【#ガンプラ 製作改造レビュー】BB戦士 384 Hi-νガンダム をMGEX風に改造して、チタニウムフィニッシュ・スペシャルコーティング風に全塗装!

 

BB戦士 No.384 RX-93-v2 Hi-v ガンダム

BB戦士 No.384 RX-93-v2 Hi-v ガンダム

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つい先ごろ再販された、BB戦士 Hi-νガンダムを製作しました!

むか~~~しノーマルのBB戦士νガンダムをダブルフィンファンネル仕様にしたことがあります。

しかしHi-νガンダムは作ったことがなかったので、買ってみました!

 

今回はこれを、チタニウムフィニッシュ風に塗装してみました!

またメインカメラをMGEX風に内部メカを再現した改造もしてみました。

 

キットレビュー

パッケージアートがカッコいい!

このBB戦士はGジェネレーションシリーズとはちょっと違うシリーズのようで、パッケージアートは手書きイラストになっています。

カッコよさとデフォルメが見事に調和していてめちゃくちゃカッコいいイラストですね!

3DCGよりこういう手書きがめっちゃ好きです!!

 

ランナーは豪華!

シルバー調のランナーが付属していたり、クリアー台座まで付属しているのが超豪華!!

シルバーのランナーはちょっと硬く、流し込み接着剤で溶けにくかったりするので、合わせ目消しや塗装はちょっとめんどうです。

個人的には白いランナーにしてほしかったw

 

 

ホイルシールのほかマーキングシールまで付属している!

マーキングシールと言えばRGやMGなどにしか付属しない豪華品です。

 

説明書

説明書はおなじみ片面フルカラー!

ちょっとしたマンガも付属していたりするのもBB戦士ならではですね。

また、塗装も考慮してガンダムマーカーのカラーの案内も書かれているのが嬉しいポイントですね。

さらに左下には本来のHi-νガンダムの設定画も掲載されていて、塗り分けやディテールアップの参考になります。

 

合わせ目の必要な箇所

BB戦士は実は合わせ目はそんなに多くないのが特徴です。

それはガッツリ肉抜きをして1パーツ化することで組み立てやすさを優先しているからですね。

そのため、本体の合わせ目はカブト、プロペラントタンク、スネの3箇所のみです。

武器はHGでもあるあるの、ど真ん中に合わせ目が来るタイプです。

武器はプラの材質の都合上、流し込み接着剤で溶けにくくむにゅっとなりにくいのが難点で、瞬間接着剤などがあったほうが良いでしょう。

 

 

肉抜きはありますが、普通に立たせているだけなら目立たないように配慮されています。

足裏などは先端が肉抜きされていますが、ディテールが入っているので埋めなくてもそれっぽく見えるのがカッコいいですね。

 

素組み!

色分けがスゴイ!!!

説明書の塗装見本と比べると実はけっこう塗り分け箇所があったりしますが、付属のホイルシールと、ガンダムマーカーのちょい塗りだけでかなりカッコよく仕上がるようになっています。

全塗装しなくても、ガンダムマーカーのちょい塗り、ホイルシール、スミ入れ、水性プレミアムトップコートで、かなりの完成度になると思います。

特にシールドや肩の模様はスゴイですよね。

組み立てていると、胸部ブロックはまるでパズルのように上手く組み合わせられています。

 

最近はハイディテールにするためにSDの頭身がどんどん高くなっていますが、個人的にはこのくらいの頭身が好きですね~。

もっとちんちくりんの昔のやつも好きです!

 

改造

アンテナシャープ化

アンテナの先端をヤスリで荒らしたあと、瞬間接着パテを持って延長して、削り出します。

 

肉抜き穴埋め

肉抜き穴はプラ板と瞬間接着パテで埋めていきます。

穴の形状がシンプルなので、カンタンです。

 

MGEX風にカメラの内部メカを再現!

まずは、ヘルメット左右のダクトをカットして塗装後に後ハメできるようにします。

ここは組み立て後にちょっと塗りにくい場所なのでこのほうがいいかな?と

 

 

さて、トサカの前後のセンサーも内部メカを再現したいので分割します。

その後、あらかじめ合わせ目消しをしておきます。

 

 

で、内部メカっぽいのと、透明プラ板でセンサーっぽい感じにします。

内部メカはプラ棒で適当に作りました。

 

 

メインカメラも基礎をくり抜いて、メカっぽいのを作ります。

ここがけっこう難しい・・・。

まあ適当にアレコレしていると完成します。

 

 

元のメインカメラは湾曲しているので、透明プラ板をドライヤーで温めつつ曲げておきます。

これが難しかった・・・温めると歪んだりするし、それっぽい曲線になるようにするのも。

 

 

仮組みするとこんな感じです。

カメラカバーのレンズがちょっとサイズがあってないので、このあとさらに調整が必要でした。

 

 

センサー関係だけ先に塗装して、完成させておきます!

 

 

実際に仮組みすると、こんな感じになります。

SDは目が大きいので、こういう加工をすると一気にかっこよくなりますね~!

 

ビームサーベルを複製して透明に!

