【桜のAACR2022】 160km走ってきました!前日の宿泊や、当日の様子、持ち物やウェアの選び方なども含めてレポート! 【アルプスあづみのセンチュリーライド2022】

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桜のAACR2022 160kmコース走ってきましたー!

 

 

www.morinokuma-san.com

2019年に100kmコースを走ったきりで、そのあとは残念ながら中止が続いていました。

長野県の代表的なサイクリング大会ということもあって、また参加したいと思っていました。

そして次に参加するなら100kmではなく、160kmでエントリーしたいなと!!

そのために年に数回ですが160km以上のロングライドをして、自分の走力を確認しています。

 

さてそれでは今回のブログでは持ち物やウェアなどの準備編から、当日の様子などを紹介していきたいと思います。

 

準備編

走力の確認

160kmを申し込む場合は、事前に自分で160km以上走って問題ないことを確認しておく必要があります。

同じコースでなくても良くて、地元で160kmに近いコースを選んで9時間程度で実際に走っておきましょう。

ちなみに160kmコースでは獲得標高1500mくらいなので、かなり平坦が多めのコースになっています。

途中にキツめの坂が何回かありますが、いずれも短いのでそこだけ歩いて登ってもぜんぜんオッケーです。

 

走る場所はばーっと開けた場所が多く、向かい風になった時はかなりキツくなりやすいので、そこも考慮しておくと良いです。

特に今回、私が走ったタイミングでは残り30kmくらいからずっと3メートル以上の向かい風でほんとにキツかったですw

ただでさえ最後に疲れきってるところで向かい風は簡便してくれ~!

 

機材の準備

AACRでは事前にスポーツサイクル取扱店に依頼して、自転車の点検を受ける必要があります。

2022年大会では大会ホームページより書類をダウンロードして印刷し、自転車ショップに署名してもらい、それを提出しなければなりません。

これにより自転車そのもののトラブルはかなり防げると思います。

 

問題はライト類やサドルバッグなど自身で用意するアイテムの不調です。

電池がヘタってすぐに点灯しなくなってしまうものや、サドルバッグの取り付けが甘く落下してしまうと後続の参加者にとって危険です。

 

持ち物

パンク修理キット

必須アイテムです。

特に交換用チューブに穴が空いていないか実際に膨らませたり、携帯ポンプは正常に作動するか実際に空気を入れてみたりすると良いです。

普段はあんまりやらないことだと思いますから、こういう機会に自分で点検しておくと良いでしょう。

いざパンクしたときに携帯ポンプが壊れて空気が入らない!ってのはよくあることだそうです。

お金

基本的にお金を使う場面はありませんが、故障やちょっとしたケガのためやむを得ずコンビニでなにか買わなければならない場合もあるかもしれません。

ワイヤー錠

エイドステーションに駐輪しておくぶんにはいりませんが、やむを得ずルート上のトイレやコンビニに入らざるを得ない場合には、やはり簡易的でも良いのでワイヤー錠があったほうがいいでしょう。

ウェア類

ドライメッシュインナーシャツ

必須です。

網タイツのシャツ版みたいな感じで、こんなの着てたらはずかしい!って友達は言ってましたが、ジャージの内側に着るものに恥ずかしいもなにもありません。

そんなことより防寒には必須アイテムです。

冬や春秋は涼しいどころか寒い時もありますが、それでも自転車に乗っていると汗をかきます。

汗を書いた裏起毛シャツがピッタリ素肌に張り付いたら・・・ずっと乾かずひたすら寒くなり、汗冷えという現象により体力がどんどん奪われます。

しかしこの網シャツを着ていれば、汗で濡れた裏起毛シャツなどが素肌に触れることなく、なおかつ網の間に生まれた空間により保温もしてくれます。

私はもうこれなしではロードバイクには乗れません。

 

裏起毛インナー

今年の桜のAACRの気温は、1℃~20℃の快晴でした。

午後になり20℃まで上がると日差しの強さもあってちょっと暑いかな?と思うこともありましたが、汗が垂れるほど暑いわけではなく、ほっかほかって感じでした。

それより朝から昼過ぎまではずっと暖かくて良かったですね!

いわゆるヒートテックシャツなどと違って厚手なので保温性は段違いです。

ただし前述の網シャツを着ていなければ、汗でピッタリ張り付いて逆に体温が低下します。

 

20℃までなら暑すぎて大変、ということはないと思います。

20℃って風を切って走るとなんやかんや寒いんですよね。

上りだとちょっと暑いですが、下りだとイイカンジでした。

 

なお、この上に夏用の長袖ジャージを着て走行しました。

大抵の人は夏用の長袖ジャージなんて持ってないと思うので、アームカバーを足すとより温度調節ができて良いでしょう。

 

ウインドブレーカー

私が使ってるウインドブレーカーはこれです。

ワキにのみメッシュが付いていて、湿度を逃してくれます。

背中にしっかりメッシュがついている大手メーカー製のほうが、よりムレにくいとは思います。

ちなみにこれは200gの重さで、このくらい重くないと防風性がたもてないかな?と勝手に思ってます。

今回はスタート時が1℃くらいでしたが、これを着てるボディはあんまり寒いと思いませんでした!

