ニャー!
今週末はまた雨で自転車に乗れないので、家でローラー練しました。
LSD(心拍120)で3時間ほど!
LongSlowDistanceと言い、低負荷を長時間(2時間くらい)やることで毛細血管が発達して脂肪燃焼効率が高まるとか、心肺機能の長時間活動能力を底上げができるとか、なんかいろいろいいことがあるらしいですよ!
ただ道路を自転車で走っているとどうしても坂があって心拍数が上がりすぎたり、信号でちょいちょい休んでしまったりしてしまいますから、ずっと同じ負荷でペダルを回し続けるにはローラー練が最適です。
というわけで、今日は私が使っている固定ローラーを紹介します!
GIANT CYCLOTRON FLUID ST
台湾のメーカーであるGIANT製のサイクロトロンフルードという固定ローラーです。
自転車をセットして、後部のローラーにタイヤを押しつけて回すタイプのローラー台です。
このタイプの固定ローラーは自転車が固定されるので倒れる心配がなく、テレビを観ながら安定してペダルを回し続けられるため、ダイエットにはちょうどいいですね。
このローラー台を選んだ理由は、行きつけの自転車屋で体験させてもらって、感動したから!
それまでスピンバイクを使用していましたが、より自転車の練習を本格的にやりたいと思ったときに、どうしても「フィットネス器具」の域を出ないスピンバイクに不満を感じていました。
しかしこのローラー台を体験したところ、実走感の高さに感激しました。
サイクロトロンフルードの特徴
「フルード」の名の通り負荷装置にオイルを仕様しているのが特徴です。
他のメーカーはマグネット式とかいうのが多いようです。
このフルード式の利点はタイヤの回転が上がるにつれて負荷が自動的に高まるため、負荷調整のダイヤルを回すめんどくささがなく、自動的に負荷が上がっていくので実走感がかなり高い、というようです。
タイヤが減らない!
固定ローラーはローラーにタイヤを押しつける仕組みなので、昔からタイヤが減りまくるとか、ローラー専用のタイヤを用意しないといけないとか言われてきました。
しかしサイクロトロンフルードはローラーの直径が大きいためタイヤがまったく減りません。
少しは減るだろうなー、と思っていましたが、ぜんぜん減りません( ゚д゚)
ちなみにタイヤはIRCのチューブレスライトです。
初心者こそオススメ!?
初心者の私が使っていてオススメするんだから、間違いありませんw
実はこのサイクロトロンフルード、他社に比べると値段がやや高めです。
機能や性能を考えれば納得の値段なんですが、単純な値段比較では不利な商品です。
固定ローラーというとレースに熱心な人こそ必要!という印象もありましたが、初心者こそ必要なんだなと思いました。
というのも、ただでさえ路上は交通安全や路面状態に気をつけないといけないのに、ペダリングがどうこうとか難しいことを考えてるヒマはありません。
よりサイクリングを楽に安全に走るためには、屋内でゆっくり時間をかけてローラー練をやるのが近道だと思いました。
走れるようになってから導入するのではなく、走れるようになるために導入するのがローラー台なんだな、というわけです。
もちろんローラー台と実走ではまったく違いますが、どちらも自転車には必要なものかなと私は思っています。
ものすごい静か!らしい
他のローラー台を使ったことがないのでわかりませんが、レースなどで周囲の人が使っている3本ローラーなどは屋外にもかかわらずものすごい音が出ていますが、サイクロトロンフルードはそんなことはありません。
コチラの動画で、同社製のマグネット式と、サイクロトロンフルードの騒音を比較できます。
マグネット式はウィィィンと唸り音がしますが、サイクロトロンフルードはほぼチェーンの音しか聞こえない、気がします!
また、こちらでは3本ローラーとマグネット式の固定ローラーの比較がされていますが、先ほどの動画のサイクロトロンフルードがいかに一線を画しているかがわかりますね。
私は木造1戸建ての2階で使用していますが、家族からは気にならないと言われています。
ただ動画ほど静かな印象ではなく、板張りの床のせいで音が増幅されている気がしています。
自転車屋で体験したときはめちゃくちゃ静かだったので、おそらくコンクリの床というのがポイントなのかと思います。
そのあたりは住居によって工夫すれば問題ないのかな、と思います。
いくらかレビューを見ていると、アパートとかで気兼ねなく使えるようになった!というブログなどがあります。
ついでに自転車を飾れる!?
