ジャンボ!
昨日は頭痛と微熱でトレーニングをお休みしましたが、素パスタにオリーブオイルと唐辛子とおろしにんにくと温泉たまごをかけて食べて、風邪薬を飲んで寝たらすっかり治りました。
おかげで今日のローラー練はバッチリでした。
ちなみに最近は男はつらいよシリーズを見てますw
さて、今日は私が使っているサイコンを紹介したいと思います!
初めてのサイコンを選ぶ時、GPS付きならスピードセンサーつけなくていいから配線いらないしスッキリしていいよね!とか思って買ったんですが、予想以上に使えまくるのでずっと使っています。
iGPSPORT iGS10
iGPSPORT iGS10ワイヤレスGPSサイクリング自転車コンピュータ、ANT +センサーを接続 - ブラック
- 出版社/メーカー: iGPSPORT
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る
iGPSPORTはどうやら中国のメーカーみたいです。
このサイコンひとつでスピードが表示されるので、基本的にはセンサーなどを買う必要がありません。
オプションで、ケイデンスやスピード、心拍計などがあります。
中華製らしくガーミンと各規格が共通で、サイコンマウントからANT+センサー類すべてがガーミンと共通で使えますw
いろいろ大丈夫か!?
スペック
- 寸法:48x75x20
- 画面寸法:30x38(どんな条件下でも見やすいです)
- 防水性能:IPX6
- 記録時間:約90時間(走行ログはPCに移せます)
- バックライト:日の出などに合わせて自動点灯(手動もできる)
- センサー:ANT+
- バッテリー:公称25時間(実際そのくらい保ちそう)
- Bluetooth:専用スマホアプリ連動でStravaと連携可能
- GPS
GPSにより、センサーを付けなくてもスピードが表示されるのが嬉しいですね。
そして何より特筆すべきなのはバッテリーです。
なぜこの小ささで25時間保つのかわかりませんが、バックライトの点灯しない日中なら本当に25時間保ちそうな気がします。
有名なガーミンでも、モデルによっては8時間保たないものもある中で、これはかなり使えます。
またBluetoothでスマホの専用アプリへ走行ログを転送し、自動的にStravaへ投稿する機能もあります。
最初はまるで興味がありませんでしたが、Stravaを使い始めたらますますロードバイクに乗るモチベーションが高まりますね!
※Stravaとはランやライドなどの走行記録を蓄積していけるサイトです。自転車が複数台登録できるため、各自転車ごとに走行距離を管理したりできるのでメンテ記録にも使えると思います。またルート構築などの機能や、区間を設定してタイムを競うランキングなどもあります。
画面表示
iGS10はiGPSPORTのGPSサイコンの中でも安いほうのグレードの商品のようです。
そのため、3ページある画面表示をボタンを押して切り替える方式になっていて、各社の高級サイコンのように表示項目を入れ替えたりなどはできません。
ただ私は特に不満を感じていない(というか1ページ目以外は見ない)ので、特に問題があるとは思いません。
ページは、右ボタンで切り替えます。
左のボタンは記録の開始/一時停止です。
- 速度
- 心拍数
- ケイデンス
- ※心拍数とケイデンスを両方とも使用しない場合は実走行時間
- トリップ(走行ログを記録中のみ)
- 勾配
GPS測位による速度は意外と正確で、それなりにトレーニングの目安にしようとか固定ローラーをやろうとか思わなければ、スピードセンサーはいらないかもしれません。
勾配はあくまでも参考程度でコンマ何秒単位で正確な勾配は出ませんが、これは他社のサイコンでも同じかもしれません。
勾配の測定方法は、速度と、気圧を元に測定した高度データから算出して0.1%単位で表示します。
- 平均速度
- 平均心拍数
- 平均ケイデンス
- 消費カロリー(意味あるのか?)
