自転車で少しでも楽に坂を登る方法①~メカ編~

サイクリングをしていると、どうしても避けられないのが坂道!

弱虫ペダルの小野田くんのように笑いながらグルグルグルと登れればいいんですが、普通はそうもいきませんΣ(゚Д゚)

自分もロードバイクに乗り始めた1年前、まるで坂が登れなくてヒーコラ言ってました(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ

しかしいろいろな坂道を走っていたら、少しでも楽に登れるコツがわかってきたような気がして、ヒルクライムの大会でなんとか年代別の真ん中くらいで走れるようになりました。

まだまだ初心者の私ですが、初心者による初心者のための坂道テクニックを紹介したいと思います!

 

 坂道 

 4種類のコツ 

私が走り始めた頃、坂道を登れなくてまず考えたのが「筋トレだ!!山は筋肉で登るんだ!!」でした。

こういう風に考えてしまう人、それなりに多いんじゃないでしょうか?

重いギアを筋肉で踏みつけることが山を登る秘訣・・・ではないんですね!

なぜならば、クライマーと呼ばれる山登り専門のレーサーはヒョロヒョロです。

もちろん見た目はヒョロヒョロでもインナーマッスルはとてつもなく鍛えられているんですが、少なくともムキムキマッチョマンの人はヒルクライムレースで勝てません。

つまり、山は筋肉だけで登るものじゃないんです。

  • カニカル(機材)
  • テクニック(技術)
  • メンタル(精神)
  • フィジカル(肉体)

この4つの基礎それぞれで自分ができる範囲で上達させると、今までよりぐーんと走りやすくなるハズです!

 

 メカニカル編 

 今日はメカニカル編です。 

車が好きな人は頭文字Dなんかで、登りは軽量化が有効だ!なんてのはよく知られていますよね。

もちろんロードバイクでも同じで、例えばマウンテンサイクリングin乗鞍のコースでは1kg軽量化すると1分速くなると言われています。

サイクリングでタイムなんてどうでもいいですが、タイムが速いということは楽に登れるということでもあります。

 

 簡単に軽量化しよう! 

自分が身につけている服、普段遣いのサイフ、いくらか軽量化できるところはあるかもしれません。

例えば普通のシャツとパンツで走っているなら、自転車用のジャージやレーパンにするとそれだけでも軽量になるかもしれません!

サイフも、普段使っているしっかりしたものから、100均のようなペラペラのものに最低限の中身だけにすればもっと軽い!

まずはお金をかけずに軽量化できるところを探してみましょう!

ただし、くれぐれも安全にかかわる部品や装備は外さないようにしましょう(;^ω^)

 

 ホイールとタイヤは効果絶大! 

効果が体感できるホイールは3万円台からが一般的と言われています。

明らかに違うので、初心者でもわかるレベルです!

私は初めてホイールを換えた時に笑っちゃうくらい進むし登れることが楽しくて、適当に坂道を走りまくっていたら迷子になりかけました。

 

 カセットスプロケットも見直せる 

先日カセットスプロケットについて書きましたが、山を登りやすくなる11-34Tなどのギアに交換するのもアリです。

もちろんクランクも50x34Tなどのコンパクトもあります。

ディレイラーが対応しているかなどの問題もありますので、まずは自転車屋に相談するのがいいでしょう。

 

 しかし、パーツ沼には気をつけて 

軽量化が楽しくなると、だんだん軽量化そのものが目的になってしまい、5g落とすのに数千円とかとんでもない世界に旅立ってしまいます(ヽ´ω`)

もしパーツ交換で軽量化の恩恵を受けるなら、まずはホイール、次にタイヤ、そしてギアの見直しが良いでしょう。

それ以外のパーツはよほどタイムを狙うでもなければ、サイクリングに影響するレベルのものは少ないと思います。

 

 まとめ 

というわけで、今日は機材編でした。

私も100km2000mUPを走れるようになりましたが、フレームもそこそこだしタイヤホイールもそこそこいいのにしたりしてるので、機材にかなり助けられています

機材をいくつかピンポイントで換えると、今までより劇的に楽になる場合がありますから、自転車屋などで相談されてみてはいかがでしょうか!

 

 

次回はテクニック編です!

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