このキットの唯一残念なところが、ビームサーベルが真っ白で成形されているところです。

塗装見本では塗り分けがされていますが、どうしてもビームサーベルの透明感がありません。

そこで、複製して透明UVレジンで作ってみることにしました。

初めてのことなのでうまくいくかどうか・・・。

 

 

おゆ丸とかお湯プラと呼ばれるものを使って、型を作ってみました。

剥がすのがめっちゃ大変でした・・・メンソレータムとか塗ったら違うのかな・・・。

 

 

UVライトやデスクライトなども使って15分くらい照射してみました。

だいたい固まったものの、全体的にすこしふにゃっとしているのが気になりました。

やはり太陽光が最強か・・・とは言うものの数日は天気がかなり悪いのでそのまま続けることにしました。

 

 

透明レジンを型に流して、むぎゅっと成形!

めちゃくちゃバリができましたが、なんとかできました。

全体的に表面はツルっとしてて良い感じかも!

 

 

しかしよく見てみると、型がわずかにズレているのが気になります。

バリは削り取ってヤスリをかけてコンパウンドで磨けばキレイになりますが・・・型のズレはどうしたもんか。

特にサーベルの柄が悩みます。

 

 

というわけで、ビーム刃だけを切り取って、元のプラスチックの柄と合体することにしました。

接続は真鍮線ですが、それほど目立たないので大丈夫でしょう。

塗装はクリアブルーをグラデーションで塗装して、クリアーコートしました。

やや柔らかいので、塗装が割れないかがちょっと気になります。

 

今回の基本的な改造はこんなところです。

強いて言えばスジボリが甘いところを足したくらいでしょうか。

 

チタニウムフィニッシュ風に塗装!

塗り分け

完成度の高いパーツ分けですが、塗装見本と同じにしようと思うと意外に塗り分けが多いです。

まずはシルバーになる部分をクレオスの8番シルバーで塗装。

バズーカとビームライフルは合わせ目消しに不安があったこともあり、グレーサーフェイサーでチェックしてからホワイトを塗って、そこからシルバーに塗り分けしました。

 

 

青い成形色の一部はメインカラーのホワイトに塗り分ける必要があります。

いずれも形状は複雑ではないのでマスキングはそれほど大変ではないです。

マスキングのコツのひとつに、塗り分けがある部分はあらかじめスジボリしておくというのがあります。

少しくらい塗り分けをミスっても、スジボリのところにスミ入れすればごまかせますw

 

パール塗装

塗り分けもすんだので、ここからパール塗装をしていきます。

基本的には成形色にそのままパール塗料を塗装します。

 

 

今回使うのはこちら。

ホワイトとシルバーの上に塗っていきます。

 

 

 

青系の成形色にはそのままアメジストパープルを塗装します。

今回は白・シルバー・黒は塗り分けをしたものの、青は成形色そのままでできました。

青は色を合わせるのが難しそうなので、塗り分けが必要な場合は結局全塗装になってしまうところでした。

 

 

次は関節やメカパーツなどの黒を塗っていきます。

塗料はGXメタルブラックで塗装していきます。

やや黒すぎるかな~という気もしますが、メタルのギラつきが気に入っていますし、しっかり黒いことで引き締まるかなと思います。

腰のVはガンプラの難関のひとつですが、スジボリを入れておくことで難易度は下がります。

最近はエントリーグレードですら別パーツ化されているのは驚きですね。

 

スミ入れ・細かい筆塗り

塗装がしっかり硬化(ラッカー塗料で夏場で3時間以上)したら、スミ入れします。

しっかりツヤが出るように塗装しておくと、スミがスッと流れますし、拭き取りも楽になります。

拭き取りはエナメルのスミを流してから6時間以上あとが良いです。

写真のフィンファンネルのモールドは掘り直していませんが、精密にスミ入れできたのもこの方法のおかげです。

スミを流してすぐ拭き取っちゃうとミゾの中も拭き取っちゃいますからね。

 

マーキングシール

マーキングシールは豪華なものの、水転写デカールに比べて厚みがあるためシールの段差やフチが目立ちやすいです。

しかしつや消しトップコートをしっかり塗装することで、だいぶマシになります。

 

 

最後につや消しトップコートを塗装して、たぶん終了!

つや有りトップコートでピッカピカにするのがパールの良さを一番引き出す塗装だと思いますが、今回はあえてつや消しにしてつや消しトップコートの奥で渋くきらめくパールをイメージしてみました。

 

完成!

YouTube動画!

 

完成の写真!

完成!!

かっけえ~~~!

νガンダムはビームライフルもバズーカもカッコいいですが、Hi-νガンダムはこれまたカッコいいですよねえ。

白と青の非常にシンプルな配色と、迷彩のような柄のシールドもカッコいいです。

 

 

改造した目はめっちゃよくできたかも!!

トサカの裏側のセンサーも作り込んだんですが、まっっったく見えませんwww

 

 

クリアのビームサーベルもめっちゃ上手くいきました!

初めて複製したにしてはなかなかじゃないでしょうか!

できればファンネルエフェクトの棒もクリアにしたいところですが、これは百均のUVクリアレジンだと難しいかも・・・強度が必要なんですよね。

 

 

光の加減でギラリと光るアメジストパープルが美しい!

 

今回の製作期間は約2週間でした!