- 現在気温(直射日光下では意味がない)
平均速度くらいは見てもいいかもしれませんが、それ以外はビミョーですね。
- 最大速度
- 最大心拍数
- 最大ケイデンス
- このサイコンでの総走行距離
- 現在標高(気圧により測定)
と、いった内容になっています。
ご覧の通り、1ページ目以外はあんまり役に立ちませんw
ちなみにサイコンに表示される現在標高は気圧による測定なのであくまでも参考程度ですが、Stravaにアップロードした場合はStravaの地図データによる値に置き換わるため、それなりに正確な標高になります。
説明書
Google検索してみるとユーザーマニュアルのPDFファイルはあるのですが、英語版しかありません。
かつてiGS10をAmazonで購入したときにiGPSPORTから日本語翻訳版マニュアルが送られてきたので、ここに掲載しちゃいます。
ファイル形式等の問題もあり一部表示が崩れていますが、頑張ってくださいw
iGS10の注意点
Amazonの出品者がiGSPORTであることを確認すること
インチキな業者が出品し、怪しいUSBメモリを付属させていたりする場合があります。
iGPSPORTから購入すると、各種センサーなどオプション類がかなり割引で購入できますし、なかなかサポート体制も良いです。
最初にタイムゾーンを日本に合わせること
タイムゾーンが中国に設定されているため、説明書に従い日本の時間に合わせましょう。
専用アプリとの連携は忍耐が必要な場合もw
専用アプリとの連携はスムーズな時とそうでない時があります。
これはガーミンなどでもあるようですが、サイコンをフル充電にしたり、スマホを再起動したりしているとサクッと連携できたりする場合があります。
ときどきPCにデータを移した方がいいかも
データがいっぱいになると古いデータを上書きする仕様ですが、上手くいかずに記録されなかったというレビューも見たことがあります。
まあそうそう満タンにはなりませんけどね。
専用アプリがアップデートされた場合、すでに連携したはずの古いデータを全て転送しなおす動作をする場合がありました。
やたら時間かかるわりに、途中で止めていいものか悩んでしまったことがあります。
今のところ走行ログの記録消失などは一切起きていません。
【追記】
1回だけログが取れていないことがありました。
起動直後のみGPSの受信に2~3分かかるんですが、GPSのマークが付いていない状態で記録開始ボタンを押したのが原因と思われます。
その後、GPS受信マークが付いたのを確認して記録開始するようにしたら、今のところきちんと記録されています。
【追記2】
2回めのログが保存されていない現象が発生!
なかなかスマホに転送されないのでおかしいなーと思ってPCに繋いだら、そもそもログが保存されていませんでした。
よく見るとデバイスの空き容量が300KBくらいでした。
ざっくり、1時間あたり100KBのデータが生成されるのようですから、4時間以上のライドでは300KBでは足りませんよね。
本来なら古いファイルを自動的に上書きしていくはずですが、残念ながらそうはなりませんでした。
こまめにPCに繋いでログを消したほうが良いようです。
iGPSPORTの他のモデル
最新型のiGS130というモデルが発売されているようです。
iGPSPORTの中で最も安いモデルで、センサー類の接続をまったく想定していないというシンプルさ!
しかしスマホ連動で走行ログをクラウドにアップロードできるという機能は搭載しているので、トレーニング的な要素は不要だけど走行ログは欲しいという人に最適!
こちらが私も使っているANT+センサー対応のモデル。
またiGS618Eというモデルは地図データを転送することでナビゲーションとしても使えるらしいです!
フィット・gpxまたはtcx形式、とのことですがやっぱりガーミン用と共通なんでしょうかw
表示項目も入れ替えできるみたいです。
ちなみに2019年にiGS620というモデルが登場しているようですが、今のところAmazonへの出品は始まっていないようです。
iGS620についてのレビューがあったのでリンクを貼っておきます。
※追記
iGS620がAmazonに出品されたようです。
ただ最新ファームウェアでANT+センサーとのペアリングに不具合があるというレビューもあるため、ちょっと微妙かも。
618と比較して改良されている点も多いようなので、けっこう気になるんですけどね。
まとめ
というわけで、中華サイコンの紹介でした。
近頃の中華アイテムはなかなか高性能で格安なものが出てきているので、侮れませんね!
Acerなどはドラレコ機能付きのカメラ付きサイコンも発売するそうです。
ますますサイコンがただのスピードメーターではなく、本当にコンピューターとして進化しているんですねえ。