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30秒ドローイングって、知ってますか?
30秒ドローイングって、検索してみてください。
「効果」とか「意味」とか「1年」ってサジェストが出てくると思います。
なんでですかね~これ。
なぜこんな検索をする人が多いのかというと、続けて効果があるのか、続けて意味があるのか、1年やるとどうなるのか、やってもみないうちから検索してやった気になろうという思念の残骸なんです……🥺
3ヶ月くらいやってみたよ
とりあえず、3ヶ月くらいやってみました。
毎日やろうと思いましたが、なんやかんやで2~3日に1回くらいでしたw
なにしろヒマなので、やってみるか~って感じです。
忙しい方はやってみるだけでもすごいパワーがいりますから、6日出勤して家事までしてる人がトライするにはかなりヘビーでしょうね…。
最初は90秒ドローイングから始めました。
最初は時間かかるでしょうから、90秒でなんとか形にできるまでやろうと!
1回あたり16個のポーズではじめましたがあまりに時間がかかるので、途中から9個のポーズを描くようにしました。
慣れてきたので60秒にして、さらにその後30秒にしました。
30秒はあまりに早すぎて追いつけない!
でもなんとか全体の形だけは描けるように、脚だけ夢中になるとかならないようにしました。
でも、30秒ドローイングなら時間が早いので、10分くらいあれば練習できます。
時間がなくてもできます(圧)
オススメはいきなり30秒からです。
後述しますがドローイングとはきっちり描ききることよりも、全体の雰囲気や筆の速さを重要視するプロもいます。
最初はめちゃくちゃなカタチになっても、とにかく全体のカタチを30秒で描ききることを目標にすると良い気がします。
最後まで読んでもやる気がでなかったら、やらなくてもOKです。
これは煽りとかじゃなくてマジでやりたいと思ったらやれば良いからです。
やりたくもないのにやってもなんの効果もないどころか、むしろやる気がなくなって絵を描くのが嫌になりますから。
仕事ならまだしも、趣味でお絵かきをするのに辛い思いをする必要なんてありません。
プロが言っていた、私がとても大切にしている言葉です。
意味ないよ
はい、続けて頑張ってる人には本当に残念なお知らせです。
いや、正確に言うと30秒ドローイングでポージングの引き出しが増えたり、ものを立体的に見る力はつかないと、私は思いました。
まあ素人が何言ってんだって感じですが、よ~く調べるとプロも同じこと言ってる人がいて、実物をデッサンしたほうが百倍身につくぞって言ってる人もいたりして。
ただ、このあとちゃんと意味がある側面もちゃんと言いますから!
続けてる人、諦めないで!
意味はあるよ!(哲学)
で、なぜかと言いますとドローイングに表示されるポーズには限りがあったり、アニメ的だったりするポーズでもないため、正直いわゆる萌えイラストにはあんまり役に立たない気がします。
それならいっそ「萌えイラストポーズ集100選!」みたいな本を買って、トレスなり模写したほうが百倍役に立つと思います。
また2次元の画面にパースもくそもない3Dモデルを表示したところでそれは2Dにしかすぎないので、立体的なものを見る力にもならないとプロも言っているようです。
デッサン人形を見ながら描くと百倍立体的に見る力がつきそうです。
デッサン人形を買うお金がなくても、手元にあるゲームのコントローラー(プレステのコントローラーはめんどくさい形している)とか、フィギュアとか、なんならぬいぐるみとかでいいです。
実物を見て描け、とプロは言ってます。
でも、アニメキャラは実物ではなくウソの表現も交えながら描かないといけないので、ガチガチに実物をそのまま描くとやたらカチカチの絵になります。
意味あるよ
ここまで読んでやる気がなくなってる人がほとんどだと思いますが、30秒ドローイングには意味があります!
ありまぁす!(なさそう)
ものの輪郭を、見たままめちゃくちゃ素早く描く能力や、ペンを自在に扱う能力が身につきます。
なにしろものすごい速さでペンを動かして、表示されたモデルを写し取らないといけませんから!
そんだけ速くペンを動かしていれば、否が応でもペンが手に馴染んでくると思います。
この能力が身につくと、ラフや構図出しがめちゃくちゃ速くなります。
絵で最も重要かつ時間がかかるのが、描く前の構図出しや、下書きやペン入れです。
特に構図だしはさまざまなアイデアを出すためにさらさら~っと描かないといけないので、ペンの速さが重要です。
まとめ
桜木花道が体育館の隅でダムダムやってるキソって、こういうことだったのか!
基礎っていきなり実力に出てこないし、マジでムダな気がしてくるんですよね。
でも延々と続けていれば、必ずなんらかの成果は得られるというわけですね~。
なので、続けてる人はマジで意味があるので続けたほうが良いと思います!
注意したいのは、ドローイングではポーズの引き出しが増えないことや、立体的な見かたが育ちにくいことを覚えておくことです。
こんなに続けているのにポーズの引き出しが増えない!立体的に描けない!と思うなら、それは別の練習が必要だからです。
逆に筆が速くなる効果があるので、イラストを描くときに以前より下書きが早くなった?とか、短い時間で多くの線を引けるようになった?みたいなことを意識してみてください。
練習とは、その練習によってどういう効果があるか把握しながらやらないと、その成果に気づかなくて絶望だけを受け止めてしまうケースが多いです。
【次回!】
最後に、ちょいちょい掲載してますが描き始めと、最近のやつを見てください。
まだまだ素人ですが、少なくとも練習の成果は見えると思います!