【戦闘機プラモ 製作レビュー】ハセガワ 1/72 ミラージュ2000 ”アイドルマスター高槻やよい”

 

いきつけのプラモデル屋さんでやっていた旧キット蔵出しセールで購入しました!

昔から作りたいとは思っていたものの、飛行機のプラモデルなんて難しくて無理!と諦めていました。

しかしここのところ様々なプラモデルを製作してきて「いまなら作れるはず!」ということで初めての飛行機プラモデルにチャレンジしました。

 

 

 

開封

すでにパーツが切り取られてる!?

開封すると・・・なんかパーツケース入ってる!?

しかも一部のパーツがすでに切り取られてる!?

 

どうやら中古品だったみたいで、以前これを買った人は1ページ目のコクピットと胴体を切り離した時点で諦めたようですwww

キャラクターもののスケールモデルはほかにも痛車シリーズなどいろいろありますが、普段プラモデルを作らないけど作品のファンだから・・・!と買った人の多くは作れずに棚にしまっていることでしょう・・・。

ガンプラと違って、くっつけるだけでは完成しない高難易度ですからしょうがない😭

 

デカールえぐいて

水玉がとくにヤバいwww

中古キットではあるものの、デカールの状態は良好でした。

古いキットでは黄ばんでいたりすることもあるらしいですが、非常にキレイでよかったです。

プラスチックはいくらでもなんとかなりますが、デカールだけはどうにもなりませんからね。

 

パーツは少ない!

パーツめっちゃ少ないwww

ガンダムに比べてカーモデルはパーツが少ないですが、1/72飛行機はさらにパーツが少ないことに驚きました。

 

組み立て

仮組み

とりあえず接着しちゃいました!

胴体が縦に真っ二つで、そこに翼をくっつけていく感じです。

ど真ん中に合わせ目がある上に、段差がけっこうついてしまうので修正が大変そうだ~~~!

普通に接着するだけでは、やはり完成しなさそうです。

 

パテ盛り

とりあえず、胴体と翼のパーツの合わせ目が非常に大きいのでパテを入れます。

ここはモールドにもなるので完全にパテで平らにするのではなく、隙間にパテを詰めてヘラでこそぎとって硬化させます。

そうするとほどよいモールドに落ち着きます。

 

 

胴体下面も処理していきます。

今回はあえてミサイルや増槽を取り付けないため、取り付け穴を塞いでいきます。

ランディングギアも取り付けないので、穴を塞ぎます。

また、別パーツのエアインテークの段差も気になったのでパテで段差を埋めていきます。

 

スジボリは合わせ目消しやパテ盛りで消えてしまった場所だけ掘り直すことにして、すべてのモールドの掘り直しはしませんでした。

一般的な飛行機プラモはすべてのモールドを掘り直したりはしないらしいです(?)

スケールがガンダムやクルマと違うので、やたらモールドを掘り直すとおもちゃっぽさが強調されるのかも。

 

 

せっかくの飛行機プラモなので、ディスプレイする時も空を飛ばしたい!

というわけで3mm穴を開けてスタンドを接続できるようにしました。

塗装の際もここに3mmの竹串を挿せば作業がはかどります。

ていうか、飛行機プラモってこれ以外に持ち手どうするんだろう・・・。

手で掴んで、片側ずつ塗るのかなあ・・・。

 

塗装!

調色

説明書に従って、オレンジが7・ピンクが2・ホワイトが1の割合で調色しました。

ミスったときのことも考えてかなり多めに。

 

塗装

グレーサフを吹いたあと、白サフを吹いて、ホワイトを吹きました。

機首は白デカールが付属しないため、塗り分けが必要です。

その他はデカールが付属しますが、シンプルなので塗り分けることにしました。

このとき垂直尾翼はオレンジで塗ってしまいましたが、ここもシンプルなので塗り分ければよかったです。

 

 

キャノピーの枠も同じ色なので同時に塗りました。

ちなみにエアインテーク横のフィンは塗装前に接着しています。

垂直尾翼の横のフィンは白で塗装して、デカールを貼ったあとに接着することにします。

 

 

すでにデカールを貼付け中ですが、垂直尾翼の白いデカールは非常に貼りにくくディテールもかなり甘くなってしまうことがわかったため、塗り分けることにしました。

 

デカール貼り!

過去最高のデカールの量・・・

デカールの量がマジでエグいwww

特に水玉の模様がハンパじゃないです。

しかしさすがハセガワ、原寸大のイラストのおかげで非常にわかりやすい!

 

デカールの貼り付けは、塗装したあと乾燥機で3日ほど経過してから行います。

乾燥機を使わない場合は1週間あったほうが良いでしょう。

塗装は表面が先に乾き、内部までしっかり硬化するまで時間がかかります。

数日間かけて少しずつ収縮していくので、早くデカールを貼ってしまうと収縮する塗装に引っ張られてデカールがしわしわになったり、割れたりする場合があります。

 

 

デカールは貼る順番が指定されています。

このキットのデカールは何重にも貼り重ねていくため、イラストをよく見ながら貼る順番で考える必要があります。

 

 

チーズフォンデュの機械で温めたお湯を使うとデカールが剥がれやすいです。

 

 

3日ほどに分けてすべてのデカールを貼り終えました!

めちゃくちゃしんどかったですが・・・だんだんと埋まっていくのが気持ちいいですね!

これはこれで楽しかったです。

付属デカールはちょっと硬いのか、タミヤのマークフィット(スーパーハード)でもふにゃふにゃにならないのが難しかったです。

垂直尾翼の段差などは慎重に、じっくり時間をかけて貼っていきました。

 

デカールの乾燥は、乾燥機を使わずに常温で行います。

乾燥機を使用すると急激に乾燥してデカールが割れる恐れがあります。

大判のデカールを貼った場合は3日ほど置いておくのが良いでしょう。

 

 

その後、つや消しトップコートを塗装します。

今回はデカールが大量なのでラッカー系を使わず、クレオスの水性プレミアムトップコートを使用しました。

缶スプレー用のガンを使うと均一に少しずつ吹き付けることができるのでオススメです。

 

完成!

完成!

 

ミサイル山盛りもカッコいいですが、ポップなカラーのこの機体はむしろミサイルがないほうが良いかも!?

航空祭の飛行展示などをイメージすると、兵装がないほうが「らしい」と思います。

 

 

今回の製作は1週間とちょっとでした。

本体の合わせ目消しや段差処理などが非常に難しいものの、そこをクリアすればほかにパーツはほとんどないため、以外に早く製作できました。

ガンダム・クルマなどさまざまなプラモデルがありますが、それぞれに難しいポイントが違いますね。