↑先日、E-M1のストラップ取り付け部がモゲた話をチラっと書きましたが、修理から帰ってきたので覚え書きとして書いておきたいと思います。
ストラップ吊り環の脱落
いきさつ
床に置いてあったE-M1を持ち上げたらストラップ取り付け部が根元からポロッとモゲてしまいましたw
本体内部にはカラカラと音が・・・。
どうやら、フレーム内側にある金具とストラップ取り付け金具を、フレームを挟むようにしてネジで止めている構造のようです。
なので、ネジが抜けてしまうとストラップがそのまま外れてしまうというお粗末な設計です。
初代E-M1では複数の報告があった
価格.comのクチコミを見てみると、同様にストラップが付け根から外れたという報告が数件ありました。
どうも、パナソニックでもあるらしいという話もありました。
違うメーカーでも起きているというのはよくわからない話ですが、どんな骨董品のカメラでもストラップ取り付け部の金具がボディから外れてしまうなんていう話は聞いたことがありません。
仕方ないので修理に出した
修理にあたってはオリンパスのサポートページから送付先を調べ、発送しました。
自宅の押し入れに丁寧にしまってあった箱に入れて送りました・・・が、保証書とかレシート的なものが保管してなかったという残念さw
一番大事なもの捨てたらアカンでしょー!
とは言え2013年の発売直後に購入してすでに6年も経っていますから、保障なんてないんですけどね!
メーカーリコールでもなんでもないので、諦めて元払いでオリンパスの八王子センターへ発送しました。
2~3営業日で返事が来た!
いきなり「修理完了しました」というメールがw
通常、有償修理の場合はまず最初に「ざっくり○○円かかりますが修理しますか?」という見積もりメールが来ます。
しかし今回いきなり修理完了のメールが来た理由は、無償修理になったからです。
さらにそのメールには、修理完了して発送しましたとも書いてありました。
早すぎるw
まあメールを何回もやりとりしなくていいので楽でしたが(;^ω^)
ちなみに、送料元払いで送ってくれました。
なぜ無償?
保障期間を大幅に過ぎた製品の修理が無償・・・、それは通常リコールです。
今回のストラップ外れがリコールされたという話は聞いていませんので、恐らく同様の故障で修理に送られてきた場合のみこっそり無償で直しているんでしょうね。
リコールを出してしまえば市場のカメラを全て修理しないといけませんから。
まあ、オリンパスやカメラに限らずよくあることですけど、自分がその対象になってしまうとは・・・。
送料をメーカー持ちで送ってきたのも、そういうことなんでしょうw
Mark2以降は改善されている
初代E-M1はこのような設計不良や製造不良がちょくちょく見られ価格.comのクチコミにも上がっています。
しかしMark2のほうはそういうこともなく、ストラップ取り付け部に関しても脱落しない構造に設計が変更されているそうです。
おそらく、マイクロフォーサーズのフラッグシップとして最初のE-M1ということでいろいろと設計や、製造部門の品質管理が行き届かなかった部分があったんでしょう。
その不具合情報を吸い上げて、Mark2では改善されたということだと思います。
大手ならではの企業体質はまあよくあることなので、Mark2以降で改善されているならまあいいか!って感じですかねー。
Mark2へ買い換え損ねた・・・w
修理費用が万単位になったらいっそMark2を買っちゃおうか!と思っていたんですが、無償修理になってしまったのでMark2への買い換えはしばらくおあずけですw
フリーアングルモニターがめちゃ便利なんですけどねー。
特にドールを撮るとローアングルを多用するので、そう言うときの縦位置でもモニターが可動すると見やすいんですよね。
初代E-M1はチルトしかしないので、縦構図でのローアングルは非常にやりにくいです。