大鹿村をサイクリングしたら獲得標高2,650mになった件

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濃霧スタート

ライドオーン!

自転車の点検も無事終わり、土曜日が晴れるなら走るしかないでしょ!というわけで5時起きの7時スタートでサイクリングしてきました。

 

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STRAVA ルートビルダーでルート構築

www.strava.com

ロードバイクに乗り始めて知ったSTRAVAというサイト↑ですが、主に走行記録に使っていました。

しかし最近ルートビルダーという機能を知り、さっそく試してみました。

ルート構築がとても簡単で、距離や獲得標高、目安時間まで出るのでかなり便利ですね!

自分にとって走れそうかどうかひと目で分かるのが嬉しいです。

さらにGoogleMapのストリートビューで道路状況を見ておけば、路面のおおまかな様子や、方面看板など交差点の目印を把握できるので迷いにくいです。

Googleアカウントがあればすぐにログインできますから、自転車に乗る方にぜひオススメです!!

ちなみに、飲用できる水道水を補給できるポイントがどこにあるかあらかじめチェックしておくと、いちいち自販機で飲み物買わなくてすみます。

長野県の山の中だと自販機はおろか水道水の確保すら難しいんですけどね(;^ω^)

 

さて、そんなわけで朝7時にスタートしました。

この時期の伊那谷は晴れる兆候として朝の濃霧があります。

服が濡れるほどの霧ですからLEDフラッシュライトで安全確保(^ω^)

 

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彼岸花秋桜で秋を感じる

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道の脇からは「朝もや」が立ちのぼっていました

今日は長野県道18号線から県道22号線を西に走り、小渋湖を越えて国道152号線へ出ます。

県道22号線では静かな農村なども通り、秋の朝を感じさせる気持ちのいいサイクリングでスタートできました(^ω^)

ちょっとした峠を越えるためにずっと登っていくんですが、思ったより気温が上がらずずっとウインドブレーカーを脱ぐことが出来ませんでした。

 

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戦闘機墜落の地!?

 

radikanchosatai.naganoblog.jp

今まで伊那谷に住んでいてまったく知りませんでした。

こういう新たな発見があるのも、サイクリングならではです。

 

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!?

まずいですよ!

こういうしょーもないのを見つけてしまうのもサイクリングです。

 

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避けては通れない、険しい伊那山脈

県道22号線に限らず、国道153号線と152号線の間を行き来するには、必ず伊那山脈を越えなければなりません。

これが実に険しい山で、山々の標高は1,500m前後なんですがかの有名な中央構造線を含む山のためか、途中から猛烈に険しい山に変わります。

どこを通っても落石を免れず、特に小渋湖周辺は常に落石の危険があり道路上には鋭利な小石がゴロゴロしているので自転車はパンクによく気をつけなければいけません。

2019年4月19日にもトンネルの坑口付近に自動車サイズの落石があり一時通行止めとなりました。

minamishinshu.jp

小渋湖沿いのメインルート県道59号線はこれまで幾度となく通行止めを余儀なくされてきましたが、リニア新幹線の関連工事として大幅な道路改良や新規トンネル工事が驚くようなスピードで行われています!

とは言え自転車にとって長いトンネルは少々恐い(工事のためダンプが多数通過する)ので、悩みどころではあります(;^ω^)

長い新トンネルも落石の多い旧道も、気軽に走りたくないルートなんですよねー。

 

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道の駅「歌舞伎の里大鹿」

さて、険しい山越えをして大鹿村の真新しい道の駅にやってきました。

昔はこんなのなかったから、ほんと最近なのかな。

売店などは朝8:30から開店しているようですが、なんとトイレも屋内のためそれより早く来るとトイレに寄れない(たぶん)という珍しい道の駅ですw

レストランは開店時間が短いので、かなり計画的に行動しないと食べられません。

久しぶりに難易度の高そうな道の駅だぜ!

 追記:写真右奥にもう一つトイレ棟があるので、夜中でもトイレは使えそうです。

自販機も外にある(あつお君の左上あたり)ので給水もOK。

 

この時点で9時でしたが、大鹿村は実に涼しく・・・というか寒く、まだまだウインドブレーカーは脱げません。

ボトルに水を補給したり休憩して、国道152号線を北へ向けて出発です。

 

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分杭峠に到着!

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分杭峠を南側から見る

国道152号線は広い部分もありますが、かなりの部分が離合困難ないわゆる「酷道」です。

かつて秋葉古道というのがあり、その道跡を利用して作られた国道ですから設計も古く、今どきのドライバーにはかなり難所と言えるでしょう。

なにしろ国道152号線を通して2カ所、開通不能となり林道を迂回路として事実上峠越えを諦めた区間もありますからね。

今でもときおり災害で通行止めになる難所の国道です。

 

ちなみに分杭峠にはゼロ地場だとかパワースポットだとかよくわからないのがありますが、そんなもん感じたければここらへんをサイクリングすれば嫌と言うほど得られるので、スルー!

 

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道の駅「田切の里」でお昼

県道49号線を一気に駒ヶ根市まで下り、お昼です!

実は駒ヶ根にちょっと気に入っている個人経営のレストランがあるんですが、4回行って開いてたのが1回だけなんですよねえw

今回も準備中だったので、田切の道の駅へやってきました。

ここはバイクラックがあるんですが、小さいフレームにちょうどいいサイズのラックなので個人的には助かります(;^ω^)

ところでなんとなく食べたくなってしょうが焼き定食なんか頼みましたけど、キツいサイクリングのときに肉だの生野菜だの消化の悪いものはどうかと思いますねw

腹持ちはいいんでしょうけど胃に負担がかかります(´Д`)

 

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地元の酒屋で休憩

さて、田切の里をあとにし県道18号線を陣馬形山ヒルクライムの舞台となった中川村まで南下しようと思ったら、なんと通行止め!

それも1月15日まで・・・長すぎでしょ!

まあこの区間だけ異常に険道なので、どうせならしっかり直して欲しいところですが、無理だろうなw

 

仕方ないので、たまには違う道を走って帰ろうかなと思い一気に丘を登り、普段はあまり走らない山麓線を通って帰りました。

道の駅の時点で80km、峠などもいくつか越えてきたのでさらに山麓線の追い打ちは体力的にかなりキツい!

なんとか山麓線のアップダウンをやりすごしましたが、家の近くまで来てそのまま帰るんじゃつまらないということで、地元の酒屋で休憩したらちょっと迂回して坂をもうひと登りして帰りました。

もう、最後はイロイロ終わってましたねー(遠い目

 

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獲得標高は2,650m!

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分杭峠のとこだけ突出してるな・・・

今回、自身の獲得標高の記録を突破しました。

まーしかし、これが今の自分の限界かなー、と(´Д`)

暑すぎないいい季節で限界を感じるってことは、今はこのくらいの実力ってことなんでしょうね。

160km 3000mUPとかやってみたいんですが、ちょっと無謀ですね。

逆に言えばここまでは走れるってわかったので、次からのルート作りの参考になります。