今回はBB戦士アッガイを使って、初めてのジオラマ製作をしてみました!
BB戦士 アッガイ
BB戦士はけっこう合わせ目と肉抜きが多いものの、アッガイではそれほど目立たないようになっています。
色分けもほとんど完璧で、強いて言えばヒザと足の裏に塗り分けがありますが、塗らなくても問題ありません。
一つだけ難点があるとすれば、肩パーツ関節が挟み込み方式のため、胴体の合わせ目消しをする際に困るというところです。
今回は胴体内にポリキャップを埋めて、肩パーツに軸打ちをして、後ハメできるようにしました。
今回後ハメ加工したのはここだけです。
合わせ目消しをしたあと、同色で塗装。
白をベースに、レッドブラウン、レッド、イエローを適当に混ぜたらほぼランナーと同じ色に調色できました。
あまりにテキトーに調色したので、もう二度とできません😂
お座りポーズを取れるようにするため、股関節を改造しました。
アルミ線で延長したあと、いい感じに曲げて、瞬着硬化パテで固めました。
後ろに支えが必要ですが、お座りしてるように見えるようになりました。
ジオラマ製作の際に、胴体ごと土台に接着するため安定感は必要ありません。
エポキシ樹脂の練習
通販で安いエポキシ樹脂を購入して練習してみることにしました。
2液性のエポキシレジンで、主剤と硬化剤の分量が同じで、匂いも少ないとのことです。
ちなみにエポキシ樹脂とかエポキシレジンとかいろいろな呼び名がありますが、どれも同じものです。
UVレジンは光で硬化するもので、2液性エポキシレジンは2種類の液の化学反応で硬化するもので、どちらもレジンには違いありません。
そのため「レジン」で調べるとどっちがどっちか明記せずに説明されている場合もあるので要注意です。
試しにやってみたら、細かい気泡がすごい・・・!
上から見るとまあまあマシですが、ちょっとでも横から見るととんでもない気泡に驚きます。
これは、この製品がごく薄いレジンアクセサリー用だからだと思います。
1cmくらいずつ数回に分けたとは言え、この厚さの積層には向いていなかったようです。
いろいろ調べてみると、高品質なエポキシレジンはまったくなにもせずに気泡が消えると聞きました。
ジオラマ製作
いろいろ材料を買ってきました。
完成したアッガイを乗せて、だいたいのイメージを想像します。
左側を砂浜にして、右側を海にしてみようかな?
紙粘土で砂浜の基礎をつくります。
一度外せるように、サランラップを敷いています。
ボンド1に対して水を1~2くらいにして、ボンド水をつくります。
より馴染みやすくなるらしく、マジックリンを1滴とかちょっと足しました。
紙粘土が硬化したら、そのうえにボンド水を塗って砂をまぶし、さらにボンド水をスポイトで垂らして染み渡らせます。
見た目は白くなりますが、ボンドが固まるとちゃんと透明になります。
木工用ボンドって本当にスゴイですねえ。
砂もしっかり固まったら、皿から取り外せるようになります。
そこへ木とか小物をいい感じに配置。
木の根本とかに追加で砂を盛ったりして、ちょっと自然になるようにします。
あらかじめ木とかはつや消しトップコートをしておくと良いですね。
皿の底にクリアブルーとクリアグリーンを適当に混ぜたもので塗装。
外側を薄めになるように塗装してみました。
ここで、アッガイと砂浜ユニットをUVレジンで仮固定します。
エポキシレジン「デブコンET」
ネットでいろいろ調べてみると、このデブコンETというのがかなり高品質で良いと聞きました。
練習用も兼ねて、1.2kg注文してみました。
何回か練習したあと、デブコンETを流し込み。
薄い皿にギリギリまで流し込むため、作業台の水平をキッチリと測りました。
まったく気泡がないのがわかりますね!
このままだと水鏡のような水面で不自然なので、「さざ波」を使って水面を表現していきます。
適当に筆でべちゃべちゃと塗りたくったりつついたりしただけで、なんかさざ波っぽい!
すげえ!
30分くらいたつと筆跡が目立つくらいに固まり始めるので気をつける必要がありました。
かといって塗布してすぐだとあまりにトロトロですぐ平らになってしまいがちなので、ちょっと難しくはありますが。
これが硬化したら、いよいよ完成!!
完成!
お皿の海で遊ぶ「アッガイの夏休み」完成!
砂粒が大きすぎるので、模型用のサラサラな砂のほうが良かったかな?とか、
手前の花の背丈がデカすぎた・・・!とか、
もうちょい海の範囲が広いほうが良かったかなあ?とか、
いろいろ気になる点はありました。
しかし普通にプラモを作っているだけでは得られない達成感がありました!😆