初心者がSurfaceProとクリスタでデジタルイラストを描いたら見えてきた「メリットとデメリット」

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12月から久しぶりのデジタルお絵描きを再開して、1ヶ月以上が経過しました!

かつて5年くらい描いていましたが、別の趣味を始めたりして描かなくなり、5年ほど間が空きました。

 

当時はまだ液タブが出始めたばっかりで高価だったり使い勝手に難があったりしたため、私は板タブを使い続けていました。

その当時の板タブがまだ残っていたので、再開後もしばらくは板タブで描き続けました・・・。

 

2022年7月現在───

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2022年7月現在では、こんなイラストを描いています。

今でもSurfacePro6とClipStudioPaintを使っていますよ!

 

 

タブレットPCvs液タブvs板タブ

板タブ

私が使っていたタイプはあまりに古すぎて売っていませんが、まあ同じようなものです。

個人的な感覚では板タブは大きい必要はありません

そもそも画面と板タブのサイズが違うので、大きくても使いにくいという人も多いと聞きます。

どうせ画面を大きく拡大したりしますからね。

液タブなどと違って直感的に描きにくいデメリットがありますが、色塗りなど精密に作業したいときは板タブのほうが良いという人もいるそうです!

 

液タブ

現在は、Wacom以外のメーカーからもさまざまな液晶タブレットが安価で発売されています。

いい時代になりましたね!

個人的にWacomはドライバの出来がどうにもいまいちってイメージが強く、Windowsとの相性が悪い経験しかありません。

かといって他のメーカーがいいかっていうと、私は使ったことないのでわかりませんが・・・。

 

液タブはパソコンに繋ぐため、パソコンがないと使えません

逆に言えば、パソコンがあるなら液タブを買うだけでOKです。

そこそこ重いらしいのと、パソコンとの接続ケーブルが必要なので、ワイヤレスで使えません。

タブレットごとダイナミックにまわして使うことはできませんが、製図台のようにビシッと据え付けて使うと良いようです。

高性能なデスクトップパソコンを使うことができるので、超高画質なイラスト制作も可能です!

液タブは物理サイドキーがあるため、ショートカット機能を登録すれば戻る・進むとか、ペン・ブラシとか、スムーズに機能を切り替えられます。

イラスト専用の機械だけあって、よく考えられていますね。

 

タブレットPC

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私が使っているのがSurfacePro6の中古品です。

もともとはお絵描きのために買ったわけではありませんが、デジタルイラストにも使えるらしいと聞いて、最近また使い始めたところです。

 

Windowsノートパソコンなので、これ1つで完結します。

液タブはデスクトップパソコンとの接続が必須ですが、サーフェイスプロなら気軽に描き始めることができるのが特徴です。

付属のペンが素晴らしく、描き味がとても良いと私は思っています。

視差も少なく、クリスタの補正と合わせて誤差なく線を引ける印象です。

バッテリーはフルパワーで描いても6時間は持つので、たいていの人はフル充電のままひととおり作業できるでしょう(それ以上作業続けたら身体に悪いw)

デメリットもあり、絵を描くだけにしては10万円前後しますから、高い。

液タブと違って物理サイドキーがないので、ショートカット操作は別途キーボードやコントローラーを用意しないといけません。

 

すべてが完璧というわけではありませんが、私はSurfaceProを使い始めたら描くのが面白くて手が止まりません!

 

SurfacePro

SurfaceProの種類

サーフェイスプロ、と読みます。

サーフェイスプロには世代があり、今は7が最新です。

兄弟にラップトップとかゴーとかいろいろありますが、「Pro」が最もデジタルイラストに適しています。

 

6や7の中にもさらに3つくらいグレードがあります。

それはCPUやメモリなどですね。

私のようなアマチュアが趣味でやるぶんには

  • CPUはi5
  • メモリは8GB
  • ストレージは256GB

あれば充分でしょう!

なおCPUがi5だと冷却ファンがなく、i7を搭載すると冷却ファンが搭載されるらしいです。

i7で16GBのモデルを買えばより高速で快適に使えますから、予算に余裕のある人はより高性能なほうがオススメなのは間違いありません!

 

メリットとデメリット

メリット

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  • 単体で使えるスケッチブック感覚
  • Windows10なのでデスクトップ用ソフトが使える
  • 画面解像度が2736×1824と4kに近いくらい広い!
  • 視差はほとんどなく、思い通りの線が引ける!
  • 傾きも検知する専用サーフェイスペンは描き味・減りにくさは超優秀!
  • ノートパソコンとして使えるw
デメリット

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  • 充電が必要(最大10時間は持つけど)
  • 充電しながら使うとわりと熱くなる
  • Windows10なのでアプデとか設定とかいろいろ面倒
  • Windows10なのでたまにモタついたり、プチフリする
  • ペンはレアな規格の電池が必要で、サイドキーはシングルボタン(Wacomは2ボタン)
  • 物理サイドキーがないので、ショートカットはキーボードなどが必要
メリットとデメリットについて

今のところ感じているのはこんなところでしょうか。

一長一短と感じる部分もありますが、今の所ぜんぜんオッケー!って感じです。

とにかく思い通りに描けるところがとても気に入っていますね!

