
楽プラシリーズについにNSXが登場!
しかも前期型のリトラクタブルヘッドライトのほう!
やっぱりこの型が一番美しいですねえ。
一度は乗ってみたい・・・もののすでに旧車で維持するのも大変そう。
キットレビュー

接着剤・塗装不要!かんたん組み立て!がウリの楽プラシリーズですから、ランナーは非常に少ないです。
スナップフィットでもパーツが多いとパーツの切り出しだけでも大変な時間がかかりますから、パーツが少ないのは良いですね。

NSX特有のキャビンを再現するために、あえてボディのみの整形となっています。
そしてキャビン側はクリアパーツに黒いシールを貼って再現する仕様になっています。
この設計は面白いですねえ。
サイドダクトが別パーツになっているのも面白いです。

ひとまず、素組みしました。
屋根部分は黒いパーツで、窓枠にあたる部分をシールで補う方式ですね。
複雑な形状なのでシールを貼るのがちょっとむずかしそうに感じます。
パーツはクリアパーツを除きすべてABSなので、接着剤の選定には注意が必要です。
一般的なプラモデル用接着剤は使用できません。
クリアパーツのみPS樹脂となっています。
なおABS樹脂のおかげで、柔軟性や強度・そしてツヤのあるボディが実現していると思います。
一般的なプラモデルのPS樹脂だと難しかったのではないでしょうか。
塗装・改造

ノーマル車高が気になったので、車高を下げることにしました。
ホイールをつなげるシャフトの通り道の穴を拡大すれば車高が下がります。
ヤスリで削るだけなので簡単ですね。
削りすぎてしまったら、瞬間接着剤をちょびっと盛ったりして調整すればいいでしょう。
さらにタイヤをツライチにするために、左右それぞれ0.5mmのプラバンを挟み込んで調整しました。

バッチリ車高が下がってカッコよくなりましたね。
なおNSXはフロントとリアでサイズが違いますが、なんと楽プラでも再現している!
逆に言うと、他の楽プラなどから流用しづらいのが難点😅

マフラーの出口は埋まっているので、ピンバイスで穴を掘ります。
このあと、メッキ調のマーカーでマフラー出口を塗装しておきます。

テールランプはまるごとシールを貼る指定ですが、いかにもオモチャになってしまうので塗装しました。
裏側からクリアカラーを塗装し、さらにバンパー側にアルミテープを貼って反射するようにしました。

トランクのダクト部分は実車だと艶有りブラックなので、筆で部分塗装。
あと、写真を撮り忘れましたがガラスの窓枠はシールではなく、塗装しました。
先に表側をつや有りブラックで塗装し、裏側のセラミック部分をつや消しブラックで2回に分けて塗装しました。
裏と表から塗装することで、立体感がアップしました。
ボディは成形色を活かし、完成後にワックスをかけておきました。
完成!


やっぱNSXはカッコいい!
車高を下げてツライチにしたのでよりカッコいい!


とても1/32とは思えない感じがしますね~。
しかもルーフまわりをちょっと部分塗装しただけですからね。