収納時は後輪を軸に、壁に立て掛けるだけですw
使うときはフロントタイヤを乗せるライザーブロック(オマケで付けてくれた)を置いて、自転車を降ろすだけです。
私の場合、この自転車の前のほうにパソコンのモニターがあって、自転車の横にはキャスター付きのラックを置いてそこにマウスとかスマホとかを置いてますねー。
トレーニングが終わったあとも、自転車を眺められるのが気に入りましたw
カーボンのフレームは大丈夫!?
後輪を固定してしまうため、フレームに大きな負荷がかかってカーボンフレームが割れてしまうのではないか!とよく噂されます。
私はアルミフレームなのでそれほど気にしませんが、カーボンは恐いですよね。
ただ、行きつけの自転車屋の店長に聞いたところ「私はカーボンですけど使ってますよ」とのこと。
ダンシングのように自転車を横に捻ったりする無理な動きをしなければ、別にフツーに使えると言っていました。
他にもカーボンフレームで普通に固定ローラーで使っている人は何人か知っていますが、特に問題は起きてないとか。
とは言え、メーカーによっては「固定ローラーで使用しないこと」と注意書きをしているフレームもあるらしいので、絶対安全とは言えないようですね。
ここはやはり伝家の宝刀自己責任で!
どこで買える?
なんとこのサイクロトロンフルード、GIANT取り扱い店の店頭販売のみの商品です。
品質保証のためなのか、通販ではいっさい取り扱いがありません。
定価は35,000円です。
重さは本体が13kgもあり箱もかなりデカいので電車で持って帰るのは不可能に近いので、自家用車がない人は取扱店に宅配便で送ってもらえるか相談しましょう。
そのお店のキャンペーン次第ですが、フロントタイヤの下に置くライザーブロックをオマケで付けてくれる場合があります。
ちなみに店頭販売で良かった!と思える事例がありましたのであとで紹介したいと思います。
なおサイクロトロンフルードにはCYCLOTRON FLUID STとCYCLOTRON FLUIDがあります。
STは安い代わりにスチール製で重く、無印は高い代わりにアルミ製でちょびっと軽いです。
正直こんなものを持ち歩くことは少ないですし、たかが1~2kg軽くても10kgは越えますから、普通に安いSTのほうがオススメですw
フルード漏れ故障した話
2019年春に購入して約半年、ずっと部屋の中で使っていましたが陣馬形山ヒルクライムに出場したときに外へ持ち出しました。
そしたらなんと、負荷装置からフルード漏れして床がネトネトになってしまったではないですか!
やらりたー!
もう半年もたつし、保証書もレシートもなく、しかも説明書をなくしてしまったw
外箱だけはあるんですけど。
さっそく、レースが終わったあとそのまま購入した自転車屋に行き相談し、ローラー台を預かってもらいました。
翌日自転車屋から電話があり、なんと無償修理してくれることになりました。
レシートもなにもないのに、助かりまくる(´;ω;`)
※田舎で購入者が少なく、ちょいちょい顔を出していたため覚えていてくれたのも良かったと思います。人の多い地域ではそうもいかないかもしれないので、こういうものはやっぱレシートとかとっておいたほうがいいですね。教訓。
修理は、GIANTのメーカーの人(日本代理店とか?)が負荷装置を持ってきてくれて、自転車屋の店長が交換してくれました。
交換そのものはボルト2本外して載せ替えるだけでとても簡単だったとか。
ほんとに運がよかったです。
というか、GIANTの対応スゲーな!と感動。
なにしろ預けてから1週間以内に戻ってきましたからね。
現在は念のために冷却フィンのところに卓上扇風機を当てて冷やしながら使ってます。
また交換してもらったにもかかわらず冷却フィンと本体の継ぎ目からフルードがにじむので、ティッシュを巻いてあります( ゚д゚)
その後、冷却フィンと本体の継ぎ目にシール剤を塗布してみました
でも、やっぱり漏れました♡
故障はついに最終章へ!
ローラー練にオススメアイテム

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そのままトレーニングするとフレームやコラムに汗が落ちて汚れたり、ヘッドのベアリングがサビまくって悲惨なことになるので、こんなカバーがオススメです。
タオルと違って、複数の生地で構成されているため汗の吸い取りやペダリングのしやすさが段違いです。
私はさらにステムからコラムにかけてコンビニの小さいビニール袋をかけて、汗の湿気をガードしています。
GIANTやMINOURAからも出ていますが、コチラのほうが安いのとステムまでガッツリ覆う形状が気に入っています。
サイコンの取り付け方によってはうまくいかない場合もありますので要注意です。