
紅の豚に登場する「サボイアS.21F(後期型)」を製作しました!
これまで戦闘機は3機くらい製作したことはありましたが、レシプロ時代の機体を作るのは初めてです。
しかしとても精度が良く組み立てやすいという話を聞き、製作してみることにしました。

キットレビュー

パーツ点数はそれほど多くありません。
現代戦闘機と違って簡素な構造というのもありますね。
成形色が最初から基本色で分けられていて、ほとんど塗装しなくても完成させられるようになっています。
ちょこちょこと筆塗りするだけでも手軽に完成させられるのは非常に嬉しいポイントです。
特に成形色はかなりこだわったようで、木製部分と本体のミラノレッドの再現度はかなり高いと思います。
イタリア国旗カラーはデカールで用意されています。

なんとポルコ・フィオ、そしてジーナのフィギュアまで付属する豪華さ!
これは非常にうれしいポイントです。
普通の戦闘機なら機体だけでも良いですが、アニメのプラモデルとなるとフィギュアがあったほうがより感動できますね。
紅の豚はジブリのなかでも一番好きな映画で、メカ好きには嬉しい演出がたくさんありますね。
ハードボイルドなストーリーがこれまた良い・・・!


本キットは、塗装についての解説があるのが嬉しいところです。
ほとんどの塗装必須キットは、自分で塗装の手順を考えなければなりません。
うっかり接着してしまうともう塗装できなかったり、逆に接着したほうが塗装しやすかったり、考えながら作業しなければなりません。
しかしファインモールドのこのキットではその手順が書かれているのでわかりやすくなっています。
また説明書内には機体の解説なども書かれているのが嬉しいポイントです。
製作

ひとまず、説明書の1ページまで組み立てるとこのようになります。
このキットでは塗装しながら組んでいくようになっています。
接着面積が非常に小さい部分も多く、テープで仮止めなどはかなり難しいです。

フィオはちょっと彫刻がぼんやりしていて塗るのが大変でした・・・。
とはいえ機体を合体すると頭しか見えないのですがw
アニメと同様に、機関銃が一丁しかありません。

操縦席です。
この時代の飛行機は電装品がないため、実機ではロッドやワイヤーがいっぱいありそうです。

エンジンは先に塗装します。
ポリキャップを入れ忘れないように注意です。


塗装したエンジンを包むように、カウリングを接着していきます。
一部は合わせ目消しをするとよりクオリティが高くなるでしょう。
ガッツリ塗装するならモールドは掘り直しておくのが良いでしょう。

船体の内側をサンディブラウンで塗装します。
船体は木製なので、内側は木の色になっているというわけです。
ただ、取り外して内側を眺めるという人以外は塗らなくても良いポイントではあります。

船体はここまで組み立てて、塗装です。
水平尾翼のまわりがちょっと入り組んでいて塗りにくいので、エアブラシの吹き方に注意が必要です。
影になっているところはボソボソの塗装になりやすいですからね。

今回はサーフェイサーなしで塗装し、しっかりとツヤが出るように塗装しました。
具体的には、まずGGXホワイトでしっかり白にしておいて、そのあとイタリアカラーのデイトナグリーンを塗り分けし、最後にミラノレッドで塗装します。
しっかりと塗り上げることで、サーフェイサーや黒などを入れなくても透けに強い塗装ができます。

こんな感じで塗り分けました。
デカールも付属していますし、シンプルな場所に貼るのでデカールでも十分かもしれません。
このあと、水平尾翼のマークやフロートのサンディブラウンのデカールなどを貼って、クリアーをツヤッツヤに塗り上げます。
一般的に現代戦闘機などはつや消しで仕上げることがほとんどですが、アニメでの美しい描写を再現するために、ツヤアリで仕上げます。
フロートはマスキングしてサンディブラウンを塗装するのもアリですが、マスキングの難易度がわりと高い部分なので付属デカールを使用しました。
複雑な曲面なのでデカールはデカールで難しいのですが・・・。

船体のクリアー塗装がしっかり硬化するまで、ポルコとジーナの塗り分けを行いました。
特にポルコが難しかった・・・。
船体を組み合わせると頭しか見えませんがw

最後に、操縦席のまわりを艶消し黒で塗装して、塗装は終了です。
塗装が終わったら最後の組み立てですが、接着面積が狭い部品や細い部品が多く、緊張の連続です・・・。
とても写真を撮る余裕などなく、少しずつ接着して硬化を待ちながら進めていきました。
完成

完成!
完成後も、エンジンカバーが外せたり、船体と船内を分離できたりと、楽しむことができます。
まあツヤッツヤに塗装したのであんまり触りたくありませんがw

内部はつや消しトップコートを吹いておきました。

こうやって見るとなかなかにリアル。
1/48スケールならではです。
プロペラはポリキャップによりスムーズに回転します。

台車が付属。
こうやって見るとかわいいですねw

ジーナ。
台座に貼るデカールは指定がないので、余ったデカールを任意で貼り付けたり、いろんな塗装をしても良いでしょう。
今回はシンプルにしてみました。

台車に乗せて飾ることができます。
ピッコロ社の工場から発進するシーンが再現できますね!




船底に3mm穴を開けて、フィギュアスタンドを差し込めるようにしました。
船体と船底はただ乗っかっているだけなので、気をつけないとすぐ外れて落下の危険が・・・。
あまり急角度にはできません。
接着してしまえば良いのですけどね。
まとめ

今回は全塗装で製作しましたが、部分塗装だけでも十分な仕上がりになりそうだと思いました。
最後にツヤアリ・もしくはツヤケシトップコートだけでも十分でしょう。
今回はしっかりスジボリを掘ったのでスミ入れはしませんでしたが、掘り直しをしない場合は事前にダークグレイかダークブラウンのスミ入れしておくと良いかも?
まあ、塗装よりも接着の難易度がそこそこ高いな、とは思いました😅
一部パーツは流し込み接着剤だけでなく、瞬間接着剤を使いわけたりしたほうが良いかも・・・。
