今回はメガミデバイス 朱羅 忍者 枢を作りました!
美プラ(美少女プラモ)は非常に種類が多く、どれも出来が良いためどれがいいか迷ってしまいますね。
そんな中、忍者をテーマにした美プラがあると知り、愛車のNinja ZX-25Rの模型と組み合わせたい!ということで、購入しました。
色合いも私が乗っているZX-25Rの赤・黒・白と近いカラーリングというのも決めてでした。
美プラは非常に細かいパーツが多いので、最初から希望のカラーリングというのは嬉しいですね。
メガミデバイスは人間と比較すると1/10くらいのサイズでしかも足が長めなので、バイクに乗せるとちょっと大きいですが、実際に組み合わせてみると思ったより違和感なく、ステップにもしっかり足がかかる可動域の広さに驚きます。
キットレビュー
朱羅 忍者と、朱羅 忍者 枢
今回購入したのは、メガミデバイス 5 朱羅 忍者(いわゆる旧バージョン)と、
メガミデバイス 5.3 朱羅 忍者 枢(いわゆる新バージョン)の2つです。
最初に発売された5.0 朱羅 忍者は忍者xメカx美少女として非常に完成度が高く人気の美プラです。
それだけに中身も豪華で武装も多く説明書のほかにマンガの小冊子が付属しています。
さらに水転写デカールも豊富に付属していて豪華なんですが、定価は6,820円という安さも魅力です。
しかし発売から何年か経過すると美プラも進化し、よりリアリティがあり可動域の良い機構のボディが主流になります。
全体的なデザインは良いのにボディだけが古く最新のキットと比較すると物足りない・・・ということで、最新のボディを採用した5.3 朱羅 忍者 枢が発売されました。
5.3はほとんどボディのみで、一部クナイなどの武装が少し付属するのみで、そのぶんだけ価格も安くなっています。
すでに5.0を持っている人からすれば、同じ武装が入っていたら困りますからね。
朱羅 忍者の素組み
ひとまず素組みしました。
この表情が旧版が神キットとして未だに人気があるポイント。
ぐぬぬ・・・!というこの表情は、新版5.3には付属しません。
頭部はまったく同じ構造なので、この表情を新版に取り付けることもできます。
そして武装もカッコいいですね。
いわゆる背負い物がない代わりに、腕に大きな武装がついているのが迫力満点です。
ガンダムで言うと、ビルドファイターズの戦国アストレイみたいな感じ。
最新のボディと比べると物足りなさを感じますが、こうやって単体として見るとぜんぜん悪くない!
デカールを貼ればサイコーにかっこよくなります。
5.3 朱羅 忍者 枢の素組み
枢は素体モードのみで武装が付属しないため、基本的にこれで完成です。
髪色が薄い茶髪になっているので、旧版と好きな方を選べるようになっているのが嬉しいですね。
頭部の形状は同じなので、そのまま付け替えが可能です。
枢に付属するフェイスパーツはこの3種で、いわゆる普通の顔がついていません。
片目をつぶっている表情が最初からついているのはちょっとレアな気がするので、旧版のフェイスパーツと合わせると選択の幅が広がるのは嬉しいですね。
付属の水転写デカールで色んな表情が作れるとは言っても、けっこう大変ですからね・・・😅
旧版と新版の比較
こうして並べると、まったく違う!!!
右の旧版ボディは細身で少女らしさがありますが、左の新版は大人っぽくむっちりとしたボディラインが良い・・・!
