スーパーでゼリー飲料が安売りしていたので少しだけまとめ買いしておきました。
ゼリー飲料や、スポーツ用補給食にはいろんな種類があり、迷ってしまいますよね。
しかしそれぞれ、目的があって種類が分かれているのです。
間違った補給食を摂ってしまうと、効果がないばかりか逆効果になる場合も!?
補給食を考える
補給食とは
ロードバイクに乗っている人なら誰もが耳にする補給食。
自転車で走り続けるとエネルギーを消費し続けますから、いつのまにかエネルギー切れで倒れてしまいます。
しかもエネルギー切れは気付かないうちに進行していて、気付いた時には倒れる寸前でもうペダルを回すことができなくなってしまうと言います。
サイクリングのルートの途中に確実にコンビニがあるならそこで買ってもいいんですが、山岳路では自販機すらない場合も多いです。
いざというときのために、必ず1つは補給食を持って出かけたいところですね。
補給食はエネルギーを摂るだけではなく、もうひとつ重要な効果があります。
それは精神的な補強で、美味しい補給食を食べたら気持ちが元気になって、もうひとふんばり走れたなんていうことはよくあります。
ただ機械的に必要な分だけ摂るのもいいですが、心のエネルギーを補給するためにも美味しい補給食を選ぶのもいいですね!
一時期ハマっていたスポーツようかん。
封を切ることなく、押し出すだけで食べられるようかん!
日本のようかんは「多糖類」と言って血糖値の上がりにくい炭水化物の食品で、海外のスポーツ現場でも評価が高まっているとか。
実はメチャクチャ体によく、運動とセットでダイエットに適した食品なんですよね。
唯一の難点は、冬になると固くてぜんぜん押し出せないところwww
固形か、ゼリーか
いわゆる補給食には、固形タイプとゼリータイプに分けられます。
写真右上はドリンクに溶かす粉なので、補給食とは呼ばないかも?
普通のサイクリングなら基本的にはなんでもいいんですが、効果的な補給食というのはもちろんあります。
運動中に基本的に必要なのはエネルギー。
カロリーを消費しているんですから、当然カロリーを摂りたいです。
しかしカロリーがあればなんでもいいかというとそうでもなく、消化の良いものがベストです。
サイクリング中に焼肉を食べてもすぐには体が吸収してくれませんw
運動中に体が求めるのは、基本的に糖質です。
体は糖質をエネルギーの源として活動していて、それが足りなくなってくると筋肉を消費してエネルギーに変えてしまいます。
ダイエット目的だからと言っても、運動中の補給を怠ると逆効果になるというのはこういうことなんです。
ざっくりと、固形タイプはゆっくりと体が吸収し、ゼリータイプは速やかに吸収されます。
長距離を走りたいときは固形、瞬時に力が欲しい時はゼリー、という使い分けが一般的ですね。
長距離の中でも疲労を感じてきたらすぐにゼリーで補給するというのもひとつの手段です。
ただしどちらにしても体が吸収するまでにタイムラグがありますから、空腹感を感じる前に補給食を食べるのが基本です。
サイクリングでオススメな補給食
私がサイクリングの時に必ず持っていく補給食は、固形のカロリーメイトかプロテインバーやシリアルバーです。
今まではカロリーメイトのフルーツ味を箱買いしていたんですが、最近飽きてきました・・・w
最近のお気に入りは1本満足バーです!
いろんな味があって、商品名のとおり食べ応えがあります。
パッケージにプロテインとか書いてなくても、運動中に必要なビタミンなどが入っていますから、チーズタルトでも十分に補給食になります。
チョコ系の補給食の難点は、暑い時期は溶けてしまうためその日に食べきらないといけないという点ですw
カロリーメイトはモソモソしてますが、溶けるわけじゃないので次回のサイクリングに持ち越すことができます。
一長一短あって、悩ましいですね。
夏の暑い時期は、サイクリングでもゼリー飲料を持っていくこともあります。
あまりに熱いと胃腸が弱ってきて消化がしづらくなりやすいです。
そんな時にゼリー飲料があれば胃腸への負担が少なく、エネルギーも吸収しやすいですね。
レースの補給食は?
そもそも補給するか?しないか?
