冬の北海道で車中泊をするために買ったシュラフです。
エンジンをかけて寝るなんて環境に悪いしぐっすり眠れないし、なにより一酸化炭素中毒の危険があります。
なのでしっかりしたシュラフを使って快適に寝るために買いました。
いろいろとグレードがありますが、その中でもかなりランクの高いオーロラライト900というモデルを選択しました。
快適使用温度はマイナス10度、最低使用温度がマイナス19度という、超高性能なシュラフです。
もう何年前に買ったのかまったく覚えていないんですが、ダウンシュラフは冬の車中泊で大活躍してくれています。
2年に1度くらい、年末年始に冬の北海道を旅するのが趣味なんですよ。
洗濯を決意
いよいよ、やるぞ!
ダウンシュラフを長年使っていると、ダウンに汗が染み込んでどんどん保温性が悪くなっていきます。
そのため何年か一度に洗濯をしたほうが良いということです。
ダウン専用の洗剤もあるようですが、ナンガでは中性洗剤で良いと書いています。
ナンガは有償でのクリーニングも受け付けていますが、家庭の洗濯機でも洗えますよ、と言っています。
ポイントは、超デカい洗濯ネットを用意すること。
それから、梅雨時期を避け、数日間天気が良い時期にやること、です。
とりあえず、バスタブにぬるま湯を張ります。
そしたら中性の洗濯洗剤とともに足踏みして汚れを絞り出します。
いきなり洗濯機で回しても中まで水や洗剤が浸透しないかな~と思ったからです。
このとき、面倒で1回で終わらせてしまいました。
どうせならお湯を入れ替えて、もう1回やればさらにスッキリしたかも!
超デカい洗濯ネットは必須!
絞ってからいれればよかったのに、水で膨らんだまま突っ込んでしまった。
できるだけ絞ってから入れましょうw
洗濯機で回すのに洗濯ネットは必須です。
ただでさえ高額なダウンシュラフの生地が、洗濯槽で擦れて破れる恐れがあるからです。
ドラム式洗濯機のドライで洗ってみた
ドライは洗濯時にほとんど回転しないため、洗濯物にやさしいみたいです。
でもナンガのホームページでは毛布モードなどで良いと書いてあるので、そのほうが良かったか?
毛布モードは芯まで洗濯、すすぎができるようにかなり時間をかけるモードなので、そっちのほうが良かったかもしれません。
脱水もそのまま行いました……が、衣類偏りの表示が出て止まってしまいましたw
仕方ないのでネットから出しつつ、手で絞りながら洗濯機から取り出しました。
もちろんまだ水をたっぷり含んでいるので、再びバスタブでできるだけ手で絞りました。
乾燥……数日間はかかる!
いいのか悪いのかわかりませんが、布団乾燥機を使ってみました。
シュラフの口を縛って、ひたすら温風を送風しました……が、まっったく乾燥する気配なし!
いや、正確には少しずつ、少しずつ乾燥していました。
ダウンがダマになって床側にべったりしているので、固まったダウンがなかなか乾かないのが原因です。
床に直接シュラフを置いているのがよくないと思い、すのこを下に敷いてみました。
通気がよくなったおかげか、乾燥が少し良くなった気がします🤔
ダウンから少しでも水気が抜けるごとに、すこしずつほぐしていきます……。
このとき焦って夢中でほぐそうとしていましたが、羽毛を痛める可能性があったので無理しないほうがいいでしょう。
どうやら、ダウンは乾けばあっさりほぐれてくれるみたいです。
まだ乾いてもいないのに焦ってほぐさなくても良いみたいです。
焦らず1日に1回程度叩くようにしてやれば、だんだんとほぐれていくようです。
そしてダウンの芯まで完全に乾燥するには数日かかるようです。
最後は、ダメ押しでさらにシュラフの中に空気清浄機で送風して乾燥させる!
ま、意味があるかわかりませんが……w
空気清浄機にはオゾンで脱臭する機能もあるので、少しはいいかも。
ちなみにさっきリンクを貼ったシャープの布団乾燥機にもプラズマクラスターがついてるので、乾燥のついでに脱臭もできるのでおすすめですよ。
最初はダウンがダマになって不安にもなりましたが、最終的にはふわっふわになって大満足!
多少は羽毛が抜けましたが、メーカーによれば少しくらいは保温性能に影響はないとのことです。
私くらいの使用頻度だと毎年洗濯するほどではないですが、それでも数年に一度は洗濯をして羽毛の性能を復活させてやりたいところです!