先日製作したSD天下無双大将軍ですが、その製作には膨大かつ精密なマスキングが必要でした。
今まではほぼ肉眼でプラモデルを製作してきましたが、このキットだけはそうもいきませんでした。
職場で有名なハズキルーペを使用している人がいたのがきっかけで、あわててさまざまなルーペを試すことにしました。
百均の手持ちルーペ
こちらは以前から使っている、百均の手持ちルーペです。
非常に小さいのにLEDもついていて便利です。
安く手軽ですが、手が塞がってしまうので除きながら作業できません。
メガネルーペ
百均のメガネルーペ
最近では百均にもメガネルーペが売っています。
倍率はよくわかりませんが、おそらくハズキルーペの中間くらいの倍率だと思います。
かなり近くでもピントが合うので、ガンプラの作業にはピッタリです!
コスパという点ではおすすめ度3位です!
私はメガネをかけていますが、メガネの上からでもなんとかかけられました。
どんなメガネでも上からかけられるわけではないですが、百均なら使えなくてもダメージは少ないですw
百均クオリティということで、レンズのクリアさはハズキルーペには劣ります。
対象物はちゃんと見えますが、周囲の歪みが気になると言えば気になります。
ハズキルーペ
超有名なハズキルーペは、大型電気店にたくさん並んでいたので試着してきました。
倍率が3種類あり、さらにそれぞれ大きさが3種類あります。
ガンプラに適している倍率は1.65、1.85です。
百均のメガネルーペと違って全体的にクリアさが違います!
ただし、メガネの上にかけるとよっぽどメガネフレームとの相性がよくないと、うまくかけられません。
しかも高額なハズキルーペが思ったより使えなかったとなると、ショックも大きいですね。
メガネの上にメガネをかけると重くて目が疲れるという難点もあります。
メガネルーペ全体の欠点として、至近距離以外のものを見るときはいちいちメガネを外さなければなりません。
というのも、ルーペすべてに共通する仕様として~30cmくらいまでのものはものすごく見えやすくなる反面、それより離れるとボヤけてまったくみえなくなります。
これはメガネルーペに限らず、どんなルーペも同じことです。
そのため、資料を表示したPCモニターだとか、ちょっと離れた場所の道具を取るときとか、いちいとメガネをはずさないといけません。
これが非常にめんどうです。
跳ね上げメガネルーペ
そこで活躍するのは、跳ね上げ式メガネルーペです!
これなら手元作業をするときはルーペを使用し、そうでないときはスッと跳ね上げることができます。
おすすめ度2位です!
ただし、メガネをかけた上からこの跳ね上げメガネルーペをすると、跳ね上げ時にガタついて使いにくいでしょう。
百均メガネルーペやハズキルーペなら跳ね上げがないのでいいですが、跳ね上げ動作が加わるとちょっと使いにくいかもしれません。
ヘッドルーペ
おすすめ度1位!
メガネと干渉することなく使えます!
しかも倍率の違うレンズが3枚入ってます。
レンズはカンタンに跳ね上げられます。
レンズがやや小さく感じますが、慣れたら実作業には問題ありませんでした。
むしろレンズが小さい分、すきまから遠くのものを見ることができて便利でしたw
難点は、バンドが安物なのでちょっと頭に食い込んでちょっとだけ痛い・・・。
値段が上がってもいいからバンドが食い込まないやつにしてほしいです。
メガネをしていてもしていない人でも、関係なく使えるのがおすすめ度1位の理由です。
LEDライト付きの商品もありますが、そもそもデスクライトがあればLEDはまったく必要ありません。
スタンドルーペ
スタンドルーペも買ってみました。
会社でも似たようなものを使って精密作業をしているので、使い慣れてていいのかと思いきや・・・。
おすすめ度は最下位です。
というのも、レンズが単眼なせいかほんのわずかな遠近感のズレで、狙ったところと微妙にズレたところにナイフを入れることが多々・・・。
よく考えてみると、これまで紹介してきたルーペはすべて双眼タイプでしたね。
また、レンズ位置が固定されますから身体の自由が制限され、けっこう腰や肩が痛くなるような・・・。
せっかく買いましたが、すぐに使うのをやめてしまいました。
もうひとつは、レンズの枠が邪魔で手元の道具がまったく見えないということです。
ガンプラの作業では頻繁に道具の持ち替えがありますが、いちいち身体をずらすのがめんどうです。
非常に作業性が悪いなと思いました。
まとめ
というわけで、私はオーム電機のヘッドルーペを使用してプラモを完成させることができました!
メガネをかけてない人なら、跳ね上げメガネルーペも良いかもしれませんね。
ハズキルーペのハイクオリティなレンズを使用して、跳ね上げ式だったりヘッドルーペも作ってくれるとより良いのにな~なんて思います。