 

それよりも夏用グローブの指先がとにかく冷たくてまいりました。

かと言って1~2時間したらもう冬用グローブもいらないだろうし、悩みましたね。

シューズや靴下も夏用と同じものを履いていきます。

 

レーパンは気合で短パンの人もいましたが、私は日焼け防止の意味でも上下ともに夏用の長袖とロングタイツです。

日差しが肌に直接当たるとそれはそれで体力を持っていかれる気がする・・・。

 

準備編まとめ

こんな感じでした。

ウインドブレーカーはあんまり厚手のものだと後半ずっとかさばる荷物になるし、悩みどころですね。

途中で暑いようなそうでもないようなって感じで微妙になったら、ウインドブレーカーを畳んでお腹まわりに差し込んでおくと良いかもです。

風の当たるお腹まわりだけを冷えから守ってくれますからね。

 

大会編 前日

前日受付

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さて、AACRは基本的に前日受付が原則となっています。

なにしろ当日のスタートが朝6時からなので、朝受付をやっていたら大混雑していつまでもスタートできなくなっちゃうからです。

そのため、当日はゼッケンをつけていればスタートの列にすーっと並ぶだけと簡単なものになっています。

 

 

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記念撮影用の場所も用意されていて、私はゴールしたときに近くにいた参加者の方に撮っていただきました。

 

宿泊は、スタート地点の梓水苑

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160kmコースのスタートは梓水苑という旅館の敷地内になっているので、その梓水苑に宿泊してしまえばらくらくスタートできるという寸法です。

お値段はなんと夕食のみプランで1万4千円くらいしましたw

最近の宿に比べるとちょっと高い気がしますが、スタート地点に宿泊することで朝落ち着いて準備できるのは大きなメリットです。

 

 

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料理は日本料理になっていて、これがまた旨い!

久しぶりにちゃんとした日本料理を食べて感動しちゃいましたね。

全ての品物や付け合せに必ず一工夫してから盛り付けられているのがスゴかったですねー。

コース料理ということもありっくり食べることでいつしかお腹いっぱいになり、見た目はちまちましているのに思った以上に満足しました。

 

 

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ついでに宿でドール撮影したりとかして

 

当日

スタート前

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160kmの1組で申し込んだので、なんとほぼ先頭でした。

緊張しますね~w

MAVICのサポートカーも付いてくれるので、どうしてもなんともならない場合は修理も手伝ってくれるとか。

さすがに有料だとは思いますが、故障で走り続けられないのは悔しいですからねー。

 

朝6時のスタートでしたが、スタート時の気温はなんと1℃。

ウェアの準備は前述のとおりで、ボディは問題なかったものの指先がとにかく冷たくて大変でした。

かと言ってウィンターグローブ持ってくるか?というほどでもないですしw

 

記念撮影もしながら楽しむ

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ルート上にはところどころに景色の良い場所があるので、のんびり写真を撮ったりするのも楽しみの一つです。

今回は特にガッツリ晴天だったのが良かったですね~!

朝日に照らされる北アルプスは本当にキレイでした。

 

なお撮影の際は以下の点に注意しましょう。

  • 走行中に急に止まらない(要後方確認)
  • 交通量の少ないところでも車道にはみ出して撮影しない

撮影に夢中になっていて他の参加者にケガをさせたとあっては大問題になってしまいます。

 

それから、一時停止を無視している参加者がちょいちょいいたのが残念です。

故意に無視していたり、みんなが止まらないから行っちゃえ、というような人もいました。

すべての交差点に指導員を立たせるわけにもいかないので、難しい問題ですね。

こういうことをするからロードバイクに乗ってるやつは・・・と言われても仕方のないことです。

 

 

エイドステーションで軽食を楽しむ

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f:id:kuma2vanilla:20220417211002j:plain約20~30kmの間に1箇所ずつ、6箇所のエイドステーションが設置されます。

すべてのエイドステーションで違うものが振る舞われ、どれも美味しいのが魅力なんですよねー。

特に地元産の食材にこだわりがあり、地産地消や地域貢献もこの大会のテーマになっています。

 

特にあさイチは気温1℃からのスタートだったこともあり、ポタージュスープだったり豆腐とネギの汁物などがお腹に染みて暖まりましたねー!

暑くなる終盤では冷たく凍らされた安曇野りんごジュースなども用意されていましたが、以前までの意見も反映されて凍らされてないジュースも用意してくれていました。

 

ところで3枚目の写真のピザですが、なんと現場でガス式の石焼窯で1枚1枚焼いていました!

が、そのため焼くのがまったく間に合わなくなり、参加者で長蛇の列ができてしまいましたw

このピザは本当に美味しく、今回のエイドステーションの目玉商品だったんでしょうが、ちょっと提供方法に問題がありましたねw

 

というわけで、こういうこともあるので最終的な制限時間より早めに走れるように準備しておくのが大事ということです。

 

ゴール!

向かい風がキツかった・・・!

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残り距離20~30kmくらいからかなり向かい風が強くなってきて、漕いでも漕いでも前に進まなくてキツかったですねえw

ただでさえここまで130kmくらい走ってきているので、ここに来ての向かい風はほんとうにきつい!

 

151kmでゴール・・・!?

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というわけで、151.6kmの1,444mでした。

なんか短い気がするのは、もしかしたら残雪の影響で一部ルートが変更になったからかもしれません。

サイコンの移動距離がズレてる可能性もありますが。

 

この数字だけ見ると平坦ばかりですが、1~2%の勾配がずーーーっと続く場所もあるので、数字で見る以上にキツいかもですね~。

 

最後は梓水苑の日帰り入浴で

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日帰り入浴ができる場所がスタート・ゴール地点っていいですねーw

ゴールしてすぐ温泉に入れましたw

しかもその梓水苑、日帰り入浴が450円でした。

いまどきめちゃくちゃ安いですねー!!