レースと言ってもいろいろありますが、私のような初心者に一番向いているヒルクライムレースを例にしたいと思います。
ヒルクライムレースは10~20kmくらいの距離を1~2時間ほど走り続ける競技です。
たいていキツい坂を上り続けるため、ゆっくり登っていても心拍は上がり呼吸は乱れてしまいます。
つまり、なにか食べてる余裕がない!(私は)
というわけで今まではボトルに普通の水を入れていただけでした。
しかし乗鞍ヒルクライムの際に給水所でもらったスポーツドリンクがめちゃくちゃ美味しかったことで、ちょっとひらめきました。
ボトルにスポーツドリンクを入れていけばいいんじゃない?
特にポカリスエットはアクエリアスやDAKARAより糖分量が多いらしいです。
レースで疲れている体に糖分を与えてあげることは実に良いことでしょう。
なおかつ飲料水なので、体にしみ込みやすい。
エナジージェルは?
個人的にこのWINZONEって味が好きです。
封を切るのも口でピッとできるので手軽ですし、ごくごく飲まなくて良いのでヒルクライムにはうってつけかもしれません。
ただ、私はへたくそなのでレース中にバックポケットから器用に取り出せるのか、ゴミをちゃんとバックポケットにしまえるのか、いまいち自信がないのでほとんど使ったことがないです(;^ω^)
お店でオマケでもらったのが1個残ってるので、今度また食べようかな?
賞味期限が3か月ほど前ですが・・・。
BCAAって体にいいらしい?
なにやらBCAAがが体にいいらしいと聞いて、ドリンクに溶かす粉タイプを買って持っています。
しかし何も考えずに買って飲んでいましたが、BCAAは飲むタイミングが重要らしいのです。
必須アミノ酸BCAAは、筋肉のエネルギー源になるらしいです。
よくわからんけど・・・。
理屈はよくわかりませんが、BCAAは運動の前に摂るのが最も効果的と言われています。
大塚製薬などいろいろなメーカーのサイトを見ても、運動の30分前が特に良いと書かれています。
また長時間の運動では、運動中に飲むのも効果的とのこと。
ただし運動中に飲むとやや胃もたれする場合もあると聞いたことがあります。
ヒルクライムのレース中は、普通のスポーツドリンクのほうが良いんじゃないかと最近思っています。
私はアミノバイタルのBCAA入り粉タイプをドリンクに溶かして飲んでいた時期がありましたが、確かに胃にもたれる感覚がありました。
スポーツドリンクのようにスっと入ってこない感じがするんですよね。
粉飴もいいかもしれない
以前とある自転車サイトの懸賞で、粉飴が当たりました。
粉飴とは、でんぷんをベースにした純粋に炭水化物を補給できる、ドリンクに溶かして飲む粉末です。
本来はタンパク質や脂質制限などのある、手術直後の患者さんのためのエネルギー補給食品だそうです。
スポーツドリンクに混ぜればより大きなエネルギーを速やかに補給できる、オリジナルドリンクが作れます。
これならレース中にいちいちなにか食べなくても、ドリンクでエネルギーが補給できますね。
基本的に味がほとんどしないため、どんなドリンクにまぜてもOKです。
逆に、ただの水に混ぜるとほんのわずかに感じるビミョーな味が気になるかもw
メーカーによるかもしれませんが、冷たい水にはやや溶けにくいのが難点でしょうか。
お湯だと一瞬で溶けるんですけどね。
冬場はお湯で溶かしてもいいんですが、夏はちょっとなあ。
ゴール後のごほうび補給食も忘れるな!
ゴールしたらアレを食べよう!という目標があるだけで、最後のひとふんばりが違います!
主催者から配られる飲食物もありますが、自分で用意したとっておきのおやつがゴールで待っているとなれば、ラストスパートも頑張れるでしょう。
難点は、前日から荷物を預けなくてはならない場合、日持ちのするものしか選べないということですねw
あま~いケーキなんか食いたい!
しかしそれはさすがに無理というもんでしょうか(;^ω^)
まとめ
補給食と言っても、人それぞれ好みやこだわりがあると思います。
コンビニが確実にあるルートなら、コンビニでの買い食いが体も心も補給できて良いかもしれません!
甘いケーキや和菓子、アイスなんかもサイクリング中だからこそ許される贅沢です!
なにしろそのあとも走ってガンガン消費しますから、普段は我慢している甘いものもバッチリ楽しめますね(*´ω`)
とは言え、帰宅後の夕食に山盛り食べすぎるとせっかく走って消費したカロリーが帳消しどころか結局太ってしまうので気を付けましょうwww