最近、逆光の楽しさに気づいてきました。
川面だとか、芝生だとかが太陽の光で反射したり透過光で光るのがいいですね。
しかし逆光という状況は、それはそれで難しかったりします。
背景は明るいのに、被写体の正面はすべて影になってしまうので、フツーに撮るとどうやっても真っ黒になってしまいます。
記念写真なんかでも、背景がキレイなのに人物が真っ黒ってこと、ありませんか?
逆光で撮るには
背景に合わせて、被写体を明るくする
ということなんです(ぇ
具体的に言うと、コレです。
私も普段からかなり使っています。
手で持つことができるグリップや、三脚に取り付けられる1/4インチのネジ穴があるので、とても使いやすいですね。
太陽光を反射させて、人物を明るくしてあげれば逆光でキレイに撮れます!
しかも電子機器じゃないのでスマホでも使えます!
私はAdobe Lightroomで現像して色などを調整していますが、それでも撮影時に人物が真っ黒になってしまうとどうしようもありません。
撮影する時に、明るさをできるだけ調整してあげることが大事だと教わりました🤔
ストロボを使うにはNDフィルターが必要だと気づいた
さて、レフ板は電子機器じゃないのでわりといつでも使えます。
しかしストロボを使うとなると、いよいよNDフィルターというものが必要になってきます。
なぜなら、ストロボにはシャッタースピードの制限があるからです。
今年のお盆休みは晴れが多く日中はかなり明るいです。
そんな中で1/100や1/250といった遅めのシャッタースピードで撮ると、全てが真っ白になってしまいます🤯
真っ白にならないためには、いくつかの方法があります。
シャッタースピードはすでに1/100~1/250と決まっていますから・・・
- ISO感度を限界まで下げる
- レンズの絞りをできるだけ絞る
ISO感度を下げてもまだまだ明るすぎるので、最終的にはひたすら絞り込むしかなくなってしまいます。
絞ってF値を上げていけばどんどん暗くなるので、ちょうどよい明るさで撮れるようになります。
しかしそれではボケを活かした写真は撮れないという大きな問題に直面します。
そこで!
NDフィルターを使って全体を暗くしてあげれば、絞ってボケを活かした写真が撮れるというわけですね。
中華製の可変NDフィルターを買ってみた
今回買ったのがコチラ
あまりに安すぎて、不安になるwww
しかもメール便なら送料無料で、届くのもわりと早いということで、買ってみました。
ちなみに同じ中華製でももう少し値段の高いものもありますが、よほど大手メーカーでもないとどんぐりの背比べではないかな~、という気がしました。
元は同じものを、別のショップで売っているだけのような気がします🤔
この可変NDフィルターには最初からメモリが書いてあります。
MIN・・・・・・MAXのような感じです。
しかし、そのメモリはまったくアテになりませんwwwズレてますwww意味ないwww
というわけで、自分でメモリを書きましたw
肉眼とカメラの露出レベルを見ながら、最初に最低になる位置をマーキング。
そこから-1、-3.0、-6.0という具合にメモリを書きました。
ちなみに修正ペンですwww
実際に使ってみました!!
NDフィルターをどのくらい回転させたのか忘れました🙄
朝の9時なのにすでに暑すぎて、それどころじゃなかったということで!w
青空のところで周辺減光や色ムラが顕著に出ているのがわかります。
編集時に、変な色かぶりをしているようにも思いました。
さらに拡大して見ていると、ボケが擦りガラスのようになっていて汚いボケになってしまうようです(というかピントがどうやっても合わない)
2枚のフィルターを重ねて減光しているので、しかたがありませんね。
現像時に周辺減光を緩和する処理をして、すこしマシになりました。
あまりやりすぎると今度は四隅が光ってしまうので、それはそれで難しいところです。
いくつものデメリットがわかりましたが、グッと圧縮して芝生が手前と奥でボケている表現は、NDフィルターなしには撮れません!
たまりませんね。
こういうのを撮りたかった!というのが撮れるようになりました。
しかし、かなりの画質低下があるのも事実。
こちらは同じ50mm相当のレンズで撮影していますが、青空のような均一な背景ではないので色ムラや周辺減光が目立ちません。
写真の奥は日向でかなり明るいため、NDフィルターで減光したうえで、ストロボで被写体を明るくしています。
こちらも、NDフィルターがなければ背景は真っ白になっていたことでしょう。
さきほどのデメリットが、この近距離撮影だと気にならない?
使用状況によっては、あんまりデメリットを気にしなくても良い???
まとめ
そもそも可変NDフィルターは写真用じゃないという事実
コチラの記事で書かれていました。
冒頭から「可変NDフィルターは動画用です」とw
可変NDを写真に使っておきながら画質が悪いというのは、そもそもスプーンでラーメンを食べるようなもんだということがわかりましたw
私は、ラーメンは箸で食べたいですw
可変NDフィルターは先のように画質低下が免れないわけですが、それでも動画で使われる理由が書かれていました。
それはシャッタースピードがどうしても固定になってしまうからですね。
しかし写真の場合は、わりといろいろ自由度があります。
絶対に絞りがF1.8じゃなきゃいけないわけじゃなくて、F2.8くらいまで絞ってもそれほど極端に作品性が変わるわけじゃない、ことも多いです。
どうしても絞れないから少しだけ露出オーバーで撮っても、RAW現像時になんとかなる場合もあります。
でも、動画はそうはいきませんからね。
というわけで、普通のNDフィルターを注文しなおしました🤮
NDフィルターがないなら、ないなりの撮り方をすれば良い!?
という考え方もあります。
私はいままでそうやって撮ってきたわけですからね。
これからだって、NDフィルターがないならその場で工夫したり、今ある機材で撮れる写真を撮れば良いです。
ただ他の人の美しい写真を見て、自分でも撮りたいと思ったら、こうやって機材を足していく必要があることを改めて感じました。
おまけ
今日はなんとかして魚眼も使いたい!
ということで、無理やり魚眼で撮りましたw
ちょっとびみょ~😂
あまりに日差しが強すぎて撮れない角度があったりするので、天気が良すぎるのも考えものだなと思いましたw
魚眼レンズは前玉が飛び出しているため、NDフィルターは取り付けられません。
そしたらどうするかと言えば、絞り込むしかありません。
ちなみに撮影していたらカメラリュック内の金属プレート部品が触れないほど熱くなっていて、ヤバい!と思いましたね。
あと1カット撮ったらさすがにやめよう!と思いました。
あまりに暑すぎると、カメラの故障にも繋がりませんからね・・・。