「コミティア」とは同人誌即売会のひとつで、創作(作者オリジナル作品)のみが頒布されるというイベントです。
今まではコミケ(と、オンリーイベントに1回)にしか行ったことがなく、恥ずかしながら昔は同人誌=パロディ作品というイメージが強く買う本もパロディ作品がほとんどでしたねー。
ただ途中から創作本の面白さに気づき、コミケでは西館をうろうろするようにもなりました。
商業出版物と違って、自費出版で製作される創作本にはマンガもあれば個性的な研究をまとめた本や写真集など、実にいろいろな種類があって楽しいですね。
しかもほぼ完全に趣味の範囲で作られているため作者の個性が全面に押し出され、商業では採算などもあり一般の書店では絶対にお目にかかることができないため、「世界でここでしか手に入れることができない」価値もあります。
突然の告知ですが、同人活動を再開します。
— JNR-TAMA (@JNRTAMA) September 12, 2019
サークル名は「TAMA-CLUB」
10/14月 名古屋コミティア H-47にて出ます。
再開最初は「軍艦島」からスタート。
90年代軍艦島の姿を収めた24P写真集。
再開初参加なので印刷テストで準備号的な写真集となります。
え?ドール写真集は?#名古屋コミティア55 pic.twitter.com/EjSJ3MxZeh
今回はJNR-TAMA氏が写真集を出されるということで、お手伝いで参加してきました。
で、けっこう買ってしまった!
他にも気になる作品が山ほどあったんですが、予算の都合などもあり断念せざるを得ませんでした。
コミティアの面白いところはプロの作家さんも普通に参加されていて、自身の商業作品も並べて販売しているところなんですよね。
「オリジナル作品に限る」というのは作者自身が描いたものならOKですから。
そしてプロの作家さんの同人誌の面白いところは、商業に縛られず自由に描かれているところにあると思います。
作者の気持ちがそのまんま出てる感じがしていいですよね(^ω^)
そんな中で、特に気に入ってしまったのがコチラの「千代姫」という作品です。
千代姫 零 全45p
「千代姫」(1~4p/全45p)
— 河村真里奈【A38】10/14名古屋コミティア(居候) (@kawamuramarina) November 25, 2017
▼2015年2月制作
▼五寸の女の子【千代】と少年【大智】の、人の生についての話
▼45ページ全て丹精込めて描いたので読んで頂けると嬉しいです。続きはリプライに。#漫画_千代姫#河村真里奈の漫画 pic.twitter.com/vdsswWvcHL
なお、零巻は上記から読むことができ、サイトにはPDF版もあります。
正直、私のしょぼい語彙力ではなにひとつ伝わらないと思うので、このブログをご覧の方はぜひ読んでみてください!
とにかく、感動してしまいました(´;ω;`)
そして、零を見て気に入った方、続きの壱は通販もされているとのことなので、ぜひ読んでみてください!!
壱は特に良かった(´;ω;`)
ところで、自分は魂が宿った少女の人形と主人(男)との奇妙な関係の物語がほんと好きだなー、って思います。
人間とは違う、魂や特殊な生命の存在の危うさ、儚さ、っていうんですかね。
とにかく語彙力ほんとないので文章にできませんけど。
たとえば井原裕士先生のDOLL MASTER(正確には人形との関係ではないが)
光原伸先生のアウターゾーン(の中の物語のひとつ)
そしてもちろん、ローゼンメイデン。