パソコンを持ってないなら、問答無用でサーフェイスプロを買ってもいい、と言いたくなるほどイイです。

 

社会人なら、出張などでも活躍しますねw

 

オススメのオプション

USB TypeC PD電源ケーブル

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サーフェイスプロのACアダプターは専用です。

コンセントを専有してしまいます。

 

この社外品のUSB Type-C PD対応ケーブルなら、PD充電器と組み合わせて使用することができます。

1つのPD充電器で、サーフェイスプロもスマホもいろいろ充電できますから、オススメです。

充電器は特にアンカーやRAVPowerなど有名メーカーがオススメですね。

 

ガラスフィルム

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画面をがしがしペンでこするので、ガラスフィルムがオススメです。

ガラスフィルムを貼ると描き味がどうなるのか心配な人もいると思います。

私の感覚では、多少ツルツルした感触はあるが、私にはピッタリの感触で、ペン先が滑って困るほどではない、という感じです。

 

ワイヤレスキーボード

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サーフェイスプロの大きな弱点の1つが、物理キーがないことです。

液タブにはいくつものショートカットボタンがありますからね。

サーフェイスプロの場合は、このようなワイヤレスキーボードを使うと便利です。

もちろんUSBの有線キーボードでもいいですが、せっかくの快適性をスポイルしてしまうでしょうw

 

 

www.gigafree.net

ちなみに私はデスクトップパソコンも同時に起動していることがほとんどなので、このアプリを使ってデスクトップPCとサーフェイスプロを、1つのキーボードとマウスで使っています。

マウスを画面右端に持っていくとノートパソコンを操作できたり、ショートカットキーとしてCtrl+Alt+F1(もしくはF2)で各PCを切り替えたりできます。

慣れるまで少しだけ違和感がありますが、1つのキーボードとマウスで操作できるということでとても便利になりました。

なにしろそれまではキーボード2台使ってたので・・・w

 

クリスタについて

Windows版クリスタはホント最高

CLIP STUDIO PAINT PRO

CLIP STUDIO PAINT PRO

  • 発売日: 2012/07/06
  • メディア: DVD-ROM
 

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まあ、私はダウンロード版を買ったんですが。

 

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レイヤーとかも使いやすい

レイヤーも使いやすく、色分けしたりとか、かゆいところに手が届いてますね~。

 

レイヤー名をダブルクリックすると名前が編集できるんですが、自動的に日本語入力がONになって、入力が終わると直接入力に戻るのは神!!!

Photoshopとかだと、日本語入力で使ったあとにLとかMとかショートカットキーを押すと、画面左上にL・・・とかM・・・とか虚しく日本語が出てしまいます(わかりにくい話ですが、地味にめんどいポイント)

 

タッチパネルにも対応しているので、タブレットPCごと画面を回転させてもいいし、2本指でキャンバスを回してもいいし、自由自在!

直感的に使えますね~!!

 

私のツール配置

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こんな感じです。

右利きはツールを右側にしたほうが良いってのが定説なんですが、私は逆です。

タッチパネルのせいなのか、たまに手のひらで誤タッチしてしまって、知らないうちにレイヤを切り替えてる事故がありまして・・・。

タッチパネルは便利ですが、しらないうちにタップしていることもあるので、ちょっと怖い。

そのため、そういうことがないようにツールを左側にしました。

ちょっとした利点があって、左手の指でタッチして操作したりすることもできます。

 

私のように始めたばかりのアマチュアだと、こんなツールの配置で充分使えてます。

さらに使い込む人になれば、よりいろいろな機能を入れたほうが良いかもしれませんね。

 

画面が超巨大というわけでもないので、ナビゲーターとかも欲しいのですが、現状は使っていません。

 

まとめ

2ヶ月の比較

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左が最近ので、右が1ヶ月半くらい前

まあまあになってきたんじゃないでしょうか!!

左のはまだキャラクターしかできてない途中のものなので殺風景ですが。

 

画面に直接描くので、タブレットだと夢中になって描きこめるのがとても大きいなと感じます。

かつて液タブが登場した当時、初心者でもぐんぐんうまくなる!なんて話が広まりましたが、あながちウソではありませんねえ。

線を引くというステップがカンタンになっているので、そのぶんだけ他の描き込みに集中できるのかもしれません。

 

4ヶ月後

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4ヶ月後

これから始めようと思っている人には画面に直接描いたほうが間違いなくいい!と断言できます🤤

 

追記。サーフェイスペンが壊れたっぽい

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サーフェイスペンが壊れたっぽいので、買い替えました!

そしたら、純正のペンより安くて性能のいいペンを見つけちゃいました🤣