楽しそうに登る参加者を見て、その魅力に気付いたんです!

 

e-bikeは楽しい!

 

e-bikeが楽しい理由

所有していない私が言うのもなんなんですが・・・。

 

苦痛を味わいながら坂を上ったり、心臓が破れそうになりながら平坦を走り続けたりするのも楽しいんです。

が、自転車の楽しみってそれだけじゃないですよね。

クルマよりも、オートバイよりもさらに気軽にあちこち立ち寄れる良さが、自転車にはあります。

できるだけ苦しい思いをせずに、あちこちの風景を楽しんだり、名所めぐりを楽しんだりしたい人はとても多いはずです。

それを可能にしてくれるのがe-bikeですね!

苦しい思いをして風景や名所を楽しんだからって偉いことは何一つありません。

楽しんだもの勝ちなのですから!!

 

楽に走るだけなら電動アシストのママチャリで十分?

いえいえそんなことはありません。

スポーティなデザインのe-bikeと一緒なら、もっと楽しいんじゃないでしょうか!?

愛車と記念写真を撮る楽しみも、スポーティなe-bikeならより楽しめるのではないでしょうか。

愛車とは、動けばいいというわけじゃないんですね~!

 

夫婦やカップルでサイクリングする夢を叶える人も

男性がロードバイクでガシガシ走っていて、パートナーの女性は付いていけないから一緒にサイクリングできない、なんて話は世の中とても多いそうです。

まあボクは独り身なのでさっぱりわからんセカイですがね(`・ω・´)

それはともかく、そんな男女でも女性がe-bikeを手に入れれば二人でサイクリングに出かけることも夢ではありません

それどころか、上り坂ではパートナーの女性のほうがアッサリ頂上まで登れてしまうなんてことはザラで、ロードバイクの男性のほうが追いつけずハードなトレーニングになってしまうということもw

 

電動アシスト自転車は24km/hになるとアシストできないという決まりがあるため、それ以上の速度は自分の足で漕がないといけません。

ロードバイクは平坦なら30km/h以上で走ることが多いのですが、そこはロードバイクの男性にスピードを落としてもらって走るのが良いでしょう。

2人のサイクリングに、トレーニングのような高速な走りは必要ありませんね(;^ω^)

 

BRIDGESTONE TB1e

デザイン

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BRIDGESTONE TB1e

www.bscycle.co.jp

コチラがTB1e。

スローピングフレームのスポーティなクロスバイクのデザインになっています。

これならママチャリとはわけが違いますから、出かけた先で記念写真を撮るのが楽しくなりそうですね!

やはり見た目は大事です。

 

 

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メーターがイケてる

個人的に、多くのe-bikeが採用するクソデカメーターが好きじゃないんです。

なんであんなに巨大なメーターが付いてるのか!

もはやジムのフィットネスバイクみたい。

TB1eのメーターは実にシンプルです!

バッテリーの残量や、ライトの操作、アシストモードの切り替えや、回生充電のマークなどがシンプルにまとまっていますね。

このくらいでいいと思います。

お店や名所めぐりに、スピードメーターが必要とはあまり思えませんし。

 

バッテリーが外付けのためちょっと目立ちます。

でもバッテリーをフレームに内装しようとすると、カーボンなどの樹脂を使った高額なフレームになってしまうため、仕方がありません。

またバッテリーの搭載位置はシートチューブの後ろ側となっていて、そのためホイールベースが一般的なスポーツバイクより長めになっています。

これによって軽快性がどれほど変わるのかはしっかり乗り込まないとわかりませんが、むしろ安定性が向上するので楽に走れるんではないでしょうか。

 

チェーンカバーだけはちょっとダサいかな~www

もうちょっとなんとかならないんでしょうか。

いっそ外してしまったほうがカッコいいかもしれませんね!

 

高額なe-bikeと何が違うのか?

とにかく驚くのが13万円というその低価格。

スポーティなe-bikeというと30万円は当たり前という世界だと思っていました。

しかも中華製ではなく日本のBRIDGESTONEです。

果たして30万円や60万円もするe-bikeで通勤通学する気になるでしょうか・・・。

私ならそんな高級車にはなるべく乗りたくありませんw

 

低価格の理由は、フレームとコンポなどにありそうな気がします。

 

搭載するコンポは、リア7段の「シマノ ラピッドファイヤー」。

対して高額なe-bike達は9段だったりしますね。

電動アシストしてくれるのに、そんなに細かいギアが必要なんだろうか?という疑問があります。

こればかりは所有して毎日乗らないとわからないところですが・・・。

 

海外の高額なe-bikeを見ていて、とにかくフレームが高そう!というのが気になりました。

高額なロードバイクMTBゆずりの凝りに凝った設計のフレームのようですから、そりゃ高いわけです。

そのあたりから、設計思想の違いが見えてきます。

 

高額なe-bike達は、まるで従来のロードバイクMTBとほとんど変わらず、泥除けすら装備していません。

しかし不思議なんです。

我々ローディは少しでも軽くしたいため、大きな泥除けを付けていません。

しかし20%の激坂でもすいすい登れるe-bikeに、そこまでシビアな重量を求める必要があるんでしょうか?

もちろん見た目の好みというのはあるんでしょうけれど・・・。

 

両輪駆動と回生充電がスゴイ!

