2020年6月の神アップデート!【Photoshop】でドールスタンドを2分で消す方法
いちおうyoutubeにチャンネルがあるので、そこにうpしてみました。
今まではスタンプツールのブラシサイズを変えてチマチマやってました。
しかし2020年6月のアップデートで人物の選択がさらに進化し、それを使えばスタンドを消すのも楽になるのでは!?と思い、試してみました。
Photoshopの神アプデ
人物写真の選択の向上と高速化
なんと髪の毛まで自動選択ができるようになったとか!?
なんかアップデートのたびに毎回同じことを言っている気がしますが・・・。
しかし実際には最初の動画の通り、サクッと被写体が選択できてしまいました。
神か
高解像度の写真で、人物にしっかりピントがあっていて、背景がボケていることが条件でしょう。
絞りすぎて人物の端がボケていると、うまく行かないかもしれません。
また画素数の低い写真ではうまくいきにくいかもしれません。
ただ、ほとんどの場合において上手くいくのではないでしょうか。
手持ちのドール写真3枚ほどテストしてみましたが、バッチリ選択してくれました。
2分でスタンドを消すやり方
1.被写体を選択する
- 自動選択ツールを選び、
- 被写体を選択を選びます。
選択されました。
背景に写っている私はボケていますが、ある程度選択されているのがスゴイですね。
それでいて、背景の樹木や足元の草が選択されていないのもスゴイ。
ただ、ロードバイクは中途半端に選択されていますw
2.選択とマスクで調整する
- 選択とマスク…を選びます。
するとマスク調整の画面に変わるので、
- なげわツールを選び、
- 透明部分の不透明度をお好みに調整します
- Altキーを押しながら不要な部分の選択範囲を囲う
- 囲ったら、OKを押す
なげわツールは、Altキーを押したまま選択すると、囲った部分を現在の選択範囲から解除します。
ドールスタンドを消すということに限っては、後ろに写っている私やロードバイクまでやる必要はないかもしれません。
ただしドールスタンドの付近はきちんと選択範囲を調整しておく必要があります。
3.スタンプツールでスタンドを消す
- 選択範囲を反転させる
ここまでの作業で自動的に被写体を選択したので、ここで逆に選択範囲を反転させます。
そうすることで、人物だけは塗りつぶされないようになります。
- スタンプツールでスタンドを塗りつぶします
スタンプツールのブラシサイズは塗りつぶす範囲や画素数によって異なります。
一般的に小さければ小さいほど細かく、大きければ大きいほどふんわり塗りつぶしてくれます。
私の場合はできる限り大きいブラシサイズを選び、全体が馴染むようにイメージしてやっています。
またスタンプツールの硬さは「0」が良いと思います。
ただし塗りつぶしたい背景の様子によっては硬さをもっと強くしていく必要があります。
なお、スタンプツールの使い方については今回解説しきれませんので、別でググっていただければ!😅
やりだせばわりとカンタンなので!!
4.完成
完成です!!
ここにスタンドがあったなんて、わかりますか!?
今回はごまかしやすい草地ということもあって、2分でスタンドを消すことができました😅
地面がアスファルトだったり、パターンのあるタイルだったりすると、作業が大変になってきます。
たいていの場合はスタンプツールをあれこれ工夫してイジっていればなんとかなる場合が多いです。
あまりに複雑な模様や町並みなどが入ってしまっている場合は、そもそも撮影の段階で2枚写真を撮って合成するというのも手ですけどね🤔
条件次第では、たった2分!
すべてのシチュエーションで可能ではありませんが、それでもスゴイ。
今後も活用していきたいと思います。