身長も変わっています。
新版5.3の説明書には、旧版5.0や別バリエーションの弓兵とのミキシングの組み立て方法まで掲載されているのが嬉しいですね。
弓兵を持っているとさらに武装てんこもりでめちゃくちゃカッコよくなります。
今回は、説明書に従って新版のボディに旧版のパーツを移植するパターンにしました。
部分塗装など
部分塗装
一部パーツは部分塗装をしたほうが見栄えが良くなります。
今回はエアブラシで塗装しましたが、それほど面積が大きくないのでペイントマーカーや筆塗りなどでも良いかもしれません。
旧版の武装にはゴールドの成形色のパーツが一部ありますが、太ももに付く三角のパーツはやや大きく目立つので、ゴールドを塗り直しました。
小さい丸いパーツは、後述するディテールアップパーツです。
ディテールカバーA、日本刀2
美プラの多くは、別のプラモや別売りパーツを取り付けて、アレンジして楽しめるように3mm穴が多数空いています。
しかし全ての3mm穴を使うわけでもないので、そうすると3mm穴がちょっと気になります。
なにしろ全身素晴らしいディテールなのに、ぽかーんと3mm穴が空いているわけなので。
そこで、差し込むだけでディテールアップできる、ディテールカバーを購入しました。
日本刀をもたせたらカッコよさそうだな!と思ったので、同じくコトブキヤの日本刀を購入しました。
販売ページに掲載されているのは塗装済みで、実際の商品は黒と白木の成形色のままですが、なんと刀身はシルバーで塗装済みなのでそのまま使って遊べます!!!
買ってすぐ遊べるのはめちゃくちゃ嬉しいですね。
墨入れ
墨入れは水性ホビーカラーで行いました。
墨入れといえばエナメル塗料が定番ですが、プラにそのまま流すと割れる場合もあります。
今回のように基本的に未塗装で仕上げる場合はそこが問題になります。
しかし、水性ホビーカラーはABSだろうがPSだろうが、なんでも塗れるやさしい塗料!
筆塗りで適当にべしゃっと塗って、マジックリンで拭き取ればご覧の通りしっかり墨入れできます。
デカール貼り
旧版の武装にはなかなか豪華なデカールが付属しているので、丁寧に貼ります。
パーツを巻き込むように貼る場所や、ものすごく小さなデカールもあるのでちょっと難しい部分もあります。
しかも小さいのは予備がないので注意が必要です😅
貼り付けにはすべてマークセッターを使用しました。
水転写デカールを貼ったあとは、必ずトップコートを塗装する必要があります。
そのままだと触っただけで剥がれてしまいます。
トップコート
トップコートは、クレオスの水性プレミアムトップコートを使用します。
ボディスーツのみつや有り、武装などは半ツヤ、顔や髪はつや消しと、3種類に分けて塗装します。
缶スプレーでこういう細かいのを塗るのってかなりムダが多いんですが、プレミアムトップコートは白かぶりやタレの少ない超高性能で使いやすいうえ、水性なのでABSなどにもダメージがまったくないのが最高です。
実は一部パーツは白濁するほどドチャっと塗ってしまったんですが、翌朝にはスッキリキレイになっていました。
信じられん性能だ。
完成!
組み合わせているバイクは、アオシマの1/12完成品バイクです。
この精密さで塗装組み立て済み完成品なのに、さらに低価格!!!
美プラと組み合わせるなら、アオシマの1/12完成品バイクが最高です。
ちなみにこれ私が乗っているバイクなんですが、まさか自分の愛車がこうやって発売されたのはめちゃくちゃラッキーだし嬉しいですね。
腕に付いてる武装が邪魔で、一部ポージングや別のフィギュアとの組み合わせがしづらい場合があるのが難点ですねw
ただ3mm穴での接続なので、邪魔な場合は別の場所に移動すれば良いだけなのが良いです。
ちなみに3mm穴はゴールドで塗装したディテールカバーAで塞いであります。
美プラをバイクに乗せる!
ちょっとかわいく横座りする場合は、さすがにスタンドで支える必要がありました。
うひょー!かっけえ!
ものすごい可動域なので、ちゃんとハンドルを持っています。
さらにステップにちゃんと足がかかっています。
それでいてぴしっと背筋を伸ばして武器を構えているので、アニメのような構図になっていますね。
まあ、実際は右手を離したらアクセルを開けられないので減速してしまうのですがwww
作って良かったー!😆