従来のe-bikeと言えばクランクのところにモーターが付いています。

ペダルを回す動きをサポートしてくれるため、極限まで自然な乗り味を追求することができます。

 

対してTB1eはフロントホイールの根本にモーターがあります。

ペダルを回して後輪が駆動し、同時にモーターが前輪を駆動し引っ張ってくれます。

いつのまにか両輪駆動の自転車が生み出せる時代になっていたのか!!

はるか昔に両輪駆動の自転車が開発されましたが、前輪までチェーンを渡すという奇怪な自転車がありましたw

フロント駆動のモーターですから引っ張られるようなアシストになり、スポーツ自転車本来の乗り味とは少し異なるかもしれません。

そのあたりのモーター制御がどのようになっているか、興味がありますね。

 

フロントにあるモーターは、空送時(ペダルを回していないとき)に回生充電が行われます。

走っているだけで充電される電動アシスト自転車だったんです!

もちろん充電量はわずかですから基本的には自宅などで充電しないといけませんが、少しでも電気代の節約や、充電の手間が軽減されるのでは!?

さらに下り坂ではペダルを回さなければ、回生充電の効果によってスピードが抑制されるとか。

これがどの程度なのかは実際に乗って確かめてみたいもんです。

 

泥除けなどの装備が良い!

スポーツバイクは泥除けがないのが当たり前、なんてナンセンスです。

人力だけの自転車としては少しでも軽いほうがいいので、大きな泥除けは付けたくないものです。

しかし泥除けがついていないことで、ちょっとでも雨の予報があれば乗るのやーめた、なんてことになってしまいます。

通勤通学で使うなら泥除けは欲しいですよね。

泥除けが最初からついていれば多少の雨でも気にせず走ることができるでしょう!

 

さらに自転車一体型のカギが付いています。

ママチャリと同じ方式ですね。

いちいちキーを持ち歩かないといけないのと、地球ロックができないのが難点ですが。

気になる人はワイヤーロックを持ち歩くほうが良いでしょう。

私のような田舎などでは、ちょっとお店に寄るくらいなら自転車一体型のカギのほうが便利ですね!

 

サドルも快適性を重視しているようです。

クロスバイクの中にはロードバイクと同じ固いサドルを付けているモデルも多いですが、それほど前傾姿勢でもないのに固いサドルでは無理があります。

クッション性が高いほうがポタリングにも良いですね。

サスペンション付きのシートポストに交換すれば、よりいっそう快適になりそう!

ロードバイクだと重さが気になりますが、アシストのあるe-bikeにはピッタリだと思います。

 

あと意外な利点として、e-bikeのヘッドライトは自転車本体のバッテリーと共用していますから、ヘッドライトを充電しなくていいんです。

ついでにLEDテールライトも付けてくれると嬉しいんですけどね。

自転車の反射板って、クルマからするとほとんど見えないんですよね。

 

タイヤなど耐久性を重視してる

TB1eのタイヤは27×1-3/8という規格でママチャリや軽快車に採用されているタイプで、自転車店が多く扱っているので修理が容易で安価です。

さらに標準装着のタイヤは耐パンク性や耐摩耗性、耐候性に優れ寿命を重視しているようです。

これがロードバイクなどと同じ種類のタイヤを付けたe-bikeだとしたら、すぐに空気が抜けるしパンクしやすいし、なんのための気軽な電動アシスト自転車なのかわかりません。

ロードバイクなどが特殊なタイヤを付けているのは、競技の規格のためと、人力で少しでもロスなく走れるようにするためですから、e-bikeでも同じにする必要はないと思います。

 

ブレーキはフロントがパワーモジュレーター付きVブレーキです。

一般的なクロスバイクと同じようですね。

パワーモジュレーターというのはパワーアップパーツではなく、急激にパワーが伝わらないようにするためのクッションのことです。

うっかり急ブレーキをかけても転倒しないように配慮されています。

リアブレーキはフィン付きローラーブレーキなので、普段のメンテはほとんど必要ありません。

このあたりも、気軽にサッと乗って出かけられるように配慮されているんですね。

ロードバイクなどのブレーキは繊細でメンテも必要ですし、急ブレーキで転倒しやすい弱点がありますからね。

 

そもそも自転車自体が日本のBRIDGESTONEというのが大きなポイントです。

はるか昔から自転車を作り続けてきた日本のメーカーですから、性能も耐久性も、サポートも安心です。

通販でよくわからない外国製の格安車を買っても、すぐに壊れてしまっては元も子もありません。

 

オプションでカゴやキャリアも選べる

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カゴやキャリアのオプション

ちょっとカゴが小さいですね!

とは言えリュック背負ってればそもそもカゴはいらないんですが。

自転車屋によっては、相談すればもっとおおきなカゴも付けてもらえるかもしれませんw

そもそも自転車はパイプでできているので、ちょっとした工夫でなんでも取り付けられるもんですからね。

 

まとめ

もしかして、キャンプツーリングにもe-bikeって最適なのでは・・・?

苦しい思いをしてキャンプ場にたどり着くのが最高なんだ!っていうならわかりますが、あくまでキャンプを楽しむこととがメインなら楽に走れるのに越したことはないんじゃないですかね!?

 

ポタリングのみなら、折り畳みの電動アシスト自転車も面白そうです!

例えば観光地まで行ってもクルマだとなかなか観光が大変なので、サッと折り畳みe-bikeを取り出して観光地巡りをしたり、写真を撮ったり。

折り畳みだとデザインが凝っているのも多いから面白いですよね!

 

e-bikeは本当にいろんな種類が登場していて、これからの時代がますます楽しみです!