
今回はアオシマの痛車シリーズNo.3ウマ娘ランエボ10を製作しました!

アオシマの新痛車シリーズはNo.1とNo.2も製作しましたが、果たして今回は?
相変わらずの巨大なデカールに悪戦苦闘です。
キットレビュー

最近のカーモデルは箱の厚みがすごいですね。
まあ最近と言っても、ベースキットは10年くらい前のはずですが😅
このあたりの年代のアオシマは、バンパーなどを別パーツ化してエアロ仕様や前期・後期など別バージョンの販売を考慮したキット構成になっています。
20年くらい前だと元のプラモに無理やりバンパーを被せたりしておかしな造形のものもありましたが、このあたりの年代のキットではバンパーなどが別パーツ化されていることでリアルに再現されています。
逆に別パーツ化されていることで接着箇所が増えてしまうので、難易度は少し上がりました。
パーツ精度は高いので普通にくっつけて接着するだけで十分な出来栄えになります。

アオシマはカラーのクリアパーツを付属してくれていることが多いのが非常に嬉しい!
10年くらい前からアオシマは無塗装での製作を考慮した設計をしてくれているのがうれしいですね。
ホビーショーなどの展示会でも、無塗装と塗装仕上げの両方を展示していて、無塗装でもかなり出来栄えが良いことが確認できます。
一部パーツは部分塗装が必要ですが、そのあたりはHGのガンプラも同じなので仕方のないところでしょう。
昔は内装やシャーシなども全部真っ白!なんてことは珍しくありませんでした。

非常に繊細なメッキパーツも付属します。

ボディは、今回も前後バンパーとサイドスカート、ボンネットが別パーツです。
しかし実際に接着してみると、パーツの精度は高くほとんどヤスリで調整する必要がありませんでした。
パーツのヒケやパーティングラインもほとんど目立ちません。

今回も水転写デカールとシールの2種類が付属しています。
水転写デカールで仕上げればシールがまるまる余るので、別なところに貼ったりして楽しめるのも良いですね。
組み立て・改造

ひとまず仮組みしてみました。
ボンネットがわずかに歪んでいるのが気になりますが、私は塗装前にすべて接着するので今のところ関係ありません。
リアウイングは位置決めピンなどがないので、目見当で接着しなければならないのがちょっと難しいですが、接着面積は広いので両面テープなどでも良いでしょう。
ホイールは極端にひっこんでもおらず、良い感じですね。
キットではローダウンが選択できますが、キャンバーは選択できません。

アオシマの19インチタイヤホイールを組んでみました。
一気にチューニングカーっぽくなりましたね。



さて、車高を下げていきます。
フロントはダンパーのスプリング側を加工してより車高が下がるようにして、さらにロールセンターアダプター的なものを製作してキャンバーをつけました。
リアはメンバーを接着する車体側のダボを切り取って車高を下げ、さらにハブの接着面にスペーサーをかませてキャンバーをつけました。

だいぶ良い感じになりました。
なおタイヤはテーパーのついたタイプを使用しています。


バンパー内の隙間がちょっと気になったので、プラバンで導風板を製作しました。
どうせならランエボの特徴であるインタークーラーも自作すればよかったかな😅


トランクとリアスポイラーに磁石を埋め込んで、簡単に着脱できるようにしました。
ランエボ10はリアウイングなしもカッコいいんですよね。
磁石での取り付けなら、塗装後に接着剤がはみ出したりする心配もありません。



今回もリップスポイラーとサイドスカートを製作しました。
やっぱりちょっとでもエアロがつくとカッコいいですねえ。



マフラーのテールエンドも製作しました。
キット付属の純正マフラーは迫力が足りないので、プラパイプを薄く削り込んでみました。
そのほかはカーモデルで一般的な、スジボリ掘り直しくらいでしょうか。
強いて言えば、ボンネットやフェンダーダクトは別パーツのほうが嬉しかったかも?
塗り分けがちょっとめんどくさいw
塗装・デカール

ボディの表面処理をしたあと、ライトグレーのサフを塗装して下地処理し、GGXホワイトで塗装しました。
今回はかなり平滑に塗装ができたので、クリアーを塗装せずにデカールを貼ります。


さあ、問題のデカールです。
ルーフやボンネットは凹凸を避けるようなデザインだったので、なんとか貼り込めました。
しかし問題はボディサイド・・・ドアノブやサイドステップの凹凸が難関です。

なんやかんやで・・・貼れた!!!
いつも思うんですが、デカールの寸法が足りてない気がします。
凹凸に引っ張られて全体にやや寸足らずになってしまうんですよね。
デカール全体を引っ張って伸ばしたらいいのかもしれませんが、そんなことしたら破れますし。
もっと高等なテクニックが必要なのかも知れませんが、デカールがあと5mmくらい余分に印刷されていればいいのにな~と😅



内装はちょちょいと部分塗装して完成!
成形色が黒なので手軽で良いですねえ。


シャーシも完成!
ホイールは、リムをメッキのままにしてスポークをホワイトに塗装してみました。
ホワイトのホイールって好きなんですよね。
キャリパはブレンボならではの赤で塗装しています。


ライト類のインナーハウジングはメッキパーツですが、一部をつや消し黒でブラックアウトしました。
このあたりの塗り分けは説明書よりも実車の写真を見ると良いですね。
ちなみにテールランプの中身はカラーのクリアパーツなのが嬉しいですね。
かなり小さいパーツなので接着はちょっと難しいですが。




たっぷりクリア塗装したので、いよいよ研ぎ出しです。
今回はかなりつやつやに塗装できましたが、やはり研ぎ出しをするとデカールの段差が消えるし全体的にシャープさが増して良いですね。


最後の仕上げに、樹脂パーツをつや消しブラックで塗装です。
こんなときに、リアバンパーガーニッシュやボンネットやフェンダーのダクトが別パーツだと嬉しいのですが😅

そして・・・完成!
完成!


完成!!!

リムをメッキ、スポークをホワイトで塗装したのは正解でした。

マフラーもいい感じ!

リップスポイラーもかなり自然にできたかも!


デカールも全体的にはなんとかなった!

ルーフはデフォルメキャラクターなのがかわいいですね

リヤスポなしもいいですねえ
